旅と暮らしの日々 by sato tetsuya


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2017年 04月 26日 ( 1 )


喜界島に来た理由。

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「なんでこの島に来たの?」
あまり観光客がいない島を訪れるとよく聞かれる質問だ。
そしてそのたびに、うまく説明できずに困ってしまう。
けれども今回の喜界島は、
理由はともかくきっかけはあった。
それは今から20年以上も前の1995年のこと。
取材で初めて奄美大島に出向いた僕は、
マウンテンバイクやカヤックで島のあちこちを飛び回っていた。
そんななか、シーカヤックで笠利湾を渡っていたときに、
突如僕たちの上空を飛行機(飛行艇だったか?)が旋回しだして、
スピーカーでなにやら叫びはじめた。
しかし距離がありすぎるのと、
海風の風切り音に遮られて内容は聞き取れず。
湾内だし、まさか遭難者と間違われているわけでもなかろうと、
とりあえずパドルを振り回して、
挨拶を返しておいた。
そしてやがて浜に帰りつき、
シーカヤックを片付けていると、
そこに地元の人がやってきて、
「よかった! 無事だったか!」と肩を叩かれた。
なんのことかわからずにきょとんとしている僕たちに、
彼らは「さっき大きな地震があってね、津波警報が出たんだよ!」
と語った。
1995年の喜界島地震である。
奄美大島の東方約25キロに位置する喜界島近海で
マグニチュード7近い地震が二度起こり、
場所によっては3メートルの津波も観測されたという。
なるほど、それであの飛行機も納得だ。
あれはおそらく海上保安庁のもので、
僕らに避難を喚起していたのだろう。
そんなこととは露知らず、
そのままツーリングを続け、
津波にも気づかなかった呑気な僕たちだった。
そして僕はそのとき初めて「喜界島」を知った。
今回、島の人にその話をすると、
なんとなく島に来た理由を納得してくれたようだった。
いや、あいかわらずなにも説明できてはいないのだが。
喜界島/鹿児島県。2017年。
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by apolro | 2017-04-26 13:11 | 旅の日々 | Comments(0)