2016年 04月 06日
硫黄島で魚釣り。
なんかしら釣り道具を用意することが多いです。
実際には使わないこともままあるのですが、
うまくいけば地産の食料が調達できますからね。
ただし、荷物が膨れあがるので道具は厳選。
釣り竿とリールと、最小限の仕掛けのみ。
クーラーボックスも持っていかないので、
いきおい釣りの時間は、
食事前ということになります。
こんなことを書きながら、
冒頭の写真をアップしたりすると、
いかにもこの魚を釣ったみたいですが、
それはウソ。
釣ったように見せているインチキ写真です。
実際にはイケダ作戦で入手したもの。
イケダ作戦とはなにか。
まず同じ釣り場で魚を釣った人がいたら、
速やかに忍び寄り魚種をチェック。
(これ重要。フグだったりしたら台なしです)
続いて「わー、○○じゃないですか! すごいですねー!」
と褒めそやす。
すると得てして、
「昨日もここで入れ食いだったし、よかったらあげ……」
「いただきます!」
とまあ、こんな感じ。
友人夫婦にこのワザの名手がいて、
防波堤を往復しただけで、
30センチオーバーのメジナをぶら下げてきたり、
小さな商店に入ると、
店頭には出ていない、
売り物ではない自家製の酒盗を瓶に入れて戻ってきたりするので、
彼らへのリスペクトをこめてこの作戦名を名づけています。
硫黄島でもそのイケダ作戦が見事に炸裂。
すぐさま刺身へ。
絶品。
薩摩焼酎の絶好の肴となってくれました。
鹿児島県。2016年。