旅と暮らしの日々 by sato tetsuya


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カテゴリ:日々のなかの旅( 392 )


フィンランドのロングトレイルへ。

f0217617_1433962.jpg
来週から歩くフィンランドのロングトレイルを、
ヘルシンキから取り寄せた地図でチェックする。
縮尺は5万分の1。
日本の山と高原地図と同じスケールなので感覚的にはわかりやすい。
「森と湖の国」と呼ばれるだけあって、
やはり湖が多い。
もういっぽうの森は、
地図上ではどう表現されているのかなと凡例をチェックしてみると、
白いところ、つまりなにも書かれていない
白いスペースは全部森なのだそうだ。
こりゃあたしかに森と湖の国である。
写真の左のほうに書かれた破線の二重線。
日本だと建設予定道路なんかを表現しそうなこの記号。
こんな国立公園のなかに新しい道路でもつくるのだろうかと、
ちょっと不安を感じながらこれまた凡例を確認してみると、
これはなんと冬のソリ道。
ソリといってもスノーモービルがメインだろう。
いわれてみれば、
二重線は湖のど真ん中を突っ切ったりもしている。
すべてが凍りついた冬。
彼の地では夏とは異なる交通網が使われるようだ。
ちなみに現地のビジターセンターに、
現在の気温を確認してみたところ、
「まだ氷点下まではいかないけれど、夜は3℃くらいまでは下がるわよ。暖かい装備持ってきてねー」とのこと。
標高は低くても、
北極圏というのはそういうことなのだな。
やれやれ、荷物が増えるぜ。
東京都/2017年。
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by apolro | 2017-08-22 14:36 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

「ストローはご利用ですか?」

f0217617_1104984.jpg
スーパーで買い物をした。
買ったのは、しじみ、砂肝、豆腐、ハム。
なんだか地味な食生活が垣間見えそうでちょっと恥ずかしいが、
それはまた別の話。
会計をすませたところ、
レジ係のお兄ちゃんが「ストローはご利用ですか?」
と尋ねてきた。
ストローを使う習慣がないので、
反射的に「いりません」と答えたのだが、
当然疑問が沸き起こってきた。
この買い物ラインナップでストロー?
最近は豆腐をストローで吸うのが流行りなのか?
そんなわけない。
たぶんレジ係が間違えちゃったんだろうな。
マニュアルに従って、
ついつい関係ないことばが出ちゃったんだろうな。
やれやれとひとり納得して、
商品をバッグに入れようとしたときに気がついた。
……。
「ストロー」じゃねえよ。
「袋」だよ。
「袋はご利用ですか?」って尋ねてきたんだよ。
視力だけでなく聴力にも衰えが出てきたか。
ナサケない。
東京都。2017年。
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by apolro | 2017-08-20 11:01 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

『トランピン』32号が届いていた。

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巡礼の旅から戻ると、
『トランピン』の32号が届いていた。
そうであった。
先月に原稿を書かせていただいていたのであった。
特集は「夏山のテント泊」。
小屋泊まりにくらべると荷物は増えるけれども、
「自分の力で旅をしている」という自由感には、
ほかには変えがたい魅力がありますね。
夏山の季節は一瞬。
さあ僕も早いところ時差ボケを直して出かけよう。
東京都。2017年。
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by apolro | 2017-07-28 15:35 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

今宵は、あがた森魚&はちみつぱい。

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今宵は芝大門にて、
あがた森魚&はちみつぱいのライブ。
場所はメルパルクホール。
たぶん、ここに行くのは初めてではないか。
ろくな下調べもなしに現地に着いて、
さてホールはどこだと若干戸惑ったが、
眼前を白髪まじりというか、
ほぼ白髪の老々男女がぞろぞろと歩いているのを見て、
きっとこれだとついていったらビンゴ。
開場16時半、開演17時という時間設定も、
もしかしたら観客、
そして演者の年齢を鑑みた結果なのかもしれない。
演奏は新譜の曲をベースに、
みんなが大好きな曲を散りばめて。
前半から『塀の上で』や『僕の幸せ』をやっちゃって、
後半大丈夫かとちょっと心配したけど、
それは杞憂。

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優しさと、せつなさと、星空と、予兆と、
そしてちょっとサウダージのあった夜でした。
個人的にはアンコールで『大寒町』を歌ってくれるかと期待したけれど。
東京都。2017年。
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by apolro | 2017-07-01 23:39 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

