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三宅島、1984年。

2000年の噴火から再興しつつある三宅島ですが、
火山ガスなどの影響からか、いまだにキャンプができるような状況ではないようです。
1983年にも大きな噴火があり、多くの家屋や森林が溶岩に呑まれました。
ただ、そのときは火山ガスの噴出はなく、
比較的早い時期に日常を取り戻したようでした。
翌1984年に訪れると、島はすでにゆったりとした時間に包まれていましたが、
溶岩が走り去った後は、ほぼ手つかずのままとなっており、
そのギャップがかえって、島の現実をクローズアップしているような気がしました。

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車道を分断するように流れていった溶岩

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学校の廊下を突き破ったところで止まった溶岩流

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白骨のような姿となってしまった三宅の森

島の完全復興を願いつつ。
三宅島。1984年。
by apolro | 2010-08-03 09:48 | 旅の日々 | Comments(0)

今日の旅、昔の旅、そして狭間のよしなしごと。

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