2010年 09月 07日
利尻の釣り、3日目。
利尻島には大きな河川はなく、
点在する小さな川も夏の間は、たいてい涸れてしまっているようです。
そんななか、地形図とにらめっこして
少しでも水が流れていそうな川に目星をつけて、
島内バスで向かいました。
バスのなかでは僕たちが釣り竿を持っているからでしょう。
地元のおばあちゃんが「鮭を釣るならもっと手前で降りなくてはダメだよ」
と、アドバイスしてくれました。やっぱり地元は鮭なんですね。
バスを降り、細いながらも水が流れている沢を見つけて藪に踏み入ります。
水はびっくりするほど冷たい。雪解け水なのでしょう。
しばらく歩くと小さな堰堤があり、下はいかにもな淵になっています。
さっそくそこでミミズをハリに刺して流しこむと……。
一発で来ました! イワナです。
再び仕掛けを流すとまたアタリ! 入れ食いです。
サイズ的には小さなのが多いのですが、
ときどき23センチほどのが掛かって、慌てさせてくれました。
北東北から北海道にかけては水温が低いため、
海からちょっと遡ったところに渓流魚がいます。
なので、利尻島でも水が流れている川さえあれば、
可能性はあると思ったのですが、正解でした。
利尻島/北海道。2010年