旅と暮らしの日々 by sato tetsuya


今日の旅、昔の旅、そして狭間のよしなしごと。
by apolro
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カテゴリ:日々のなかの旅( 402 )


『山と溪谷』6月号が届いた。

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今年の『梅棹忠夫・山と探検文学賞』を受賞した
中村逸郎さんにお会いし、
記事にまとまめたものが
現在発売中の『山と溪谷』6月号に掲載されました。
『梅棹忠夫・山と探検文学賞』の受賞者といえば、
これまで高野秀行、角端唯介、服部文祥といった、
プロの「探検」作家といったベクトルの人が受賞していましたが、
今回受賞した中村さんの本業はロシア政治学者。
受賞作の『シベリア最深紀行』はそのタイトル通り、
ロシア国外はもちろん国内でさえも、
その存在があまり知られていない辺境の集落を
丹念に取材してまわっていて興味深い。
シベリアといえば僕もまだソ連の時代に二度ほど訪れたことがあり、
その手続きの面倒さに閉口した思い出があるのだが、
現在のシベリアはビザさえ取っちまえば、
ほぼどこでも好き勝手に歩きまわれるらしい。
こりゃあ大変だ!
自分の「行きたい場所」リストを急いで改訂しなくては。
書店でお手にとっていただければ幸いです。
東京都。2017年。
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by apolro | 2017-05-14 09:49 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

花見で一献。

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高円寺の馬橋公園。
地元では一応花見スポットになっているが、
実際にはそれほど桜の木をたくさんあるわけでもない。
そのためこの時期の週末でも、
みなさんのんびりと花見を楽しんでいる様子。
もちろん花見客は大勢いるのだけれど、
いかにも地元限定という感じで、
高円寺の飲み屋主催といった花見客も多いようだ。
なによりもトイレにほとんど行列ができていないのがスバラシイ!
東京都。2017年。
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by apolro | 2017-04-04 11:26 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

あるクリーニング店の話。

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昨年、けっこう利用していた近所のクリーニング屋が廃業した。
いつも受付に立っていたのは、
矢沢永吉ファンの元気のいいお兄ちゃんだった。
聞けば東村山方面に親が経営するクリーニング屋があり、
そちらを引き継ぐことになったのだとか。
この店舗はこの先どうなるのかな、
これからはどこにクリーニングを出そうかなと、
期待と不便を感じながら前を通ることしばし。
その後しばらくはシャッターが閉められたままになっていたのだけれど、
数ヶ月前にようやく内装工事が始まった。
しかしその工事が長い。
内装工事なんてテナント料がすでに発生しているはずだから、
一刻も早く完成、営業を目指したいところだろうに。
ある日、ふと気づいた。
もしかしたら、これはすでに完成型なのではないか。
内装工務店の資材置き場兼事務所的な使われかたなのではないか。
ここは細々ながらもいちおうは商店街。
なんだか盛り上がりに欠ける展開だなあと思っていたところ、
突如、新しい店の様子が見えてきた。
なんと、クリーニング屋。
クリーニング屋が廃業したその場所を改装して、
さらにクリーニング屋を開店させるとは、
まさに予想外の展開だ。
東京都。2017年。
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by apolro | 2017-04-03 10:46 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

そこまでしてエイプリルフール?

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4月1日ということで、
ネットに紙面にさまざまなメディアがウソニュースを流しているけれど、
そのどれもが炎上を怖れてか、
「今日は4月1日です」とか、「今日はエイプリルフールです」とか、
ひどいのになると「この記事はエイプリルーフール用です」とか、
ずばり大書きしてあって興ざめも甚だしい。
いつからこの国は、
エイプリルフールの、
罪のない、
大人のウソも許容されなくなってしまったのだろう。
「不寛容の時代」がこんなところにも、なのか。
サルやらなにやらの骨をいろいろ組み合わせて、
精巧な「人魚のミイラ」を製作して売りさばいていた、
江戸の人間がこんな状況を見たら、
「野暮だねえ」って嘆かれそうだ。
写真の梅の花は本物です。
枝の向こうに丹沢の山々。
東京都。2017年。
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by apolro | 2017-04-01 10:51 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

激安の奄美大島航空券を入手、が。

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バニラエアの激安航空券が取れたので、
4月半ばに奄美経由でトカラ列島悪石島行を画策。
過去の文献もいろいろ読んでいたのが(といっても数は少ない)、
なんと明日の新年度から
フェリーの運航スケジュールに若干の変更があることが判明。
悪石島から奄美大島への帰路が1時間半ほど遅くなるらしい。
たかが1時間半というなかれ。
それだと奄美から東京への飛行機に間に合わないのだ。
早め早めのセッティングが裏目に出たかたち。
といっても早め早めじゃないと激安航空券は入手できないのだが。
それにしても、
やはりトカラ列島は甘くはないな。
バニラエアが奄美便を出しているうちは、
まだまだチャンスはあるので仕切り直し。
そして今回は渡航地を喜界島へシフトしてリスケジュール中。
東京都。2017年。
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by apolro | 2017-03-31 09:24 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

『奄美の奇跡』を読んだ。

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小笠原諸島は1968年まで、
沖縄が1972年までアメリカの軍政下にあったことは知っていても、
奄美群島も1953年までアメリカに占領されていたことは、
意外と知られていない。
本書はそんな奄美群島の貴重な戦後史だ。
本土との交流を絶たれ産業は壊滅状態、
食糧をはじめとするあらゆる物資が不足、
戦争は終わったにも関わらず、
治安維持法さながらにアメリカから自由を奪われた島民たちが、
いかにして本土復帰をなしえたかを、
丁寧かつ執念深く取材している。
本書に登場する当時の復帰運動に関わっていた
多くの人たちの年齢はすでに八十を越えており、
記録としてまとめるにあたっても
ギリギリのタイミングだったといえるだろう。
そして本編には直接関係ない話しだが、
1965年に奄美本島の北東、喜界島の南東150キロの海底に、
1メガトンの水爆を搭載したままの米軍攻撃機が沈み、
今もそのままになっていることを初めて知った。
周辺海域の水深は5000メートルとあって
サルベージは不可能とのこと。
大丈夫なのだろうか。
東京都。2017年。

