旅と暮らしの日々 by sato tetsuya


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山中にひっそりと佇む「ユガテ」集落。

f0217617_1235527.jpg
奥武蔵にある風変わりな地名として
よく知られているのが「ユガテ」。
そのままのカタカタ表記が正式名称である。
昔、この地からは湯が天に向かって湧きだしていて、
「湯ヶ天」が転じて「ユガテ」になったという説があるが、
現在この場所に温泉が湧いていたという記録はないし、
そもそもなぜカタカタに転じたのかという理由もわからない。
もともとこの界隈は、渡来人やアイヌ由来の地名が多いとされ、
「越辺川(オッペ)川」という川の名前は、
アイヌの言葉に由来しているといわれたり、
「高麗」という地名はそのものズバリ、
渡来人が住み着いたことから名づけられたことがわかっている。
そして。
最寄り駅から山道を歩くこと約1時間。
山中に唐突に現れた小さな平坦地がユガテだった。

f0217617_1241589.jpg
時間は午後3時に近かったが、
周囲にはそれほど高い山もないせいか、
冬とはいえ集落にはまだ日がよく当たっていた。
以前はもっと多くあったのかもしれないが、
現在確認できる家は2軒。
家の敷地以外の平らな土地は、
ほとんど畑に利用されている。

f0217617_1243552.jpg
この畑で収穫されたものだろうか。
無人販売所には大根と柚子が並べられていた。
大根は一本100円。
「ユガテ高原」という表記が微笑ましい。
このユガテという地名の由来に関しては、
いまだ決定打となる説は聞いたことがないが、
同じ飯能市内には、
字地名とはいえ「タガテ(飯能市大字虎秀字タガテ)」
という地名もあるらしい。
ちなみにこの「虎秀」という戦国大名の名のような地名も、
十分ただものではない気配を漂わせている。
それ以外にも「ショガテ(こちらは場所を同定できず)」という地名もあるようで、
どうも3つの地名の最後がすべて、
「ガテ」で韻を踏んでいるのが、
なにかのヒントになるのではないかと妄想してしまう。
ちなみにハングル語では、
「ガテ」というのは、「〜と同じだ」とか「〜のようだ」の口語表現らしいのだが、
さて、真実は何処に?
埼玉県。2016年。
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by apolro | 2016-12-05 12:08 | 旅の日々 | Comments(0)
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