旅と暮らしの日々 by sato tetsuya


今日の旅、昔の旅、そして狭間のよしなしごと。
by apolro
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駅まで徒歩5秒の休憩所。

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西武秩父線吾野駅の駅前に今も営業する奥武蔵美晴休憩所。
このいかにも昭和な感じがそそられます。
昔はこんな面持ちの店があちこちにたくさんあったような気がするな。
山歩きで吾野に来たときにはいつも寄りたいと思っているのですが、
休みが不定のうえ、
僕が奥武蔵方面を歩くのは、
オフシーズンのしかも平日なことが多くて、
なかなか機会に恵まれず。
久しぶりに開店姿を見ることができました。
缶ビールをはじめとする食糧各種を買えるのに加え、
看板にも書かれているように食堂も経営。
店内の奥にはいくつかテーブルが並べられていて、
店名の通り、
駅とは反対側の高麗川越しに奥武蔵を眺めながらの食事もできます。
電車のダイヤがたいてい30分に一本程度なので、
ひとつ遅らせてここで一杯というのもよし。
なんたって駅まで徒歩5秒ですから。
ちなみに吾野駅って西武秩父線の中間駅のイメージがありますが、
本当はここが西武秩父線の起点なんだそうですね。
手前の東吾野駅までは戦前に開通していて西武池袋線。
都心から出かけるときは、
いつも飯能駅で乗り換えるので、
飯能駅が起点だと思いがちですが、
実はそうではないのでした。
ここにこんな休憩所があるのも、
そのへんの事情が関係しているのかも。
埼玉県。2017年。
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# by apolro | 2017-11-08 13:51 | 旅の日々 | Comments(0)

山を下りたら茶屋でのんびり。

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子の権現から吾野駅を目指す下山口に位置するのが浅見茶屋。
建物は安政2年に建てられたものだそうで、
つまりは築160年以上。
ペリーが来航したり、
桜田門外の変で井伊直弼が暗殺されたりと、
江戸が騒然となっていたころですね。
その後ここから峠を越えて西に入った秩父は、
日本で初めての民主革命といわれる「秩父事件」の舞台となり、
吾野にもその余波はあったのかもしれませんが、
それはまだ30年ほど先の話。
昔は襖や障子で細かく部屋分けされていたのであろう店内は、
それらをみんな取っ払い広々とした雰囲気です。
ここの名物は手打ちうどんとのことなので、
肉汁釜揚げうどん、そしてもちろん下山ビールも注文です。
この日は連休初日、午後早い時間、
そして林道の末端ということもあって、
クルマやバイクでやってくる人も多く、
なかなかの賑わいです。
そのせいでしょう。
うどんが出てくるのにそこそこ時間がかかり、
おかみさんが途中で申し訳なさそうに、
「時間かかっちゃってすみません」と声をかけてくれました。
いえいえ、こちとらビールさえあればいくらでも待ちますよ。

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やがて到着したうどん。
竹製の器は見てくれだけでなく保温性もよさそう。
うどんのほうはといえば、
コシというよりはもはや「歯ごたえ」といった食感が特徴かな。
小麦の香りも強く漂い、
「ああ、粉もん食ってるなあ」と実感できます。
食後。
いっぱいになったお腹をさすりながら、
格子窓の向こうに見える景色を眺めてみれば、
木工所でしょうか。

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トンカントンカンという作業の音が響いていました。
埼玉県。2017年。
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# by apolro | 2017-11-07 11:17 | 旅の日々 | Comments(0)

「羊フェスタ」で各国の羊料理を堪能。

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近所を漂う肉の焼ける匂いに誘われて、
中野セントラルパークへ行ってみれば、
昨日は「羊フェスタ2017」というイベントが開催されていた。
その名の通り、
世界各国の羊料理を味わおうという催しで、
公園内には各国各種の羊料理ブースが並ぶ。
ラムチョップから羊肉串焼き、羊の塩茹で、羊肉の麻婆豆腐など、
各国自慢の羊料理がずらりと並んでいて、
当然さまざまな羊料理を堪能。
何を隠そう僕は羊肉が大好きで、
海外に出向いて羊料理を発見したときは、
まあ注文してしまいます。
そのいっぽう国内では、
羊といえば北海道のジンギスカンか
長野県は伊那地方のローメンが知られるくらいで、
あんまり羊料理を郷土料理としている場所は少ないようだ。
関東地方ではあらかじめジンギスカン用に
味つけされているもの以外の、
いわゆる精肉で部位ごとに分けられた羊肉自体を入手するのも難しい。

f0217617_11364713.jpg
そのいっぽう、最近は臭みもなくて柔らかいと評判の、
アイスランドシープがずいぶんポピュラーになってきたようで、
「アイスランドシープ」を売りにするブースもちらほらと目についた。
僕もアイスランドシープは好きだし、
アイスランド贔屓としてはうれしいかぎりなのだけれども、
アイスランドシープばかり食べていると
ちょっともの足りなくなってくるのもたしか。
やっぱり羊を喰うといったら、
あの歯ごたえと独特の香りがないと、
「食べたぜ!」という満足感には至らない。
まあそんな贅沢をいう前に、
まずは、せめて自分で料理できるように、
商店街のお肉屋さん、そしてスーパーも、
羊肉をもう少し店頭に並べていただけるよう、
どうかよろしくお願いする次第です。
東京都。2017年。
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# by apolro | 2017-11-06 11:44 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)

