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黄葉の飯縄山とテングノムギメシ。

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長野県の飯縄山の山道は黄葉に包まれていました。
この付近の地名は「飯綱」なのに、
山の名前だけはなぜか「飯縄」で、
よみかたはどちらも「いいづな」という不思議。
この「いいづな」という名前は本来は、
「飯砂(いいずな)」に由来するそうで、
その飯砂というのはそもそもなんなのかというと、
「食べられる土」として知られる「テングノムギメシ」のことなのか。
さらにさらにテングノムギメシとはなにかといえば、
信州地方でまれに採取される、
土中の菌類や藻類が集合体となった塊。
過去には飢饉のときの救荒食としてや、
修験者が食用にしていたという話も伝わっています。
最近ではめっきり少なくなって、
場所によっては天然記念物の指定を受けているようです。
どんな味なのか、
一度食べてみたい気もしますが、
きっと想像しているだけのほうが美味しいんだろうな。
長野県。
by apolro | 2016-10-24 17:07 | 旅の日々 | Comments(0)

今日の旅、昔の旅、そして狭間のよしなしごと。

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