旅と暮らしの日々 by sato tetsuya


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<   2017年 05月 ( 27 )   > この月の画像一覧


商人宿で在りし日の名瀬を懐かしむ。

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飛行機の乗り継ぎの都合もあって、
奄美大島の名瀬で一泊。
名瀬市はいつの間にか周辺の町村と合併して、
奄美市とその名を変えていた。
おじさん一人旅で別に立派なホテルに泊まる必要なんかまるでないので、
選んだのはここ『すみ旅館』。
典型的な商人宿だ。
玄関で声を掛けると、
台所仕事をしていたオバアが「ハーイ」と、
手を拭きながらパタパタと出てくる、
そんな宿。
お孫さんだろうか。
奥からは子どもたちの笑い声が聞こえる。
通された四畳半ほどの部屋には、
今どき珍しいダイヤル式電話が敷かれていた。

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いかにも商人宿といった設備だが、
これってどうやって精算するのだろうか。
自己申告?
ひょっとして使い放題?
ちなみに一泊素泊まりの宿代は2500円。
安い。
この宿のある界隈は、
昔ながらの街並みが残っていて、
そのころの名瀬の様子を彷彿とさせてくれる。

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オバアにそんな話をしてみると、
「そうなの。昔の名瀬はきれいな街だったのよー。小さなマッチ箱みたいな家が山裾にずらりと並んでいてね。大島紬で当てた旦那衆が、みんなビルに建て替えちゃった」
近所にいい居酒屋がないかと訪ねる僕を直接店まで案内しつつ、
懐かしそうに話してくれた。
奄美大島/鹿児島県。2017年。
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by apolro | 2017-05-31 11:21 | 旅の日々 | Comments(0)

日曜午後の多摩川散歩。

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穏やかな、
というにはやや気温が上がりすぎた日曜日の午後。
なんだか無性に歩きたくなって、
日頃あまり接点がない多摩川の中流域を歩いてみた。
バックパックには缶ビールと、
そしてもしかしたらオイカワでも釣れるかもと、
テンカラ竿をしのばせて。
最寄り駅から20分ほど歩いて辿りついた川岸は、
日曜日ということもあって、
たくさんの人が散歩や釣りを楽しんでいる。
ちょっと驚いたのは、
釣り人のほとんどがバスマンだったということ。
多摩川の中流域はいつのまにかバス釣りポイントになっているのですね。
そんな風景を横目にずんずんと下流へと下っていくと、
やがてちょっとよさそうな瀬を発見。
周囲には人もいないから、
僕のヘタクソな竿扱いも見られるずにすむぞと、
しばらくテンカラ竿を振ってみたのだが、
反応はまるでなし。
というか魚の気配が皆無。
今の時期はもっと細い支流に入り込んでいるのだろうか。
そう思って、
今度はしばらく先で現れた支流を遡ってみることにする。
すると。

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ものすごく雰囲気のある溜まりが現れましたよ。
特別のなにかが潜んでいそうな気配。
水はあまり動いていなく、
テンカラ竿を振る感じではなかったけれど、
でっかいナマズあたりが息を潜めていそう。
カエルさんのルアーでも投げてみたくなります。
そして、そこからさらに遡ると、
今度は「なにか」がいましたよ。

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ミシシッピアカミミガメがノンビリと日向ぼっこ。
タマゾン川ですね。
さて、そろそろ引き上げようかなというときなって、
いわゆる親水公園のような場所に出た。
お母さんが子どもに水遊びをさせるような、
人工のスペース。
なにげなく水面を眺めると、
そこには15センチほどウグイが群れをなして泳いでいる。
そしてよくよく観察してみると、
盛んにライズを繰り返して水面を漂うユスリカを食べている。
おお、ここならテンカラを楽しめるのではと、
一瞬バックパックに入った竿に手が伸びかけたが、
さすがにこんなところで釣りを始めたら、
不審者扱いで通報ものだ。
ここはグッとこらえて、
代わりにプシュッと缶ビールの栓を抜いた。
東京都。2017年。
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by apolro | 2017-05-30 10:42 | 旅の日々 | Comments(0)

雑誌『山釣りJOY』が届いた。

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ご近所釣りから戻ると、
雑誌『山釣りJOY』が届いていた。
山釣り、いわゆる渓流釣りをテーマにした雑誌だ。
渓流釣りというと、
興味はあってもちょっと敷居が高そうで、
誰か先輩でもいないと手を出しにくい釣りだけども、
この雑誌はそんな人に最適ではなかろうか。
大物狙いのドキドキ感から、
みんなで楽しく釣り&キャンプのワクワク感、
もちろん山歩きや釣りのハウツーも丁寧にフォローされていて、
ビギナーフレンドリーな一冊。
あ、僕も鬼怒川源流域の釣行記その他を
書かせていただいています。
東京都。2017年。
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by apolro | 2017-05-29 12:18 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