草鞋と三角ペナント。

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秋晴れに恵まれた休日は、
のんびりと奥武蔵の子の権現(ねのごんげん)へ。
洗濯をすませてから家を出て、
お昼時から歩き出すのにはちょうとよい、
およそ3時間の山旅。
やや荒れ気味の杉林を抜けた先には、
穏やかな陽気のもとで、
昼寝をするように佇む子の権現が待っていてくれました。

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日頃は不信心な僕も、
子の権現は足腰に御利益ありと聞けば、
珍しくしっかりとお参りします。
「あと10年、いやできれば20年は、どうか現状の脚力を維持させてくださいませ(欲張り)」

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絵馬ではなく小さな草鞋を奉納するも、いかにもですね。
参道の土産物屋には昔なつかしい三角ペナントが売られていました。
洗濯物干しにぶら下げられているのがいい。
見たところまだ新しいもののようです。
ここ数年で三角ペナントを見かけたのは、
奥鬼怒の日光澤温泉小屋に続いて2例目。
まだ日本のどこかで、
全国各地のペナントをせっせと作り続けている業者がいるのでしょうか。
埼玉県。2017年。
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# by apolro | 2017-11-04 11:18 | 旅の日々 | Comments(0)

映画『あん』を観た。

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舞台は日本。
どこかの地方都市。
満開の桜の樹の下で、
とくに熱意もなくどら焼き屋をやる男の店へ、
おばあさんが訪ねてくる。
彼女はその店のどら焼きを食べ、
「皮はいいけど、あんがね……」と、
男が悩んでいた問題を即座に看破。
「バイト募集」の張り紙を観て、
私を雇ってくれと乞う。
そしてそこから始まる美味しいどら焼きをめぐる物語、
と思ったら大間違いなのだった。
この夏、サンチャゴの巡礼道を歩いたときに泊まった、
オランダ人がフランスで経営する巡礼宿。
ユーロになったおかげで、
今では転居届けだけで海外でも簡単にそんなことができるらしいが、
それはまた別の話。
夕食時にワインを呑みながらそこの夫婦と話していたときに、
最近観て素晴らしかった日本映画として彼らの口から出てきたのが、
このタイトルだった。
この映画、僕もタイトルこそは知っていたが未見。
なんの情報もなし。
彼らもそれ以上内容を語ることなく、
「日本に帰ったらぜひ観てみて!」とだけ語った。
たまたま日本から持ってきていたあんこのお菓子をプレゼントすると、
こちらがびっくりするほど喜んでくれた。
そのひと月後。
いつも行く飲み屋で週に一度だけ厨房を預かる女性が、
フェイスブックに書き込んだこと。
「ポルトガルに行く飛行機のなかで『あん』という映画を観た。ブランケットで涙を隠すの苦労した」というコメント。
これは観ないわけにはいかないなと思ってようやく手をつけたのだが、
本当にすごい映画だった。
ただし前述の通り、
料理映画というわけではない。
もっともっと複雑で、人間の尊厳に関わるものがテーマ。
この映画を僕に教えてくれた彼らは、
予断なしにこの映画を観てほしいと思ったのかもしれない。
だから僕も内容についてくわしくは語らないが、
冒頭「舞台は日本、どこかの地方都市」と書いたが、
物語が進むにつれてそれが少しずつわかる仕掛けになっている。
そしてその街は、
僕が幼少時代を過ごした街。
映画に出てくる場所も、
僕が住んでいた家からほど近く、
幼稚園のころから知っていた場所。
これまでこの作品を観ていなかったこと。
あの街が舞台になっていたのも知らなかったこと。
二重の意味で恥ずかしい。
それにしても樹木希林はすごい。
2015年公開の日本映画。
東京都。2017年。
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# by apolro | 2017-11-02 15:23 | 映画で旅する | Comments(0)

山小屋と女子高生。

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ラップランドにて。
アンサカムッパの山小屋に着いたのは午後1時半ころ。
もう少し歩いてもよかったのだけれど、
昼前から雨が降り出し、
小屋で一度レインウエアを脱いでしまうと、
再びそれを身にまとう気にはなれなかった。
小屋内には想像以上にハイカーがいたのだが、
みんなお昼ご飯を食べるためだけに小屋に入ったようで、
三々五々に再び旅立っていき、
結局残ったのは僕ひとりだった。
それから小一時間ほど経っただろうか。
小屋の外がにわかに賑やかになった。
新しいハイカーの到着かと思う間もなく、
小屋にはわらわらと人が飛び込んでくる。
その数およそ20人といったところ。
そして全員が女の子。
これはいったいナニゴトか。
ラップランドにまで来てキツネかタヌキにでも化かされたか。
ひとり年輩の女性(といっても僕より全然若い)がいたので、
おずおずと尋ねてみたところ、
彼女は先生で、
この子たちはみんな少し離れた街の高校の生徒。
この日は泊まりがけのサマースクールのようなイベントなのだとか。
全員女子高生か……。
その世代の女子の元気さは世界共通のようで、
皆、片時も口を閉ざすことなくしゃべりまくる。
雨のなかを歩いてきてウエアが濡れてしまったのだろう。
なかにはオッサンがいるのもものともせず、
平然と着替えだす子もいる。
こうなるとこちらが、
なんだかもの凄く悪いことをしているような気がしてしまう。
一瞬、外にテントを張ろうかとも思ったが、
小屋の窓ガラスは
先ほどよりいっそう強まった雨に叩かれているし、
「うるさくてこんなとこいられるか!」という
意思表示に思われるのもなんとなく気になってしまう
微妙なオジサン心。
こうなったらしかたがない。
ひたすら平常心のままという体裁を崩さぬように努め、
いっぽう、その日までペース配分を考えながら
チビチビ飲んでいたラムをグイグイとあおり、
早々にシュラフに潜り込む。
もちろん夜遅くまで彼女たちの話し声が
小屋から絶えることはなかった。
翌朝は彼女たちが目覚める前にコソコソと起き上がり、
逃げるように小屋を後にしたのだった。
アンサカムッパ/フィンランド。2017年。
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# by apolro | 2017-11-01 14:11 | 旅の日々 | Comments(0)

