旅と暮らしの日々 by sato tetsuya


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2017年 06月 15日 ( 1 )


怪しいリサイクルショップの話。

f0217617_1028321.jpg
2カ月に一度くらいの間隔でかかってくるうさん臭い電話がある。
同じ業者かはわからないけれど、
内容はほぼ一緒。
「最近、お宅の近くに店を出したリサイクルショップなんですが、売るものがなくて困ってます。なんでもいいんでいらないものありませんか?」
かけてくるのはたいてい若い男女だ。
バイトなのか。
電話越しには、ほかの何人もが電話をかけてるザワザワ感が聞こえる。
「ないです」と返答すると、
「穴の空いた靴下でもいいんです!」
そこまでいうと逆に嘘くさいだろ。
これ、おそらく最近問題になっている
詐欺まがいのリサイクルショップだね。
この電話でなんとか訪問査定のアポを取ると、
あとは部屋に上がり込んで物色。
穴空き靴下なんて見向きもしないで、
金になりそうなものを探す。
とくに貴金属が狙われやすいそうで、
見つけたら破格(もちろん安いほうね)の値段での買取を強要。
サインするまで長時間粘り続けるというもの。
たぶん古い電話帳やらなんやらの名簿をチェックして、
一戸建ての家を狙いうちにしているんだろうな。
都心の、戦後に建てられたような一戸建てには、
いろいろお宝が眠っているだろう。
そしてそんな家に住んでいるのは高齢者が多いだろう。
チョロいぜ。
とまあ、そんな感じなんだろうね。
こちとら若くはないが、
まだまだそんな手に引っかかるほどお人好しになっていない。
というか彼らが狙うようなものはうちにはなーんにもないんだけどね。
そしたら昨日、
とうとう電話でなくアポなしで直接現れた。
玄関で「すませーん」という声がするので、
誰だと思っていってみると、
ひとりのおっさんがもう玄関内に入っている。
おいおい、その時点で犯罪だぞ。
優しい、一人暮らしのおばあちゃんだったりしたら、
この段階で家を出てもらうのに苦労するかもしれない。
僕がやや目を三角にしつつ応対に出ると、
おっさんもちょっと予想外だったらしく、
「えーと、リサイクルショップですけど、なにか、いらない……」と、
なんだか歯切れが悪い。
もう間髪いれずに「ナ・イ!」と応えるとそそくさと帰っていった。
この輩で困るのは、現状では完全にブラックといいきれないところ。
無理強いされたのではなく、
即決で売ってしまったら普通に商談だものね。
あとからバカ安い値段で売ってしまったと気づいても、
それは古物商や古書店と同じ扱い。
自分の目が効かなかっただけ。
そして、一般のリサイクルショップもいい迷惑だろう。
皆さん、お気をつけを。
東京都。2017年。
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by apolro | 2017-06-15 10:32 | 日々のなかの旅 | Comments(0)