2016年 08月 20日
お帰りは水上飛行機で。
島からバンクーバーまでは
水上飛行機の定期便があるというので、
それを利用することにした。
定員はたぶん6人ほどではなかったか。
シートは山手線のような対面式のロングシート。
もちろん乗員はパイロット一人きりなのだが、
離陸前に「アテンション・プリーズ」といいながら、
保温ポットからコーヒーを注いでくれたのは、
ちょっと微笑ましくて笑ってしまった。
途中、別の島に降りて、
そこでまた乗客を乗せてバンクーバーへ。
そしてもうすぐバンクーバーに着くというときになって、
あれっ? と思ってしまった。
今自分が乗っているのは水上飛行機。
当然、離着陸は水の上。
バンクーバーの空港は、
昔は日本からヨーロッパへ向かう
旅客機の中継地になっていたぐらいだから当然地上。
どうやって降りるんだ?
フロート(水上飛行の下についている下駄)から
車輪が出てくるのだろうかなどと考えていたのだけれど、
着いてみて納得。
バンクーバー空港のすぐそばには、
水上飛行機離着陸用の水路があったのでした。
そりゃあそうか。
あれだけ水上飛行機が普及している国だもんね。
ソルトスプリング島/カナダ。1995年。