フェルトの水筒とおじいちゃん。

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夏のラップランドにて。
ゴールに設定した山小屋には無事に14過ぎに到着。
夏の北欧は日没が遅かったり、
ときには日が沈まない日もあるので、
ハイカーたちの出発はおしなべて遅く、
そのぶん夕方までしっかり歩くというパターンが多いようだった。
早出早着きという日本の山歩きの習慣に慣れている僕は、
どうして午後早めに到着するようにペース配分をしてしまい、
この日も小屋に到着したのは僕が一番早かった。
小屋の一等地にシュラフを広げて自分のスペースを確保。
あとは明るい外のテーブルで、
のんびりとコーヒーを飲んだりして寛ぐ。
誰もいないテーブルにはなぜか水筒がひとつ、
天板のすき間に差し込むようにして置かれていた。
水筒の周囲を肉厚のフェルトで覆った、
ちょっとクラシックなやつだ。
誰かの忘れ物かなと思っていたら、
しばらくしてひとりのおじいちゃんがやってきた。
フィンランド人のハイカーのようだ。
そして僕と挨拶を挨拶を交わしたあと、
テーブルの上の水筒を目にすると、
「へへ、忘れちゃった」と
ちょっと照れながら、そしてうれしそうに、
それを回収して今来た道を再び戻っていた。
きっと長年愛用してきた水筒なのだろうな。
なんだかちょっとかわいかった。
タイバルコンガス/フィンランド。2017年。
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# by apolro | 2017-10-30 13:57 | 旅の日々 | Comments(0)

森に眠る廃車。

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ラップランドの森のなかに打ち捨てられていた一台の廃車。
ここまではハイカー用のトレイルしかなく、
例によってどうやってここまで走らせてきたのかわからない。
ここがトレイルとして整備される以前から、
すでにあったのだろうか。
かなり古いもののようで、
僕レベルの知識ではメーカーすらわからない。
北欧ということで、
ボルボやサーブの古いクルマを検索してみたけれど、
該当するような車種は見あたらない。
他の欧州車だろうか。
あるいは地理的にはソ連製ということも考えられるのか。

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三角窓やコラムシフトが懐かしい。
ハウタヤルヴィ/フィンランド。2017年。
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# by apolro | 2017-10-28 15:15 | 旅の日々 | Comments(0)

映画『ブレードランナー(古いほう)』を観た。

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『ブレードランナー2049』が公開ということで、
復習用に昔の『ブレードランナー』を観た。
この映画を最初に観たのは学生のとき。
池袋の明治通り沿いにあった名画座だ。
スタローンの『ランボー』との二本立てという、
今から考えると「えっ?」となる組み合わせ。
当時のこの作品に対する認識がうかがえる。
その後、何度か「○○バージョン」みたいな再編集ものも現れて、
たぶん全部観ていると思うのだけれど、
どれがどれだかわからなくなってしまった。
ちなみに手元にあったDVDは『ディレクターズカット最終版』。
あえて「最終版」と書かれているということは、
そうじゃない版もあるということだね。
ディレクターズカットといえば、
たいていは監督がカットできずに
やたら長くなったものと相場は決まっていて、
このDVDもそうだと思って見直したところ、
あれあれ。
最後のエレベーターで脱出したあとのシーンがないじゃないか。
あれがあるのが最終版じゃないほうのディレクターズカットなのか?
作ってみたらやっぱり長すぎて評判がよくなかったから、
やっぱりカットしましたというのが最終版?
うーむ。
誰か知っている人がいたら教えてください。
東京都。2017年。
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# by apolro | 2017-10-27 14:27 | 映画で旅する | Comments(0)

プロテアの花。

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送られてきた野菜に添えられていた一輪の切り花。
プロテアの仲間だろうか。
ゲンコツほどもある花はなかなかの存在感だ。
届いたときはまだしっかりとゲンコツを握っていたが、
少しずつ少しずつ、
このニョロニョロのような花弁を開き始めてきた。
昔、このプロテアのなかでも、
ひときわ華やかなキング・プロテアという品種を、
小さな苗から育てようとしたことがある。
しかし彼らは栽培が難しいことでもよく知られていて、
僕もあっさり失敗。
枯らせてしまった。
なんでも原産は南アフリカあたりで、
日本の夏は水をやりすぎても足りなくても
すぐ致命傷になるのだとか。
こんな花を見事に咲かせられたらちょっと感動するだろうけれど。
ちなみに花言葉は「王者の風格」だそうです。
東京都。2017年。
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# by apolro | 2017-10-26 11:55 | 旅の生き物、日々の生き物 | Comments(0)

