2017年 12月 26日
登山道で感じた視線。
周囲の見晴らしが一気によくなる。
そろそろ下山口かなというところで、
急に強い視線と気配を感じて脇を向くと、
そこにはイノシシの群れ。
その数およそ10頭。
柵に囲まれているのは、
罠猟かなにかで生け捕りにしたものか、
それともうり坊のころから育てたのか。
全員がこちらを凝視しているのは、
警戒態勢、あるいはエサくれ態勢なのだろうか。
今の時期、
この周辺にはイノシシ料理を出す店がある。
猟期とはいえ毎日必ず捕獲できる保証はないだろう。
とすると、
こうして保険的飼育しておいて、
場合によってはここから出荷ということもあるのだろうか。
いや、ただ単にペットとして飼育しているだけかもしれないけれど。
いずれにしても逃げ道のない登山道で、
こんなのに突進されたらひとたまりもないなあ。
埼玉県。2017年。