奄美大島のマングローブ林を散歩する。

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奄美大島住用川流域のマングローブ林。
この写真だけでは山深いなかを流れているようにも見えるが、
この先はもうすぐ海。
こんな光景が見られるのは、
日本ではあとは沖縄の西表島くらいか。
カヤックをレンタルして海の手前まで下ってみた。
同じように見えるマングローブ林も、
よく見るとさまざまな樹木が混じっている。

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白く見えるのは花が咲いているのかな。
昔この流域を漕いだのはもう20年以上も前のこと。
あのころにくらべると、
島はずいぶんと観光整備がされたようにも見える。
奄美群島は今年『奄美群島国立公園』に指定された。
そしてそのいっぽう、自衛隊のミサイル基地建設でザワザワしている。
この先どうなるかはわからないけれど、
アマミノクロウサギ、
そしてケンムンがいつまでも住み続けられる森があり続けますように。

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ケンムンというのは、
奄美大島のガジュマルの樹に棲むとされる妖怪、
あるいは妖精のようなもの。
奄美大島/鹿児島県。2017年。
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by apolro | 2017-05-28 10:55 | 旅の日々 | Comments(0)

今日の昼ごはん:ホタルイカと生海苔のパスタ。

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ホタルイカの季節もそろそろ終わり。
なのでパスタにしてみました。
相棒はこれまた旬もおしまいに近い生海苔。
ホタルイカは半分は叩いてペースト状に。
ニンニクも使いたいところだけど、
海苔の香りが完全に負けそうなので、
ショウガと鷹の爪、オリーブオイルとホタルイカのペーストを
弱火で火を通しながらソースに。
そこに残りのホタルイカは姿のままで。
さらに生海苔をまぜてできあがり。
ホタルイカのコクと生海苔の香りが相まって、
いかにも季節っぽい。おいしい。
のだが、見た目が美しくないなあ。
最後にパセリとか緑を散らせたほうがよかったか。
オリーブオイルはもっとたくさん入れたほうが、
まんべんなくパスタにからまったのかな。
次回への課題としよう。
ちなみに太さの異なるロングパスタが混在しているのは、
少しずつ残っているのを全部処理したかったからです。
東京都。2017年。
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by apolro | 2017-05-27 13:15 | 今日の昼ごはん | Comments(0)

喜界島の戦争遺跡その3。電探基地跡とトッコウバナ。

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喜界島中央部に広がる台地「百之台」の南端には、
太平洋戦争時の電探(レーダー)基地跡が残されていた。
標高211メートルと島で最も標高が高いこの場所は、
敵機来襲を察知するのに最適の場所だったのだろう。
しかし見晴らしがよいということは、
相手からのも見つけられやすいということなのだろう。
現存する遺跡は台地の一角に、
完全に埋没する形で残っている。

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入口は狭く、
それでいて周囲は強固なコンクリートで囲われていて、
防御力の高さがうかがわれる。
ちょっと見には、
まるで古墳の石室のようだ。
当時は地上部にもなにか構造物はあったのだろうが、
今確認できるのはこの入口のみ。

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戦争遺跡の傍らに、
可憐な花が咲いていた。
この花の名前はテンニンギク。
戦争末期、
島から飛び立つ特攻隊員に対して、
島人たちがこの花を贈ったことから、
現在この花はトッコウバナという哀しい名前で呼ばれている。
喜界島/鹿児島県。2017年。
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by apolro | 2017-05-26 11:31 | 旅の日々 | Comments(0)

喜界島の戦争遺跡その2。掩体壕。

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喜界島に現存する太平洋戦争の残滓。
こちらは掩体壕と呼ばれる施設。
鹿児島から飛んできた特攻機を整備、給油する最中、
米軍機に襲われないようにするための格納庫だそうだ。
上に草木が覆い茂っているのが、
年月の経過を感じさせる。
コンクリートで頑丈に作られているが、
やはり柵が張られているので、
内部には立ち入らないほうがよいようだ。

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天井部分にはいくつも亀裂が入っていて、
たしかにいつ崩壊してもおかしくないのかもしれない。
しかし飛行機を格納するにはずいぶん小さい気がする。
1機、互い違いにしてもせいぜい2機がいいところではないだろうか。
そこで現地の解説版を読んでみると、
当時、掩体壕は島内に50ヶ所以上あったとのこと。
ただし物資不足のせいか、
ほとんどは三方に土を盛って、
上には木の枝をかぶせただけという、
子どものつくった秘密基地を大がかりにしたようなものだったそうだ。
隠すことしか存在意義はなかったんだな。
この掩体壕だけが唯一コンクリート製だったために、
現在も残っているという次第。
しかし敵機が来襲したら、
本来は迎撃に出るべき自機を真っ先に隠したり、
木の枝を屋根した掩体壕をつくったりしていた時点で、
もはやこの戦いに勝機はないと思いそうなものだが、
やはりじわじわと少しずつ環境が変わっていくことに関しては、
人間はなかなか気づけないものなのだろうか。
喜界島/鹿児島県。2017年。
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by apolro | 2017-05-25 10:33 | 旅の日々 | Comments(0)