今日の昼ごはん:秋刀魚の塩焼きと栗ごはん。

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送ってもらった栗をようやく処理。
栗の皮むきにはいろいろとコツあるようで、
これまでにもいろいろと試してみたが、
どれも決定打には至らず。
結局は一個ずつナイフでむいていく。
バカバカしいテレビでも観ながらやると、
時間の無駄遣いという罪悪感からも逃れられる。
秋刀魚は粒子の大きな岩塩をまぶして焼くのが、
最近のお気に入り。
東京都。2017年。
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# by apolro | 2017-10-25 16:42 | 今日の昼ごはん | Comments(0)

『人を襲うクマ』を読んだ。

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『人を襲うクマ』を読んだ。
そして案の定、
これからひとりで山をどう歩くかという問題について
深く考えさせられることになった。
本書は実際に山でクマに遭遇、襲われた人たちをていねいに取材し、
そのときの状況を報告したものだ。
紹介されている事故発生場所のいくつかは僕も歩いたことがあるし、
そのうちのいくつかはひとりで何度も歩いたことがある。
これまでは人が多い休日の山域ならまず大丈夫、
そして人がいない平日の山やマイナーな山域では、
クマ鈴を鳴らして自分の存在をアピールしておけば
大丈夫じゃろうと思っていたが、
どうやら少し考えを改めなければならないようだ。
真っ先に頭に浮かんだのは、
熊除けスプレーの携帯だが、
あれを効果的に使うには、
使い慣れておくこと、
すぐに使える場所に置いておくこと、
そしてクマと冷静に対峙する度胸が必要だろう。
ちょっと自信がないな。
一本10000円前後するうえ、
一回で使い切り、
しかも使用期限もあるというのもなかなかハードルが高い。
こんなのがあったらいいなと思うのは、
小さな圧縮空気ボンベ、
携帯用のビアサーバーや自転車用インフレーターに使っている
あのサイズくらいまで小型化してくれて、
それをトレッキングポールのグリップ部に収納、
そしてポールの先端周辺から噴射できるような仕組みになっているもの。
これならある程度の距離を置いても使えるし、
狙いも定めやすいのではないか。
ただしいつもポールとして利用しているぶん、
熊除けスプレーとして使うには、
いくつかの安全装置を解除しなくてはならないという手間が必要になる。
まあ、そこまでは求めないので、
もう少し買いやすい価格、
一本2000円くらいで、
日本の大手総合アウトドアメーカーが売り出してくれないものか。
クマ鈴だってそのくらいするのだから、
熊除けスプレーがその値段なら絶対売れそうだけどな。
東京都。2017年。
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# by apolro | 2017-10-24 15:05 | 旅の道具、日々の道具 | Comments(0)

嵐の夜の訪問者。

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関東地方を超大型台風が通過した昨夜。
嵐に紛れて何者かが玄関先のブドウを失敬しにきたらしい。
深夜という時間帯を考えると鳥の仲間は考えにくい。
ブドウの一粒の直径2センチほどあることを考えると、
昆虫でもないだろう。
なによりちゃんと皮を剥いて種まで吐き出している、
このていねいな作業。
手のあるやつの仕業だな。
となるとこのあたりで目撃例があるやつといえば、
やはりハクビシンか。
あんな風雨のなかでもしっかり出勤するとは、
意外とマジメなやつだ。
いやいや。
一番怖い犯人は人間だけどね。
夜中に知らないおっさんがうちの玄関前で
ブドウを無言でムシャムシャ食べている姿。
想像したら相当おそろしいぞ。
東京都。2017年。
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# by apolro | 2017-10-23 14:43 | 旅の生き物、日々の生き物 | Comments(0)

田端で角打ち。

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田端で待ち合わせ。
約束の時間よりちょっと早く着いたので、
以前から行ってみたかった店をのぞく。
これはウソ。
本当はその店に寄るために30分早めに着くように家を出た。
10年ほど前に建て替えられた田端駅の、
橋上改札から細い階段をするすると下りると、
昔ながらの田端の街並みが残っていた。
実は高校時代、
僕は巣鴨にある高校に通っていたので、
田端は毎日乗り換えで利用していた。
まあ、高校生に田端はほとんど用事がなかったけれど。
駅から少し歩いたところにある
古びた商店街の一角に目的の店はあった。
『喜多屋酒店』。
いい名前ですね。
店構えはごく普通の酒屋さんだけれど、
実はここは夕方から角打ちをやっている。
店内には何本か長板が渡してあり、
それをテーブル代わりにしての立ち呑み。
冷蔵庫から自分でロング缶のビールを出して、
カウンターにいるおばあちゃんに持っていくと、
「290円」。
そう、酒屋さんの販売価格そのままだ。
もちろんビールだけではなく、
口の開いた日本酒の一升瓶も並んでいる。
おぼあちゃんの後ろに鎮座している
年期の入った甕に入っているのは焼酎かな。
スナックやら缶詰やらの乾き物が置かれていて、
唯一火を使った料理と思われるのはゆで卵。
隣りの常連と思しきおじさんが、
日本酒とゆで卵という組み合わせを楽しんでいた。
金曜日の夕方ということもあってか、
スーツ姿も多く見受けられる。
今度は余裕をもって行って、
もう少しじっくりと呑んでみよう。
角打ちで長居というのはちょっと野暮っぽいけれど。
東京都。2017年。
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# by apolro | 2017-10-22 15:32 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)

