旅と暮らしの日々 by sato tetsuya


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by apolro
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映画『百日紅』を観た。

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舞台は江戸。
時代は文化年間。
天才絵師・葛飾北斎とその娘にしてこれまた天才お栄の物語。
原作は漫画家にして江戸風俗研究家でもあった杉浦日向子さん。
彼女が亡くなってからもう12年にもなるんだね。
冒頭で描かれる江戸・両国橋からの眺めがとにかく美しい。
橋を往来するさまざまな職業の人々。
とんがらし屋、白玉屋、すずむし屋……。
世界有数の大都市にしてエコ都市だった当時の江戸と、
そして異界への入口がそこかしこに顔を覗かせる江戸が交差する。
長屋沿いを流れる水路の水も清らかで、
そんなところに釣り糸を垂れている釣り師には、
「いってぇ何が釣れてるんでい?」と声をかけたくなる。
ちなみに今でも出版業界では、
出版社のことを版元と呼ぶのだけれど、
この呼びかた、
江戸の時代から使われていたんだね。
お栄がたびたび作品を収めにいってました。
この時代の江戸、
できるものなら一度は旅してみたい!
東京都。2017年。
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# by apolro | 2017-08-08 15:37 | 映画で旅する | Comments(0)

モワサックの街角でギョッとしたゴミの話。

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今回の巡礼を終えたのはフランスの南西部、モワサック。
宿にバックパックを預け、
久しぶりに完全な空身で街を散歩していたときのこと。
歩道の前のほうに大きなゴミ収集箱が見えた。
そしてその手前には黒いポリ袋が道端にダイレクトに置かれていた。
収集箱のほうは満杯でフタも閉まらない状態だったので、
おそらくは誰かが自分のゴミを脇に放置したのだろう。
そのポロ袋の脇を抜けようとしたとき、
何気なく視線をやってギョッとした。
ポリ袋は引き裂かれていて、
なかを覗けるようになっていたのだが、
そこから人の頭が半分顔を出しているではないか。

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いや、すぐに気づきましたよ。
これは本物ではない。
たぶん美容師が練習につかうマネキンの頭部だね。
でもやはり第一印象のショックはなかなかのものであった。
よく見るとひとつだけではない。
合計三つも入っている。
おっちょっこちょいの人が第一発見者だったら、
ちょっとした事件になったかもしれないな。
そして本当の第一発見者、
「なにかいいものが捨てられているのではないか」と、
このポリ袋を破ってみた人はさぞかしたまげたことだろう。
モワサック/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-08-07 15:00 | 旅の日々 | Comments(0)

てっきりパスタだと思って注文したものの正体。

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丘の上に佇む小さな街、
ロゼルトでは広場に面した食堂に入った。
フランス語のメニューは相変わらず解読に難儀するが、
そのなかに「ナントカカントカのスパゲッティ」というのを発見。
おお、麺類ずいぶん食べてないな。
炭水化物でカーボローディングじゃとすぐさまオーダーしたところ、
運ばれてきたのがこれ。
見た瞬間は「スパゲッティというよりフィットチーネだよな」と、
やや意外さを感じつつも、
フォークに巻いて口に運ぶとさらに驚きが。
こ、これ、フィットチーネでもない。
というかパスタですらない。
パスタ状に見えるものはなんとズッキーニであった。
たぶんズッキーニに少し熱を加えて柔らかくし、
パスタ状に細く切りそろえたものなのだろう。
それをオリーブオイルやらワインビネガーやら松の実やらで風味づけし、
トマトとメロン、塩漬け黒オリーブにマスカルポーネチーズを添えた、
サラダ的なひと皿というのがこのメニューの正体なのだった。
たしかにこの時期はズッキーニの旬らしく、
どこでも出てくることが多い。
いや、十分美味しいし、
若干の物足りなさは、ついてくるパンを食べればいいのだけれど、
なんだかとても健康的な昼ご飯になってしまった。
そして昔、『料理の鉄人』という番組で、
鉄人・道場六三郎がカブを細長く切ってから少し茹で、
パスタ仕立てにしていたのを思い出した。
ロゼルト/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-08-06 12:05 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)

「完全閉店」の文言に驚く。

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池袋にある登山用品店の老舗「秀山荘」から、
「完全閉店」と書かれた葉書が届き驚く。
池袋の秀山荘といえば、
高校に近かったこともあって山岳部時代にはよくお世話になった。
とくに沢登り関連に強く、
初めて買った沢登り用ブーツもここのオリジナルだった。
昨今、いわゆる山ガールブームがひと息つき、
登山用品店やメーカーは苦境にあるという噂は耳にしたが、
秀山荘もなのかと一瞬暗い気持ちになった。
が、すぐに「移転のため」という文言も見つけてホッとする。
けれどあんまり不便なところだと行くのが大変だなと思ったら、
裏面をみると移転先が書かれていた。
なんと新宿歌舞伎町。
現在SRCが入っているハイジアの1階だ。
SRCと秀山荘って池袋でも近かったけれど、
なにか関係があるのだろうか。
もしかしたら増床?つまり 攻めの姿勢?
いずれにしてもこれまでより近くなった。
10月になったらのぞいてみよう。
東京都。2017年。
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# by apolro | 2017-08-05 14:15 | 旅の道具、日々の道具 | Comments(0)

