旅と暮らしの日々 by sato tetsuya


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カテゴリ:飲む日々、酔う旅、美味しい時間( 266 )


てっきりパスタだと思って注文したものの正体。

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丘の上に佇む小さな街、
ロゼルトでは広場に面した食堂に入った。
フランス語のメニューは相変わらず解読に難儀するが、
そのなかに「ナントカカントカのスパゲッティ」というのを発見。
おお、麺類ずいぶん食べてないな。
炭水化物でカーボローディングじゃとすぐさまオーダーしたところ、
運ばれてきたのがこれ。
見た瞬間は「スパゲッティというよりフィットチーネだよな」と、
やや意外さを感じつつも、
フォークに巻いて口に運ぶとさらに驚きが。
こ、これ、フィットチーネでもない。
というかパスタですらない。
パスタ状に見えるものはなんとズッキーニであった。
たぶんズッキーニに少し熱を加えて柔らかくし、
パスタ状に細く切りそろえたものなのだろう。
それをオリーブオイルやらワインビネガーやら松の実やらで風味づけし、
トマトとメロン、塩漬け黒オリーブにマスカルポーネチーズを添えた、
サラダ的なひと皿というのがこのメニューの正体なのだった。
たしかにこの時期はズッキーニの旬らしく、
どこでも出てくることが多い。
いや、十分美味しいし、
若干の物足りなさは、ついてくるパンを食べればいいのだけれど、
なんだかとても健康的な昼ご飯になってしまった。
そして昔、『料理の鉄人』という番組で、
鉄人・道場六三郎がカブを細長く切ってから少し茹で、
パスタ仕立てにしていたのを思い出した。
ロゼルト/フランス。2017年。
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by apolro | 2017-08-06 12:05 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)

寿司とともに経りぬ。

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たまーに呑み仲間たちと、
地元の安い、それでも廻らない程度の
寿司屋に行くことがあるわけです。
そしてまあ、最初は二人前くらいを頼んで、
それがなくなったらお好みでとなるのだけれど、
以前にくらべると、
早いからなくなっていくのは白身とか青物で、
トロやらイクラやらというのは最後まで残っていることが多い。
遠慮して手を出さないのかなと思って尋ねてみると、
どうもそういうことではなくて、
あんまりコッテリしたやつはそろそろちょっと……、
ということらしい。
そして〆に巻きものなんて昔は頼まなかった。

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しかもこのわさび巻きがめっぽう美味いときている。
いやあ、お歳を召しましたなみなさん。
東京都。2017年。
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by apolro | 2017-06-25 15:12 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)

焼きそばと納豆はマリアージュするのか。

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またこんな謎の焼きそばを出しよって。
けしからん。
おかげで味見しなくてはならんではないか。
一瞬、ご当地ものかと思ったけど、
ペヤングを出しているまるか食品は、
たしか群馬県の会社だから関係ないね。
ふたを開けてみるとなかからはソースとかやくの小袋が。

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主要な構成は変わらないのかと思ったら、

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でてきましたよ、後のせかやく。
どう見てもこれが納豆ですね。
ひきわりなのはすぐに再生できるようになのか?
お湯を入れて待つこと3分。

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完成です。
見た目はそれほどインパクトはありませんが、
よーく見ると、そこかしこに納豆がからんでいます。

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味のほうはというと、
ソースの香りが強いのでさほど納豆の匂いは表に出てきませんが、
口のなかにはしっかりと納豆のネトネト感がからみつきます。
うーん、特別美味いとか不味いとかいうことではなく、
これは焼きそばと納豆だな。
しかしこのネトネト感。
食べた後に口をゆすげない状況だとちとツライかも。
東京都。2017年。
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by apolro | 2017-06-18 15:48 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)

イワシ祭りも盛況のうちに。

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今年のイワシ祭りも盛況のうちにお開きなったようです。
伝聞型なのは、
田植え後からずうっと呑みつつけていたこともあって、
とても長居はできなかったから。
いやそうじゃなくても、
もう深夜まで呑むなんてほとんどないんですけどね。

