旅と暮らしの日々 by sato tetsuya


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佐渡島を遠く眺めて。

f0217617_1025545.jpg
これまで北は利尻島から南は波照間島まで、
いろいろと国内の島を旅してきたが、
どういうわけか佐渡島には行ったことがない。
理由のひとつとしては、
東京からだと、
その気になればいつでも行けるという安心感があるのだろう。
そしてもうひとつは島としての大きさ。
東京23区よりも大きなその面積は、
僕の物差しでは、
島というにはあまりある規模だ。
そんなこの島に、
かつて山釣りの楽園があったという。
島の北部、大佐渡山地には標高1000メートルを越える山が聳え、
そこからは周囲の森からの栄養を湛えた
豊かな川が海へと向かって流れていた。
そこにはイワナやヤマメといった渓流魚があふれるように泳ぎ、
にもかかわらず島の人々は彼らにはまったく無頓着だった。
それはそうだろう、
周囲は豊穣な日本海に囲まれているのだ。
漁労の場所としてあえて山中の川を選ぶ必要はない。
そんな島に数十年前、
本州の釣り人が訪れ、
そして楽園を「発見」した。
コロンブスの新大陸発見よろしく、
彼の報告を受けた大勢の釣り人が佐渡島に殺到、
そして楽園は消えたという。
もちろんそれ以外にも、
度重なって行われている河川工事の影響も大きかったのだろう。
楽園はいまどうなっているのか。
わずかでもその残滓は見られるのか。
最近、脈絡なく読んだ何冊かの釣り紀行に、
佐渡島に関わる記述があった。
それを読むかぎりでは、
伝説はすでに伝説でしかないようでもあり、
そのなかにはまだ生ける伝説も残っているようでもある。
そろそろ佐渡島に赴くときが来たのかもしれない。
東京都。2017年。
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by apolro | 2017-03-10 10:29 | 日々のなかの旅 | Comments(0)
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