フィンランド国内線の旅。

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ヘルシンキからラップランドのクーサモ空港へ飛んだのは、
ノルディック航空のATR72。
このノルディック航空、
数年前の吸収合併やらなにやらで、
フライビー・フィンランドと社名を変更したらしいのですが、
航空会社なのに○○航空みたいな社名じゃないのって、
素人にはちょっと紛らわしいですね。
で、このATR72のうれしいのは高翼機というところ。
窓の上に主翼がついているので、
どの座席からでも下の景色が一望できるわけです。
胴体の一部がカパッと開いて、
裏側がそのままタラップになっているというのも、
なんだかダンドリっぽくて好き。
離陸してすぐさま飲み物を配りだしたので、
「ビールある?」と訪ねると、
意外にも「もちろん」との返事。
おおっとちょっと感動していたところ、
やがて運ばれてきたビールは有料でしたとさ。
そりゃそうだ国内線だもん。
そしてそんなときに「じゃあいらない」と言えないのも、
気の小さい日本人にはよくわることでしょうか。
ヘルシンキ/フィンランド。2017年。
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# by apolro | 2017-10-20 17:09 | 旅の日々 | Comments(0)

映画『コン・ティキ』を観た。

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舞台は南太平洋。
もちろん原作はヘイエルダールの『コンチキ号漂流記』。
それまでポリネシアに暮らす人々は、
西から、つまりアジアからやって来たといわれていた通説を覆すために、
彼らは当時の技術でつくられた筏で南米チリからポリネシアを目指す。
基本実話なので、
苦労を重ねた漂流も
それほどびっくりするようなエピソードはなかったけれど、
最後の最後に待っていた危機に対して、
航海中にはあまり活躍できなかったメンバーが、
いいところを見せるところに原作者?制作者?の優しさが感じられる。
恥ずかしながら『コンチキ号漂流記』は、
子ども向けの抄訳でしか読んだことがなかった。
子ども心に「コンチキ」というの響きがあまりカッコよくなくて、
いまひとつそそられなかったのだろう。
これを機に大人版を読んでみようか。
ちなみにヘイエルダールはノルウェイ人。
なのでメンバーも北欧系の人が多いのだけれど、
女子的にはみんな背が高くてイケメンで、
イケメンは長い航海でヒゲもジャになってもイケメン、らしいです。
エンディングのメンバーのその後のエピソードには、
ちょっと切ないものがありますね。
2012年のノルウェイ映画。
東京都。2017年。
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# by apolro | 2017-10-19 11:28 | 映画で旅する | Comments(0)

10年振りに決勝進出。

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今年のサッカー、
アジア・チャンピオンズリーグ。
10年ぶりに浦和が決勝進出を決めましたよ。
対した上海上港はフッキやらオスカルやら、
ブラジル代表クラスがいて苦戦の連続でしたが、
ここで無失点で抑えるとは。
会場のさいたまスタジアムは、
平日の雨模様、19時半のキックオフながら44000人が入ったとか。
いやお疲れさまでした。
さあ次は決勝ですね。
東京都。2017年。
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# by apolro | 2017-10-18 21:49 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

ドイツ人青年と森で一夜。

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フィンランドのトレイルを歩いている途中で、
一時一緒に歩いていたドイツ人の若者。
ヒゲを生やしているのでちょっと老けて見えたが、
聞けばまだ二十代半ばとのこと。
この日のビバーク小屋に到着すると、
すぐさま薪の伐りだしに向かってくれるなど、
若々しくてよろしい。
僕もちょっとは働かなくちゃなと思って、
枯れ枝で種火を熾していた。
やがて薪を抱えて戻ってきた彼は、
すでに火が熾きているのを見るや、
「あれ、もう火ついちゃってるんだ」とばかりの、
ちょっと残念そうな顔をした。
聞けば彼は子どものころからボーイスカウトに参加していて、
今回はそのときに学んだ技術を
フルに活用したかったらしかったのだった。
知らなかったことはいえ、
それは余計なことをしてすまんことだった。
でもそのあとに彼が持ち出してきたのは、
マグネシウムを削ってそこにフリントロックの火花で着火させる道具。
別にサバイバルじゃないので、
普通にマッチかライターでいいと思うぞ。
彼とはスタート地点から翌日の朝まで一緒に行動した。
別にこの焚き火の件でもめたわけではなくて、
単に若者とは起床時間が合わなすぎたのだった。
ペリトゥマコスキ/フィンランド。2017年。
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# by apolro | 2017-10-18 11:56 | 旅の日々 | Comments(0)