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お目当てのイワシ&パンはなんとかまだ残っていました。
今年はパンのほうが荻窪の名店『えだおね』謹製ということもあって、
ぜひ食べたかったのでうれしいです。
イワシ、岩塩、オリーブオイル、レモン、
そしてパンという組み合わせは相変わらず絶妙。

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隣りのサテライト会場もほぼほぼ席は埋まっていましたが、
それでもやはり炭火で焼かれるイワシの匂いを肴に、
この白い提灯の下で呑みたがる人は少なくないようです。
お疲れさまでした。
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by apolro | 2017-06-12 11:27 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)

激安酒場の思わぬ高級メニュー。

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昨年、高円寺の激安酒場戦争に参入した『晩杯屋』。
肴メニューがマグロの刺身やレバフライなども含め、
ほとんどが200円以下ということもあって、
僕もときどき利用させてもらっているのだが、
ここで思いのほか高いメニューを発見。
「おしぼり 70円」
そうかー。
ピュアコットン100%だし高級品質だししょうがないかー。
肴の値段もあそこまで抑えるには、
ここまでやることが必要なんだね。
東京都。2017年。
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by apolro | 2017-06-09 11:29 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)

佐賀土産に『松浦漬け』をいただいた。

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佐賀を旅してきた友人から、
お土産に松浦漬けをもらった。
東日本ではあまり見かけないですね。
まず、このパッケージの意匠がよいじゃないですか。
松浦漬けは蕪骨と呼ばれるクジラの軟骨を粕漬けにしたもの。

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甘くねっとりとした酒粕の風味のなかに
軟骨のコリコリとした食感が特徴的。
これはご飯のおかずというよりは、
日本酒が飲みたくなりますなー。
クジラのあらゆる部分を活用してきた、
日本人の知恵と工夫がこんなとこにもうかがえます。
ちなみに松浦漬けは日本五大珍味のひとつだそうですが、
残りの四つはなんだ?
東京都。2017年。
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by apolro | 2017-06-06 12:06 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)

名瀬の居酒屋にて。

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奄美大島・名瀬では、
宿のおばあちゃんに教えてもらった居酒屋へ。
旅先でひとりふらりと居酒屋をのぞくことのぜいたくよ。
土地の食材を使った肴が豊富だとなおうれしい。
このお店では生ビールに続いて島焼酎へ。
肴は夜光貝のお刺身とマグロのモツ煮込み。
夜光貝って東日本ではあまり馴染みがないけれど、
奄美から沖縄にかけてはよく目にしますね。
身には柔らかいところとコリコリしたところがあって楽しい。
この貝、食用としてよりも螺鈿細工の素材として
昔から重宝されていたそうで、
岩手にある世界遺産・中尊寺金色堂の螺鈿細工には、
喜界島産の夜光貝が大量に使われていることが
調査でわかっているそうです。
日本の南から北にかけて航路による通商が、
1000年近く前に僕らが想像するよりも普及していたのかもしれません。
もうひとつ頼んだマグロのモツは弾力があって、
もはや豚のモツのよう。
魚類の内臓もマグロほどの大きさではこうなるんですね。
ほかにも食べてみたいものはいろいろあったけれど、
残念ながらお腹のほうがくちくなってきました。
いろんなものをちょっとずつ試しにくいのが一人飲みの弱点かな。
奄美大島/鹿児島県。2017年。
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by apolro | 2017-06-05 11:35 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)

戸山公園にて花見。

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高田馬場の戸山公園にて花見。
ここでの花見は初めて。
山手線内最高峰の箱根山(標高44メートル)があるのもここ。
戦前まではここの陸軍戸山学校があったらしい。
僕が住んでいるところは、旧陸軍中野学校の直近なので、
なんだかへんな感じです。
花曇りのせいか、
人出もさほどでなく、
昼過ぎからのんびりと酒を呑む。
ちらほろと若葉も芽吹いてきていて、
花見もこの週末までかな。
そして、トイレにいくとこんな警告が。