轢かれるまであと20センチ。

f0217617_13555514.jpg
夜19時過ぎ。
仕事の区切りをつけて、
いつものようにいつもの酒場へ。
自宅から50メートルほど離れたところにある家の前を通ると、
ちょうどクルマの車庫入れ真っ最中だった。
一車線しかない細い道なので、
前進したり後退したりしながら車庫に入ろうとしている。
こういうときは待っていたほうがいいなと、
手前で待機していたところ、
向かい側の壁とクルマの間を30センチほど空けた状態で、
しばらくの間、動かなくなった。
あ、これは先に通れということなんだな。
まあ車庫入れを見られ続けるのもいやなんだろうと思って、
ささっと抜けて通過しちゃおうと、
そのすき間に体を入れた瞬間、
ずん! とクルマが急に前進してきて、
そして急停車。
壁との距離は残り20センチといったところ。
僕は反射的に王選手の一本足打法のような格好をして、
右脚だけ持ち上げたが、
当然すでにクルマのボンネットにふれている。
あと10センチ前進されたら、
完全に壁とクルマの間に挟まれるところだった。
僕も驚いたけれど、
ドライバーもびっくりしただろうなと思って、
思わず運転席を覗いてみると、
なんとドライバーは後ろを振り返っていた。
もしかして、
この一連のアクシデントにまったく気づいていないのかもしれない。
ギリギリで停まってくれたのではなく、
単なる偶然だったのか。
まあ、ご近所の人だし、
僕も怪我をしたわけではないので、
このときはそのまま素通りしたけれど、
あとから反省。
クルマはいつも正しい動きをするとはかぎらない。
もうひとつ反省。
挟まれかけたときに僕がやったことは、
右脚を上げたことと、両手でクルマを押さえて停めようとしたこと。
停められるわけがない。
正解はスタントマンよろしく、
ジャンプしてゴロゴロとボンネットの上に転がることだったのだろう。
クルマには気をつけましょう。
東京都。2017年。

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by apolro | 2017-06-29 13:58 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

夭折した人々。

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「詩人が死ぬのは21歳、革命家とロックンローラーが死ぬのは24歳」
といったのは村上春樹だったか。
41歳のときには、
「バカボンのパパと同い年になっちゃたよ!」とおどけていたが、
それもはるか遠い過去。
ここでちょっと、
40歳以降に自分の今の歳より若くして
鬼籍に入られた人は誰だろうと調べてみた。
40歳 チェ・ゲバラ
41歳 ジョン・レノン、松田優作
42歳 ジョン・コルトレーン
43歳 植村直己
44歳 マーヴィン・ゲイ
45歳 フレディ・マーキュリー
46歳 ジョージ・オーウェル
47歳 中上健次
48歳 坂口安吾
49歳 林芙美子
50歳 長谷川平蔵(鬼平ですね)
51歳 松尾芭蕉、スティーブ・マックイーン
52歳 平賀源内、美空ひばり、マイケル・ジャクソン
53歳 フィリップ・K・ディック、クリスチャン・ディオール
……。
よけいなこと調べるんじゃなかった。
自分の至らなさがイタいだけだった。
東京都。2017年。
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by apolro | 2017-06-28 11:52 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

嵐の午後の来訪者。

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まるで台風のようだった昨日の嵐。
午後の一番雨脚が強いころに来訪者あり。
玄関で「すませーん」と叫んでいる。
こんな日に誰だろうと思い、
ドア越しに「なんですか?」と問うたところ、
「いつもお世話になってます。新聞屋です」という返事。
こんな天気のこんな時期になんだろう?
集金にはまだ早すぎる。
不思議に思っていると、
「古紙回収袋をお持ちしました」と畳みかけるように声がかかる。
たしかにいつも集金のときに古詩回収袋をくれるけど、
今回はわざわざそれだけ持って来てくれたのか。
そう思いつつドアを開けると、
そこにはあまり見たことのないお兄ちゃんが立っていた。
雨合羽を着てはいるが全身ずぶ濡れ。
そして古紙回収袋をこちらに渡すとひとこと。
「新聞は何をとってますか?」
手にした古紙回収袋と見ると、
そこには「読売新聞」の文字が。
僕は読売新聞をとっていない。
その瞬間、すべてが理解できた。
勧誘なのだった。
ウソをつかずに、
こちらが契約している新聞屋だと
思わせてドアを開けさせる巧妙な手口。
嵐のなかをずぶ濡れでやってくるというのも、
もしかしたら演出なのかもしれない。
人のいいおばあちゃんだったら、
「あらあらこんなお天気のなか、ごくろうさま」
くらい言ってくれるかもしれない。
そしてうまくいけば3カ月くらい契約してくれるのかもしれない。
例によってどうせこんな古い家に住んでいるのは、
ジジババに違いないと見誤ったのだろう。
「読売新聞はとりません」というと、
よせばいいのに「なにか取らない理由でも……」と訪ねてくるので、
その後、今の読売新聞の立ち位置に対する説教を軽く3分ほど。
勧誘員はしおしおと帰っていった。
それにしても姑息な勧誘だな。
現政権と仲良しなんだろうから、
そのへんはもうちょっと誇りをもってやってもいいでないかい?
東京都。2017年。
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by apolro | 2017-06-22 13:53 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