蟲の谷にて。

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丘の上に続く見晴らしのよい道を歩いていた。
こんな道をずっと行くのだったらよいなあと思ったが、
現実はそうはいかない。
やがて小さな分岐が現れ、
そこには真新しい張り紙があった。
フランス語でしか書かれていないので詳細は不明だが、
どうやら「GR65のルートを一部変更した。ここを左へ行くべし」
と書かれているようだった。
GR65というのは、
そのときサンチャゴ・デ・コンポステーラを目指して歩いていた道だ。
理由はさだかではなかったが、
持っていた地図上では、
その先からしばらく車道を歩くことになっていたので、
おそらくは車道歩きのリスクを回避するために、
新しいルートがつくられたのだろうと推測してその指示に従う。
いくつかの同様のサインを横目に車道を横断し、
反対側の森に入っていくと、
やがて道は沢沿いを行く小径になった。
視界が遮られ、風もなく、
じめじめと湿気が溜まっているあまり気持ちのよくない土地だった。

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さらには出自は不明なれど、
ひどい悪臭も漂っている。
なんだろうこの臭いは……。
ゴミや生物の腐敗臭とはまた違うようなのだが。
そのうち顔に何度も蜘蛛の巣が引っかかるようになった。
最初はただ鬱陶しく思い、
棒を振り回していたのだが、
やがておかしなことに気づく。
この日、この道を歩いたのは僕が最初ではないはずだ。
昨日泊まった宿からは何人もの巡礼者が先に出発していった。
なのになぜ蜘蛛の巣が健在なのだ。
まさか。
道を間違えたか……。
いやそんなはずはない。
その道が正しいことを示すマークは、
ずっと点在している。
じゃあなんで蜘蛛の巣が……。
そして闇雲に蜘蛛の巣に突っ込むのではなく、
どんなふうに蜘蛛の巣が張られているのか観察しようと思ったときに、
謎のひとつが判明した。
樹木のすき間から差し込む日差しに輝いているのは
蜘蛛の巣ではなかった。
枝からまっすぐと重力にしたがった垂れる糸。
それが何十本と。
そしてその先にはすべて毛虫が。

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わあ。
慌てて身体をチェックすると、
すでにシャツの上を何匹となく毛虫がのたくっている。
長さ20ミリ程度。
ストライプのボディに透明で細かな毛が生えている。
別に悪さをするわけではないので(たぶん)、
それほど怖れる必要はないのだが、
やはり気持ちのよいものではない。
一匹ずつデコピンで弾きとばし、
それからは毛虫の糸をなぎ払うように
棒を横に振るようにして先を急いだ。
やがてようやく毛虫の谷を抜けて、
以前のような開放的な道へ出た。
いやあひどい目に遭ったものだと、
あらためて身体をチェック。
いるいる。
気をつけていたつもりだったが、
シャツに帽子にバックパックに、
そしてないかには首筋に入り込んだやつも。
都合30匹近くは新たにくっついていたのはないだろうか。
ただしそこまでくるとこっちも慣れたもの。
入念に探し、
素手でつまんで順番に退場願う。
慣れというのはときに恐ろしいが、
ときには頼りになる。
ちなみにもうひとつの謎、
あの悪臭の正体は結局わからずじまいだったが。
ラスカバナス/フランス。2017年。

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# by apolro | 2017-10-17 15:44 | 旅の日々 | Comments(0)

コミック『重版未定』を読んだ。

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タイトルからも予想はできていたものの、
生々しく、あまりにリアルな中小出版社の内情の話。
絵のタッチがシンプルなのがまだ救いで、
これをもっとリアルな絵で描かれたら、
最後まで読むのがツラかったかも。
僕も過去に出版社やら編集プロダクションやら
合計5社ほどで働いてきましたが、
そのなかでも一番長く在籍していて、
一番危機的状況にあった出版社の実情ととてもよく似ています。
読みながら作品中に出てくる細かな数字に
いちいち「ビクッ!」となったりして。
その出版社が倒産してからもうずいぶんたつのに、
その記憶は記憶のヒダにしっかりと刻み込まれているのだなあ。
東京都。2017年。
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# by apolro | 2017-10-16 16:46 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

視界を完全に遮られた馬。

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サンチャゴ・デ・コンポステーラの巡礼路を歩いているとき、
馬を散歩させている女性とすれちがった。
自宅で馬を飼えて、
近所の田舎道(しかも巡礼路)を
自由に歩かせられるなんて羨ましいな。
ところでこの馬、
顔を完全に布で覆ってしまっているように見えるのだけれど、
これも競走馬などがときどきつけているブリンカーの一種なのだろうか。
あれは350度近くある馬の視野を制限して、
気が散らないようにするためのものらしいけれど、
これもそういうためのもの?
完全に視界を遮っちゃったら、
かえって馬は怯えそうな気もするけれど。
バッシュ/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-10-15 16:10 | 旅の生き物、日々の生き物 | Comments(0)

立ち上がる盛りつけ。

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プロの作る料理とアマチュアが作る料理には、
手間や予算、いつも同じ味に仕上げられるかとか、
さまざまな違いがありますが、
盛りつけというのもそのひとつですね。
僕らが家で作る料理というのは、
どうしてもぺったりと平面的な仕上がりになってしまいますが、
プロの手にかかると、
よくもまあ崩れないものだという、
ギリギリのバランスで成り立っている盛りつけで供されたりします。
ちなみにこれはスモークサーモンのサラダ。
取り分けるのにもちょっと緊張感がありますが、
運んでくる人も大変だろうな。
東京都。2017年。
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# by apolro | 2017-10-14 15:35 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)