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ものすごく具体的でかつ、ものすごく抽象的な内容ですね。
むーん。
東京都。2017年。
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by apolro | 2017-04-09 14:39 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)

アイスランドシープを食べた。

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アイスランドシープの肉を出すジンギスカン専門店に行ってみた。
アイスランドシープというのはその名の通り、
アイスランド産の羊のこと。

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こんなやつらです。
昨年、アイスランドの山を歩いた終盤、
山道際でのんびり寛いでいる彼らの群れを見かけましたが、
あんな山中で、
いったいどうやって管理しているのだろう。
日本ではどちらかというと、
アイスランドシープよりも、
その牧羊犬であるアイスランド・シープドッグのほうが有名かも。
とにかく羊肉特有の臭みがないのが特徴のようです。
テーブルに運ばれてきた肉は、
タレに漬けられたいわゆるジンギスカン仕立てのものと、
肉厚のブロック状に切られたそのままの肉。
中に少し赤い部分が残るくらいが食べ頃というので、
それにならって、
タレなしのを多少フライング気味で口にすると。
これは、たしかに臭みがまったくない。
塩で食べればしつこさも皆無なので、
いくらでも食べられそうだね。
一緒に行ったなかで、
クセのある食べものが全般にアウトな人がいて、
もちろん羊肉もダメ。
なんで今回参加したのか周囲が不思議に思っていたのだけれど、
そんな人でも「美味しい美味しい」を連発していました。
臭い食べ物全般が大好物の僕からすると、
逆にちょっともの足りないくらいです。
とりあえず「羊がダメ」といっている人の
価値感をひっくり返すにはうってつけの店かな。
中野の「ゆきだるま」。
東京都。2017年。
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by apolro | 2017-03-26 11:50 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)

酒と浦和と僕と。

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実家は浦和にあるのだが、
そこへ引っ越したのは僕が中三のときのこと。
高校は都内に通い、
大学に入ってからはろくすっぽ実家には近寄らなかったので、
浦和という街に対する思い出はほとんどない。
せいぜい巨大な本屋・須原屋くらいか。
あ、あともちろん浦和レッズもね。
先日、実家に行った帰りに、
浦和駅まで出たので、
ちょっと酒場探索。
おおぜいでワイワイやる店はあっても、
ひとりで静かに飲める店って意外と見あたらない。
そんなとき、
ふと居酒屋研究会の太田和彦さんが
紹介していた店があったことを思い出し、
辿り着いたのが「おがわ」。
住宅街と公園に囲まれた一角にあって、
こりゃあ駅のまわりを歩いているだけじゃあ絶対見つからないな。
時間的に開店直後ということもあって、
僕が露払いのようだ。
全国各地の日本酒を豊富に揃えていて、
もちろん埼玉は蓮田の銘酒「神亀」もあったが、
それよりも品書きの先頭に書かれていた
「旭正宗」というお酒が気になったので注文。
聞けば地元浦和の酒蔵なのだそうだ。
肴のほうも酒が進みそうなものが多く並んでいたが、
ひとりではそれほど種類を頼めるわけもなし。
ここは厳選して、
「生しらすの沖漬けゴルゴンゾーラ添え」と「牡蛎の味噌漬け」を。

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ね、酒飲んじゃいそうでしょ。
鎌倉あたりの名物で、
いつか食べてみたいと思っていた生しらすの沖漬けを、
まさか海なし県の埼玉で食べられようとは。
結局、酒→肴→酒→肴→酒→肴……の無限循環地獄に陥り、
一杯のつもりが三合も飲み、
フラフラと浦和の街をあとにしたのだった。
いい街じゃないか、浦和。
埼玉県。2017年。
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by apolro | 2017-03-05 11:54 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)