2014年 11月 20日
「焼かない食パン9年間」の呪縛は解けたか。
いわゆる食パンというやつだけがどうにも好きになれなくて、
それはたぶん義務教育の9年間に、
トーストしてないフニャフニャの食パンを
給食で食わされ続けてきたためだと思います。
それが戦後のアメリカによる、
「日本人の食生活を買えて小麦をドンドン買わせてやろう作戦」に
よるものだと知ったのはすいぶん後のこと。
さらには酢の物やホウレンソウのゴマ和えをおかずに
パンを食べさせられたのですから味覚もメチャクチャになろうというものです。
でも最近、トーストにした食パンを久しぶりに食べたら、
意外に悪くないなと思えました。
やっぱり食パンというのはトースト前提のパンなんだな。
とくに、電気トースターではなく焼き網で焼いたものはよろしいですね。
本当は炭火が一番美味しそうだけど、
毎朝炭を熾すのはタイヘンすぎるので、ガスコンロで。
パンが焦げる香りが台所に漂うのがよい感じ。
今週からは石油ストーブも稼働し始めたので、
その上で焼くのもいいな。
さっそくストーブの天板に合うサイズの焼き網探さなくちゃ。
東京都。2014年。