ジュニパーの実はやっぱりジンの香り。

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巡礼路沿いによく生えていた野生のジュニパー。
乾いた土と岩と緑しかないなかで、
このブルーはひときわ映える。
一粒つまんで指でつぶし、
そっと鼻に近づけると、
ほんのりとジンの香りがした。
いや、ジンにジュニパーで香りをつけているのだから逆か。
フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-08-04 15:10 | 旅の生き物、日々の生き物 | Comments(0)

フランスの村で秋田犬に会った。

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ロカマドールの村で出会った秋田犬。
最近は欧米でも和犬が人気だそうですが、
実際にはなかなかお目にかかる機会はありません。
なんだか古い友人と偶然再会したような気持ちになり、
思わず駆け寄って写真を撮らせてもらいました。
しっかりとしつけもされていて行儀よし。
ただ、自分のご主人は奥さんのほうだと思っているフシがあって、
写真に写っている旦那さんのいうことはちっとも聞いていませんでした。
ロカマドール/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-08-02 12:25 | 旅の生き物、日々の生き物 | Comments(0)

フランスの「一家に一台」的なゲームの正体。

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ちょっとお洒落なところから庶民的なところまで、
フランスで泊まった宿のほぼすべてで見かけた、
この「SCRABBLE」というボードゲーム。
よっぽど人気があるんだろうな、
おもしろいんだろうなと思っていたところ、
ある宿で英語が流暢なフランス人がいたので、
思いきって尋ねてみました。
彼は「ああ、あれね」という顔をして、
ゲームを開くとていねいに教えてくれました。
ざっくりというと、
クロスワードパズルとオセロゲームを合わせた
ルールといったらよいでしょうか。
アトランダムに手にしたアルファベットの牌を
組み合わせて単語をつくり、
それをボード上に並べ、
そしてそこになんやかんやとオセロ的なルールが加わる模様。
言葉の勉強にもなりそうで、
やはりフランスでは一家に一台的なゲームなのだとか。
一通り説明してくれた彼が、
「一度やってみる?」と誘ってくれましたが、
フランス語の単語なんて三つくらしか知らない
僕の手に負えるわけがありませんな。
フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-08-01 18:51 | 旅の日々 | Comments(0)

これは「猫ホイホイ」効果なのか。

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フランスの巡礼路を歩いていたある朝。
パンとコーヒーの簡単な食事を摂っていると、
テーブルの足元でなにやらもぞもぞと動きがあった。
なんだろうと思うまもなく、
そのなにかは足を伝ってヒザの上まで登ってきた。
思わずテーブルクロスをめくって確認してみたところ、
「おおお!」と思わず声をあげてしまう一匹の子猫。
この宿の飼い猫だろう。
猫の習性にはあまりくわしくないのだが、
おそらくヒザにかけていた紙ナプキンが、
「猫ホイホイ」的効果をもたらしたのではあるまいか。
「猫ホイホイ」というのは、
床にロープでもなんでもいいのでぐるりと一区画を区切ってやると、
どういうわけかそのなかに猫が入ってくる、というものらしい。
こうなるとかわいくて動くに動けない。
コーヒーのおかわりが欲しかったので、
宿のおかみさんに「コーヒーをもう一杯」と頼むと、
おかみさんは「コーヒーポットならそこに……」といいかけ、
僕のヒザの上を見るやいなや、
眼を細めながらポットを手にそっと僕のカップに注いでくれた。
カブルレ/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-07-31 16:34 | 旅の生き物、日々の生き物 | Comments(0)

馬車のいろいろ。

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片田舎の巡礼路沿いに建つ納屋から、
古い馬車が顔をのぞかせていた。
農作業に使う荷馬車はまだルーマニアあたりでけっこう使われているし、
ゴムのタイヤを履いた馬車なら観光地でもよく見かけるが、
これはまたずいぶん古いもののようだ。
二人乗りなのか、
それとも後ろに背中合わせでもう二人乗れたのか。
馬車についてちょっと調べてみて意外だったのは、
現在のクルマに用いられている形式上の名称って、
どうやら馬車の時代から由来しているらしいこと。
バギー、カブリオレ、キャラバン、クーペ、ワゴン、カート……。
みんな馬車の形状別の名前だったのだね。
さしずめこれはクーペ(二人乗りの四輪箱形馬車)か、
カブリオレ(一頭立ての二輪幌馬車)といったところだろうか。
旅はいろいろと勉強になる。
ベドゥアール/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-07-30 17:36 | 旅の日々 | Comments(0)