古書店スタンプラリーにこっそり参加中。

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先週から始まっている『古書の日』スタンプラリー。
11月5日までの約1カ月にわたって、
都内と(一部神奈川)の古書店を巡って、
スタンプを集めようという企画。
ひと月で73店舗はさすがにちょっと厳しそうだけれど、
見知らぬ街の見知らぬ古書店を訪ねるにはいい機会かも。

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それに併せて見知らぬ酒場なんかも覗いたりしてね。
スタンプの図案が
それぞれ文学作品などをモチーフにしているというのも、
古書店らしくて○です。
ある程度集めると景品がもらえるのもちょっとうれしくて、
僕が狙っているのは、昭和の書店の代名詞ともいえる「ハタキ」。
これで自分の本棚をパタパタしてやりたい。
スタンプはまだ5つしか集まってないけれど。
東京都。2017年。
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# by apolro | 2017-10-12 11:52 | 旅の日々 | Comments(0)

衆院選公示日の高円寺。

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衆院選公示初日。
高円寺駅前に枝野さん登場。
枝野さんといえば、
福島原発事故直後の不眠不休の活躍が懐かしい。
そして高円寺というと、
一般には若者の街と思われているかもしれませんが、
平日の日中は中高年層多し。
それも元少年ロックンロールだったり、
元サブカル少女だったりしたような、
一癖も二癖もありそうなジジババばかり。
まあ、人のことはいえませんが。
そんなかたがたがワラワラと集まっていました。
そして枝野さんが僕と同い年ということを知ってちょっと衝撃。
なんという人間力の差だろうか。
東京都。2017年。
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# by apolro | 2017-10-11 12:19 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

4年ぶりに登山靴の更新。

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ちょうど丸四年履き続けたスカルパの登山靴。
先日の山から帰ってきて手入れをしていたら、
ソールの摩耗が想像以上に進行しているのに気づく。

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ソールの張り替えというのも考えてみたが、
以前にくらべると防水性もかなり落ちているので、
ラミネートされているゴアテックスも劣化しているのだろう。
思いきって買い替えることに。
ただし登山靴って、
自分の足にフィットするかは履いてみないとわからないし、
履いた当初はよくても時間が経つと違和感が出ることも。
その点、今まで履いてきた登山靴は、
購入当初から自分の足にフィットし続けていたので、
迷うことなく同じモデルを手に入れることにする。
と、ここまで考えて調べてみたら、
同モデルはどうやら最近廃盤になったようで、
メーカーのサイトにもなく、
小売店にあるのも在庫のみとみえて、
やたり小さいのとかバカでかいサイズしか置いていない。
こうなるともう意地みたいなもので、
ネットであっちこっち渡り歩いた挙げ句、
ようやくアメリカのショップに在庫があるのを見つけて発注。
同じモデルだから同じサイズを注文すれば試し履きもいらないしね。
やがて太平洋を渡ってやってきたスカルパ・カイラッシュGTX。
箱を開けたときにちょっとギョッとした。
これまで履いていた同モデルと微妙に仕様が違うのだ。

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足を入れる部分の切り返しの色も違うし、
シューレースの取り回しにも若干の変更がある。
ビブラムソールのパターンも違うぞ。
おいおい。
同モデルでも年が変わるとこんなにマイナーチェンジするのかい。
まさか木型の変更はないだろうね。
山用のソックスを履いて、
ゴクリと固唾を飲みながらの試し履き。
……。
ほっ。
履き心地はこれまでのと同様、
しっくりとくるフィット感。
よかった。
アメリカへの返品なんて、
考えただけでも面倒くさいからね。
さて、こいつの初出動はどこになるかな。
東京都。2017年。
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# by apolro | 2017-10-10 14:47 | 旅の道具、日々の道具 | Comments(0)

石垣島から届いたTシャツ。

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いつものようにいつもの酒場に出かけると、
オーナー、シェフともにいつもらしからぬTシャツ姿。

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聞けば以前高円寺に住んでいて、
このお店の常連だったシローちゃんが、
故郷の石垣島に戻って早や数年。
石垣島の目抜き通りに、
Tシャツをはじめ沖縄、八重山をテーマにした
さまざまなオリジナルグッズのショップ
『浜詩』をオープンしたのだそう。
彼らが着ているのはそのTシャツでした。
八重山らしい、彼らしいデザインですね。
石垣島、東京からだとなかなか出向く機会がないけれど、
行ったときにはぜひとものぞいてみようと思います。
東京都。2017年。
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# by apolro | 2017-10-09 13:22 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

一時ミニ野菜というのが流行りましたが。

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お義母さんがいろいろと野菜を送ってくれたのだが、
そのなかに謎野菜発見。
最初、半透明のビニール袋に包まれていたときは、
てっきりショウガかと思ったのが、
出してみるとなんとオレンジ色。
ニンジンか!
しかしこんな小粒品種のニンジンなんてあるのかなあ。
みんながみんな同じような大きさだ。
時期的にこれ以上大きくは育たないと見切った
ただの生育不良?
とくにこの野菜に関するメッセージはなし。
いずれにしてもこの小ささだ。
切ったり刻んだりはしないで、
まるのままじっくり煮物にでもしてみよう。
東京都。2017年。
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# by apolro | 2017-10-08 13:40 | 旅の生き物、日々の生き物 | Comments(0)

