旅と暮らしの日々 by sato tetsuya


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2017年 10月 05日 ( 1 )


スクールバスに乗って。

f0217617_1025482.jpg
フィンランドのロングトレイル『カルフンキエロス』へは、
飛行機でヘルシンキへ、
そこから国内線でクーサモへ、
さらに空港バスでルカへ。
ルカからスタート地点であるハウタヤルビ村までは、
路線バスで約1時間ほどの距離なのだが、
これが極端に便数が少なく、
一日一便、
しかもハウタヤルビ村への下り便は、
午後3時発という中途半端さ。
一瞬歩いてやろうかとも思ったが、
バスで1時間ということは、
おそらく距離にすると50キロオーバー。
あっさり断念して午後3時のバスを待つ。
やがてやって来たマイクロバスに乗り込んだのは、
いかにもこれからトレイルを歩きますよという、
ハイキング装備の4人。
あー、これじゃあバスが少ないのもしかたないか。
でもそれならせめて朝の便にしてくれれば、
一日分行動時間を稼げるのになあなどと思いつつ
窓の風景を眺めていると、
ほどなくしてバスは平屋の建物の前に停車。
そしてそこから帰宅姿の小学生たちが、
ゾロゾロと乗り込んできた。
バスはほぼ満席。
子どもたちの姿はどこの国も変わらず、
男の子は奇声をあげてゲラゲラ笑うかと思えば、
女の子たちは女の子同士でヒソヒソとなにか話していて楽しそう。
やがてバスが停まったので停留所かなと思ったら、
そうではなくて一人の男の子の家の前だった。
そしてまた一軒の家の前に泊まり女の子が下車。
家の前で停めてあげるなんて親切な運転手だなと思っていたら、
バスはそのうち明らかに路線をそれて、
細い林道のような道に入って、
その先にあるログハウスの前で停車。
ここでも男の子を下ろすと、
再び路線に戻ってゆく。
ここに来てようやくわかった。
僕が乗っているのは路線バスではなくて、
スクールバスなのだ。
子どもたちが路線バスで通学しているのではなく、
スクールバスに僕たちハイカーが便乗させてもらっているのだ。
それで不便なダイヤの意味も納得。
朝は各家庭から子どもたちを乗せて学校に向かい、
午後は子どもたちの下校時間に合わせて運行。
それが午後3時というわけだ。
冒頭のブレブレの写真はそんなときに撮った一枚。
けっこう森の奥深く入った場所で下車、
そこから家路に着く女の子の姿を車窓から撮ったもの。
砂利道の林道の先、
深い森の中で、
この女の子はどんな暮らしをしているだろうかと、
興味を覚えずにはいられなかった。
ハウタヤルビ/フィンランド。2017年。
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by apolro | 2017-10-05 10:28 | 旅の日々 | Comments(0)