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『不滅の映画音楽集』とワタクシ。

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なんだか急にサントラの『いそしぎ』を聴きたくなってしまい、
持ってなかったかなとCD棚をガサゴソしてみた。
気に入った映画のサントラは
たいていCDで買っているはずなのに、
ないということは買っていないんだな。
ならばいっそDVDで映画ごと買っちまうか、
1960年代の映画ならもしかしたら
980円シリーズとかであるかもしれないぞと思って調べたら、
これがないんだね。
そこそこの名作なのに、
なんか事情があるんですかね。
じゃあCDのサントラ盤はどうだと探してみると、
これも現行版はなくて、
中古版が5000円以上のプレミア価格。
こうなるとどうしても聴きたくなって、
そこで聴いた悪魔の囁きが、
「名曲映画音楽が山ほど入ってこの価格はお値打ちですよ、奥さん!」
みたいな『不滅の映画音楽全集』という2枚組。
入っている曲はけっこうすでに持っているやつと重複するけど、
ま、いっか、たまにはこんなのも、
と、買ってみました。
そして聴いたみました。
オ、オリジナルじゃねえ……。
子どものころ、百恵ちゃんやらアグネスやら、
当時の流行歌がどっさり入ったカセットを見つけて、
嬉々として買って聴いてみたら、
歌っていたのが、
わけのわかんないオバハンだったとき以来のショックですよ。
でも、まあ、このお値段でオリジナルを入れるのは無理か。
僕も大人になりました。
懐事情もあるのでしょう。
そこまではまあいい。
しかし、入っていた曲がみんな、
オリジナルじゃないだけでなく、
アレンジもビミョーにオリジナルと違うのはどういうわけだ?
オリジナルのまま演奏して
売ってはいけないという規則があるのか。
それとも影武者演奏者の意地か。
そういえば、演奏者名も書いてないなこのCD。
トホホ。
東京都。2016年。
by apolro | 2016-08-16 18:02 | 旅の道具、日々の道具 | Comments(0)

今日の旅、昔の旅、そして狭間のよしなしごと。

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