2014年 04月 08日
レンギョウと高村光太郎。
丈夫なのでこの季節はあちこちで咲いています。
ただ、見かけるレンギョウのほとんどは、
シナレンギョウや、チョウセンレンギョウといった外来種で、
ヤマトレンギョウやショウドシマレンギョウなどの固有種は絶滅危惧種なのだとか。
ちなみに先週の4月2日は詩人・高村光太郎の命日でしたが、
彼の命日は「連翹(れんぎょう)忌」と呼ばれているそうです。
晩年、中野区桃園町をアトリエにしていた彼が、
庭に咲く花を見て、「あの花は何?」と質問したからとか、
彼の棺の上にレンギョウの花が捧げられたからとも言われています。
季節的にはツジツマは合っていますね。
栃木県。2014年。