旅と暮らしの日々 by sato tetsuya


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日原峠を下って甲州へ。

f0217617_118552.jpg
笹尾根を日原峠まで歩き、
そこから南へ下って棡原の集落へ。
尾根を一歩下ればそこはもう山梨県。
日当たりのよい道を少し行くと、
路傍に馬頭観音の石碑が立っていた。
馬頭観音には旅行途中で死んでしまった馬の供養のためとか、
転じて道中の安全を祈るためとかの意味合いがあるが、
いずれにせよ、
古くからこの峠を馬が往来していたのだろう。
この石碑には「大正三年九月」と刻まれているので、
当時はまだ馬が利用されていたのかもしれない。
「左・人里」「右・山道」と、
具体的に指導標としての役割も込められているのが現代っぽい。
ちなみにこの場合の「人里」は一般名詞の「ひとざと」ではなく、
峠の反対側、檜原村にある人里(へんぼり)集落を指すものだろう。
「山道」は峠を目指さない、いわゆる仕事道か。
「人里」を「へんぼり」と読ませるのもなかなかすごいが、
一説によると大陸系の呼び名に、
あとから漢字をやや強引にはめたのではないかとのこと。
奥武蔵の「ユガテ」という地名にもちょっと通じる。
東京都。2017年。
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by apolro | 2017-01-26 11:09 | 旅の日々 | Comments(0)
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