喜界島の戦争遺跡その1。戦闘指揮所。

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喜界島には今もいくつかの戦争遺跡が残されている。
これは当時の戦闘指揮所跡。
国内に現存する戦闘指揮所としては唯一のものらしい。
太平洋戦争時、
喜界島には海軍の航空基地があったのだが、
昭和20年の米軍沖縄上陸後は、
この地は一気に戦争の最前線となった。
ここから出撃していったのは特攻機というのが哀しい。
鹿児島の基地から飛来した特攻機はここで給油、整備を受け、
沖縄に向かって飛んでいったそうだ。
鹿児島から380キロという位置が、
給油に適していたのだろう。
そして、それらの作戦はここで指揮されていた。

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出入口は前後にあり、
手前側の入口はかなり崩壊が進んでいるせいか、
立入禁止のロープが張られていた。
コンクリートが剥がれ落ち、
真っ赤に錆びた内部の鉄骨が剥き出しになっている。

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敵の攻撃を想定した軍事施設だからだろう、
かなり密に鉄骨が組まれているのがわかる。

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外壁に一直線に並ぶ痕跡は、
当時の機銃掃射によるものだろうか。

反対側の入口は比較的保存状態が良好なせいか、
ロープが張られていなかったので中に入ってみる。
内部の備品はすべて取り払われてしまったのか、
殺風景なコンクリートの四角い箱が残るばかりだ。

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ここで特攻隊員たちも訓辞を受けたのだろうか。

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戦争遺跡とパパイヤの木というシュールな組み合わせに、
現在の僕たちがなにをすべきか考えさせられる。
喜界島/鹿児島県。2017年。
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by apolro | 2017-05-24 10:47 | 旅の日々 | Comments(0)

映画『めぐり逢わせのお弁当』を観た。

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舞台はインドのムンバイ。
弁当配達人の手違いから、
自分の夫ではない人に弁当を配達されてしまった主人公の女性と、
それを食べることになった初老の男性との弁当を介した手紙のやりとり。
インドには弁当配達人という仕事があるんですね。
これは家庭の妻が作った弁当を預かって、
夫の職場まで届けるという仕事。
なんで夫は直接持参しないんだろう。
インドは気温が高いからそれだと、
昼までに傷んでしまうのだろうか。
あるいは少しでもできたてを届けたいという気持ちからなのか。
以前、インドにはあらゆる職業があって、
洗濯したシーツを二人組で乾くまでずっと持っている
「乾かし屋」というのもいるほどだというのを
聞いたことがあるけれども、
弁当配達人というのもそういった職業の多様性の一環なのだろうか。
文通を始めるきっかけになった最初のお弁当に入っていたのはアルゴビ。
カリフラワーとジャガイモのドライなカレーですね。
アルゴビは僕も好きなインド料理なのでちょっとうれしい。
その後も劇中にアルゴビが語られるシーンがあって、
もしかしたらアルゴビは、
インドでは日本の肉じゃがみたいな存在なのかもしれない。
それ以外にもパニールやマトンのカレー、
ロティやパロタも出てきて、
観ているうちにインド料理が食べたくなる。
あとこの映画を観ていると、
お弁当をつくる主人公も、
彼女に料理を教える同じアパートのおばさんも、
そしてお弁当を食べる男性も、
インド人というのはやっぱり料理から立つ
香りに敏感なのだなあということがわかる。
さすがにスパイスの国ですね。
家庭を顧みない夫を持つ女性と、
妻に先立たれた男性のこの弁当文通の結果は書きませんが、
ちょっと切なくなりますぞ。ご同輩。
2013年公開。
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by apolro | 2017-05-23 11:05 | 映画で旅する | Comments(0)

茶の間を夏仕様に。

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5月にはいって暖房器具もしまい、
茶の間をようやく夏仕様に。
このパターンで窓を開放すると、
部屋に奥行きが出ることが判明した。
おそらく築70年は越えていて、
そろそろ古民家というくくりに入れてもよさそうなこの借家。
あちこちに不具合はあるものの、
膨大な収納スペースがあるのと、
窓が多いのが気に入っている。
さあ、今年も夏がやってくる。
東京都。2017年。
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by apolro | 2017-05-22 11:40 | 旅の道具、日々の道具 | Comments(0)