雑誌『WILD SIDE』1号が届いた。

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地球丸から出た新しい雑誌『WILD SIDE』。
その名の通り、
山に限らず、海に限らず、川に限らず、
「アウトドアを旅する」のがコンセプトのようです。
1号は島旅特集。
ということで僕も先日訪ねた喜界島について、
4ページほど写真と文章で寄稿させていただいています。

f0217617_11314824.jpg
そのほか島旅のノウハウについても少々。
本日発売とのことですので、
書店で見かけたら、
お手にとってみていただければ幸いです。
東京都。2017年。
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by apolro | 2017-06-20 11:32 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

怪しいリサイクルショップの話。

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2カ月に一度くらいの間隔でかかってくるうさん臭い電話がある。
同じ業者かはわからないけれど、
内容はほぼ一緒。
「最近、お宅の近くに店を出したリサイクルショップなんですが、売るものがなくて困ってます。なんでもいいんでいらないものありませんか?」
かけてくるのはたいてい若い男女だ。
バイトなのか。
電話越しには、ほかの何人もが電話をかけてるザワザワ感が聞こえる。
「ないです」と返答すると、
「穴の空いた靴下でもいいんです!」
そこまでいうと逆に嘘くさいだろ。
これ、おそらく最近問題になっている
詐欺まがいのリサイクルショップだね。
この電話でなんとか訪問査定のアポを取ると、
あとは部屋に上がり込んで物色。
穴空き靴下なんて見向きもしないで、
金になりそうなものを探す。
とくに貴金属が狙われやすいそうで、
見つけたら破格(もちろん安いほうね)の値段での買取を強要。
サインするまで長時間粘り続けるというもの。
たぶん古い電話帳やらなんやらの名簿をチェックして、
一戸建ての家を狙いうちにしているんだろうな。
都心の、戦後に建てられたような一戸建てには、
いろいろお宝が眠っているだろう。
そしてそんな家に住んでいるのは高齢者が多いだろう。
チョロいぜ。
とまあ、そんな感じなんだろうね。
こちとら若くはないが、
まだまだそんな手に引っかかるほどお人好しになっていない。
というか彼らが狙うようなものはうちにはなーんにもないんだけどね。
そしたら昨日、
とうとう電話でなくアポなしで直接現れた。
玄関で「すませーん」という声がするので、
誰だと思っていってみると、
ひとりのおっさんがもう玄関内に入っている。
おいおい、その時点で犯罪だぞ。
優しい、一人暮らしのおばあちゃんだったりしたら、
この段階で家を出てもらうのに苦労するかもしれない。
僕がやや目を三角にしつつ応対に出ると、
おっさんもちょっと予想外だったらしく、
「えーと、リサイクルショップですけど、なにか、いらない……」と、
なんだか歯切れが悪い。
もう間髪いれずに「ナ・イ!」と応えるとそそくさと帰っていった。
この輩で困るのは、現状では完全にブラックといいきれないところ。
無理強いされたのではなく、
即決で売ってしまったら普通に商談だものね。
あとからバカ安い値段で売ってしまったと気づいても、
それは古物商や古書店と同じ扱い。
自分の目が効かなかっただけ。
そして、一般のリサイクルショップもいい迷惑だろう。
皆さん、お気をつけを。
東京都。2017年。
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by apolro | 2017-06-15 10:32 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

雑誌『山釣りJOY』が届いた。

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ご近所釣りから戻ると、
雑誌『山釣りJOY』が届いていた。
山釣り、いわゆる渓流釣りをテーマにした雑誌だ。
渓流釣りというと、
興味はあってもちょっと敷居が高そうで、
誰か先輩でもいないと手を出しにくい釣りだけども、
この雑誌はそんな人に最適ではなかろうか。
大物狙いのドキドキ感から、
みんなで楽しく釣り&キャンプのワクワク感、
もちろん山歩きや釣りのハウツーも丁寧にフォローされていて、
ビギナーフレンドリーな一冊。
あ、僕も鬼怒川源流域の釣行記その他を
書かせていただいています。
東京都。2017年。
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by apolro | 2017-05-29 12:18 | 日々のなかの旅 | Comments(0)