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by apolro | 2017-03-27 14:19 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

生まれて初めて、渋谷の『109』に足を踏み入れた。

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人生50余年にして、
初めて渋谷にある『109』という建物に足を踏み入れた。
109といえば聞くところによるとギャルファッションの聖地らしい。
そんなところにおじさんがなんの用か?
すぐさまそんな疑惑を持たれそうだが、
ちょっと待ってくれ。
そういうことではない。
たまたま渋谷で公開中の映画を観に行こうと思った際に、
割安の前売り鑑賞券をまだ買えるのではと思い、
渋谷駅界隈にそんなチケット屋はないかと捜したところ、
件の109の2階にあることが判明したのである。
店内はギャルだらけで、
ディズニーランドさながらの
エレクトリカル「ギャル」パレードみたいな様相だったらどうしようかと
若干ビビリながら入ったのだが、
もちろんそんなことはなく、
思っていたよりもおとなしめ。
ただし並んでいるテナントはガールズブランドばかりで、
おじさんは異物以外のなにものでもないのだが。
2階へ上がるエスカレータで前に立っていた女子ふたりは、
「渋谷、何回目?」
「けっこう来てる。6回目かなあ」などと
意外とかわいい話をしている。
さて2階に辿り着き、
案内図で確認しながら最短距離でチケット屋を目指す。
下着売り場とかに遭遇したら大変だからね。
ところが案内図に従っていくと目の前には外へとつながる扉が。
「? どういうこと?」と思いつつその扉を開くと、
そこには屋外で別ブースになっているチケット屋が。
そしてその脇には外階段が!
あっれー、
これ、109に入らなくても来られるんじゃん!
これじゃあ、
ただ単に興味本位で109に入ってみたかったスケベおじさんじゃん!
コソコソとチケットを入手するやいなや、
慌てて外階段から逃亡した次第であった。
しかし平日の昼間だというのに、
渋谷のあの喧噪はいったいなんなのだろうね。
せめて写真は、
同じ都会でも人影のない静かなものを。
東京都。2017年。
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by apolro | 2017-03-17 10:55 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

『新編 溪流物語』が届いた。

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編集のお手伝いをさせていただいた、
山本素石さんの『新編 溪流物語』(山溪文庫)の見本が届いた。
山本素石さんは昭和の渓流釣り文学を数多く残しており、
著書も何冊もあるが、
今回のこの本はそんななかから、
よりすぐりを選んだ傑作集。
古きよき山村の、
そして渓流の姿が鮮やかに蘇ってくる。
校正を読んでいるときも、
語られている場所に行きたくなって仕事を中断、
地図で机上の旅をすることも少なからずあった。
もちろん、いまでは当時の面影が
残っていることのほうが奇跡だとは思うけれど、
それでも本書で語られた場所を片っ端から歩きたくなってしまうという、
重篤な副作用に今も悩まされている。
東京都。2017年。
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by apolro | 2017-03-11 11:53 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

佐渡島を遠く眺めて。

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これまで北は利尻島から南は波照間島まで、
いろいろと国内の島を旅してきたが、
どういうわけか佐渡島には行ったことがない。
理由のひとつとしては、
東京からだと、
その気になればいつでも行けるという安心感があるのだろう。
そしてもうひとつは島としての大きさ。
東京23区よりも大きなその面積は、
僕の物差しでは、
島というにはあまりある規模だ。
そんなこの島に、
かつて山釣りの楽園があったという。
島の北部、大佐渡山地には標高1000メートルを越える山が聳え、
そこからは周囲の森からの栄養を湛えた
豊かな川が海へと向かって流れていた。
そこにはイワナやヤマメといった渓流魚があふれるように泳ぎ、
にもかかわらず島の人々は彼らにはまったく無頓着だった。
それはそうだろう、
周囲は豊穣な日本海に囲まれているのだ。
漁労の場所としてあえて山中の川を選ぶ必要はない。
そんな島に数十年前、
本州の釣り人が訪れ、
そして楽園を「発見」した。
コロンブスの新大陸発見よろしく、
彼の報告を受けた大勢の釣り人が佐渡島に殺到、
そして楽園は消えたという。
もちろんそれ以外にも、
度重なって行われている河川工事の影響も大きかったのだろう。
楽園はいまどうなっているのか。
わずかでもその残滓は見られるのか。
最近、脈絡なく読んだ何冊かの釣り紀行に、
佐渡島に関わる記述があった。
それを読むかぎりでは、
伝説はすでに伝説でしかないようでもあり、
そのなかにはまだ生ける伝説も残っているようでもある。
そろそろ佐渡島に赴くときが来たのかもしれない。
東京都。2017年。
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by apolro | 2017-03-10 10:29 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

もしかしたら珍しい風景?

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高円寺の中通り商店街。
あまりにも見慣れた光景で、
もはやなんにも思わなくなっているけれど、
古書店と風俗店が隣り合っている街並みって、
もしかしたらけっこう珍しいのではないだろうか。
誰が誰に文句をいうわけでもなく、
人間の多種多様な欲に忠実な街。
住宅街に忽然と、
一軒だけラブホテルがあったりもするしね。
いい街だ、高円寺。
東京都。2017年
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by apolro | 2017-03-03 11:27 | 日々のなかの旅 | Comments(0)