雑誌『WILD SIDE』2号が届いた。

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本日発売の旅とアウトドアの雑誌『WILDSIDE』VOL.2(地球丸刊)の巻頭で、
アイスランドのロングトレイルについて寄稿させていただきました。
僕の旅の傾向としてはいつも、
「まだ行ったことのない場所へ」「まだ見ぬ風景へ」という気持ちが
行動原理になっていることが多く、
そのためなかなかリピーターにはなれないのですが、
今回執筆にあたって写真を選んでいたら、
「またアイスランドに行きたい」という気持ちに珍しくなりました。

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書店で見かけたらお手にとっていただければ幸いです。
東京都。2017年。
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# by apolro | 2017-10-07 12:47 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

アンヌ・ヴィアゼムスキーが死んだ。

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今朝の新聞の訃報欄。
フランスの女優、アンヌ・ヴィアゼムスキーが亡くなっていた。
70歳だったそうだ。
まだまだ若い。
僕が好きな女優ランキングで常に上位を争っている。
ちなみに対抗はアンナ・カリーナね。
ゴダールの『中国女』そして『東風』。
どちらも中国の文化大革命をはじめとして、
1960年代の世界情勢をよく知っていることが前提になっているので、
80年代半ばに20歳になるかならないかの僕には、
わからない部分もたくさんあったけれど、
映像の美しさ、
そしてアンヌ・ヴィアゼムスキーの魅力にはイチコロであった。
ちなみに僕が、女性の猿手(手を伸ばしたときに肘がぐいっと180度以上、逆「く」の字状に曲がるアレね)フェチになったのも、
この人のせい。
もちろん僕もリアルタイムで見たわけではない。
どちらの作品も実際にスクリーンで見たのは一度だけ。
アテネ・フランセのゴダール回顧特集のときだった。
今夜はDVDでひとり追悼上映でもしてみようか。
そういえばゴダールはアンナ・カリーナとも、
アンヌ・ヴィアゼムスキーとも結婚している(後に両方とも離婚)。
とんでもねえオヤジだな。
ご冥福をお祈りいたします。
東京都。2017年。
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# by apolro | 2017-10-06 10:39 | 映画で旅する | Comments(0)

スクールバスに乗って。

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フィンランドのロングトレイル『カルフンキエロス』へは、
飛行機でヘルシンキへ、
そこから国内線でクーサモへ、
さらに空港バスでルカへ。
ルカからスタート地点であるハウタヤルビ村までは、
路線バスで約1時間ほどの距離なのだが、
これが極端に便数が少なく、
一日一便、
しかもハウタヤルビ村への下り便は、
午後3時発という中途半端さ。
一瞬歩いてやろうかとも思ったが、
バスで1時間ということは、
おそらく距離にすると50キロオーバー。
あっさり断念して午後3時のバスを待つ。
やがてやって来たマイクロバスに乗り込んだのは、
いかにもこれからトレイルを歩きますよという、
ハイキング装備の4人。
あー、これじゃあバスが少ないのもしかたないか。
でもそれならせめて朝の便にしてくれれば、
一日分行動時間を稼げるのになあなどと思いつつ
窓の風景を眺めていると、
ほどなくしてバスは平屋の建物の前に停車。
そしてそこから帰宅姿の小学生たちが、
ゾロゾロと乗り込んできた。
バスはほぼ満席。
子どもたちの姿はどこの国も変わらず、
男の子は奇声をあげてゲラゲラ笑うかと思えば、
女の子たちは女の子同士でヒソヒソとなにか話していて楽しそう。
やがてバスが停まったので停留所かなと思ったら、
そうではなくて一人の男の子の家の前だった。
そしてまた一軒の家の前に泊まり女の子が下車。
家の前で停めてあげるなんて親切な運転手だなと思っていたら、
バスはそのうち明らかに路線をそれて、
細い林道のような道に入って、
その先にあるログハウスの前で停車。
ここでも男の子を下ろすと、
再び路線に戻ってゆく。
ここに来てようやくわかった。
僕が乗っているのは路線バスではなくて、
スクールバスなのだ。
子どもたちが路線バスで通学しているのではなく、
スクールバスに僕たちハイカーが便乗させてもらっているのだ。
それで不便なダイヤの意味も納得。
朝は各家庭から子どもたちを乗せて学校に向かい、
午後は子どもたちの下校時間に合わせて運行。
それが午後3時というわけだ。
冒頭のブレブレの写真はそんなときに撮った一枚。
けっこう森の奥深く入った場所で下車、
そこから家路に着く女の子の姿を車窓から撮ったもの。
砂利道の林道の先、
深い森の中で、
この女の子はどんな暮らしをしているだろうかと、
興味を覚えずにはいられなかった。
ハウタヤルビ/フィンランド。2017年。
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# by apolro | 2017-10-05 10:28 | 旅の日々 | Comments(0)