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硫黄島の産業遺跡。

f0217617_1415368.jpg
硫黄島行きの村営船が硫黄島港に入港する直前、
手前の岸壁の上に黒々とした古い建物が見えました。
窓ガラスも入っていなくて廃墟状態。
翌日、その廃墟を訪問してみると、
これはまがうことなき廃墟です。
もともとは何かの工場だった気配があります。
ずいぶん長い間、
風雨にさらされてきたのでしょう。

f0217617_1421193.jpg
コンクリートは崩れ落ち、
内部の鉄骨が剥き出しになっています。

f0217617_1423130.jpg
ちょっと入るのに勇気が入りますね。

f0217617_1424783.jpg
なかをのぞいてみると、
雑然とした倉庫状態。

f0217617_143783.jpg
部分的に内壁が剥がされいる部分があり、
そこからはレンガが顔をのぞかせています。

f0217617_1432113.jpg
配電盤?
いくらなんでも、もう通電はしていないと思いますが。

f0217617_1434149.jpg
なかには謎の粉が干されて(?)います。

f0217617_1435562.jpg
外の煙突らしきところに設置されたハシゴ。
真っ赤に錆びて、
あちこち欠損しています。
これは登りたくないなあ。

f0217617_1441485.jpg
周囲の荒れ地にもなんらかの遺構が。

f0217617_1444686.jpg
海側へ出てみると、
岩場にもなんらかの加工の跡が見られます。

後ほど、島の人にこの産業遺跡について教えてもらいました。
硫黄島はその名前からもわかるように、
硫黄の産地としても知られています。
江戸時代、島津藩にとっては貴重な財源のひとつだったとか。
明治に入ると本格的な近代採掘が始まり、
硫黄岳の頂上付近から運ばれてきた硫黄鉱石は、
ここまで運ばれ、
そこから船で島外に搬出。
硫黄の採掘は昭和39年(東京オリンピックの年!)まで続けられたそうです。
その後、南島オパールという会社(素敵な会社名)が、
硫黄に代わって珪石の発掘を始めたようです。
珪石といえば、ガラスなんかの原料ですね。
そかしそれも長くは続かず、
使われていた工場はそのまま風雨にさらされ今に至る、
ということのようです。
現在残っている遺構がいつの時代のものかははっきりしませんが、
「今は資材置き場や駐車場に使ってるだけ!」と、
島の人はあっけらかんと話してくれました。
鹿児島県。2016年。
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by apolro | 2016-04-13 14:06 | 旅の日々 | Comments(0)
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