2014年 05月 11日
古書市で『西上州の山と峠』を入手。
書名の通り、「西上州」の山と峠をテーマにした記録です。
西上州は、群馬、長野、埼玉にまたがり、
山歩きが好きな人でも、
知らない人はまったく知らず、
知っている人はたいてい大好物というのがこの山域です。
食べ物にたとえると稀少な酒の肴、
鮎のうるか(しかも白うるか)みたいなものでしょうか。
しかし、僕もシブイ本を買うようになっちゃったな。
この本が刊行された1982年当時、
僕も高校山岳部に所属してそこそこ山には登っていましたが、
さすがに西上州に手を出すほど早熟ではありませんでした。
鮎のうるかも知らなかったし。
巻末に、「奥多野館」や「今井屋旅館」をはじめ、
この山域の宿が粗い写真とともに20軒以上紹介されています。
今、このうちの何軒が営業を続けているのだろう。
東京都。2014年。