デイヴィッド・ホックニーな洗面台。

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フランスのコンクで泊まった巡礼宿は、
もともとは修道院の建物だったらしい。
そのためか、
部屋は小さく質素だが、
壁も天井も白く塗られて清潔感は高い。
小さな洗面台もあつらえてあった。
脇には細長い窓があり、
午後にそこから乾いた日差しが入り込むと、
洗面所はまるでデイヴィッド・ホックニーの絵のような色味を帯びた。
なんだかちょっと得した気分。
コンク/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-07-29 18:17 | 旅の日々 | Comments(0)

『トランピン』32号が届いていた。

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巡礼の旅から戻ると、
『トランピン』の32号が届いていた。
そうであった。
先月に原稿を書かせていただいていたのであった。
特集は「夏山のテント泊」。
小屋泊まりにくらべると荷物は増えるけれども、
「自分の力で旅をしている」という自由感には、
ほかには変えがたい魅力がありますね。
夏山の季節は一瞬。
さあ僕も早いところ時差ボケを直して出かけよう。
東京都。2017年。
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# by apolro | 2017-07-28 15:35 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

三週間のオトシマエ。

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三週間ぶりに帰宅。
出発前に新聞は止めたし、
睡蓮鉢のメダカとヌマエビの餌やりは弟に頼んだし、
完璧だと思っていたのだが、
唯一の誤算はこの時期の植物の生長スピード。
ブドウの蔓が伸びるわ延びるわで、
郵便受けを侵食しまくっていた。
こりゃあ郵便屋さんも配達しにくかったろう。
早々に剪定しなければ。
ということで帰ってまいりました。
東京都。2017年。
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# by apolro | 2017-07-27 14:21 | 旅の生き物、日々の生き物 | Comments(0)

最後の窓からの眺め。

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今回の旅もそろそろおしまい。
トゥールーズの空港でボーディング待ち中です。
写真はトゥールーズで泊まった宿の窓からの眺め。
この街の建物がレンガにしろ瓦にしろ赤味が強いのは、
この街を流れるガロンヌ川由来の赤い土を使っているからなのだとか。
夜遅く、
左下に見える部屋のベランダで、
性別は不明ながら一人ワインを傾けているシルエットが見え、
なんだかカッコいいなと思いました。
ここで大事なのは性別不明というところ。
そうでないと単なるスケベオヤジの覗きになっちゃいますからね。
トゥールーズ/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-07-25 19:18 | 旅の日々 | Comments(0)

カブトムシとの出会い。

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歩いている最中は
結局メスのクワガタしか見つけられなかったのに、
街に降りてきたところでいきなり発見。
最初に見たときはメスのカブトムシかと思ったけれど、
近づいてみるとちゃんとありましたよ、ツノが。
日本のカブトムシにくらべるとずいぶん小さなツノですが、
ファーブル先生にとって身近だったのはこんなカブトムシなのでしょうか。
モワサック/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-07-25 19:14 | 旅の日々 | Comments(0)

酒と自転車。

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巡礼の旅を終えてモワサック。
この街には二日滞在。
昨日の巡礼宿から古いホテルへ居を移して、
のんびりと疲れを癒す。
ずっとリュックに入れていたワインの残りを飲みながら、
テレビをつけるとツール・ド・フランスをやっていた。
こちらも最終日、旅の終わり。
パリ・シャンゼリゼへ向けてのラストラン。
勝負の趨勢はすでに決していて、
この日はここまで脱落せずに走り続けていた選手たちが
なごやかに会話を交わしながら凱旋門を目指す。
選手はすでにシャンパングラスやビールを飲みながらの、
まさに凱旋ラン。
フランスに飲酒の自転車走行を禁じる法律があるのかは知らないが、
こんな光景が堂々と放映されて、
しかもそれにイチャモンをつける人もいない(たぶん)。
これが「文化」というものなのだろうな。
モワサック。2017年。
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# by apolro | 2017-07-24 19:10 | 旅の日々 | Comments(0)

旅の終わり。

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歩きはじめて18日目。
モワサックに到着。
サンチャゴ・デ・コンポステーラへ至る道はまだまだ続くけれど、
今回の旅はここまで。
泊まった宿はまるでドリフの舞台装置のような巡礼宿(この例え、若い人にはわからないか)。
朝食では、
今日ここから旅が始まるというフランス人と席を共にする。
まさに一期一会。
僕がこの街から再び旅立つのはいつだろうか。
モワサック/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-07-23 19:10 | 旅の日々 | Comments(0)

森のなかのカフェ。

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森のなかを歩いていると突然「もうすぐカフェ」、
の手描きの看板が。
こんな森にカフェと訝りつつも進んでいくと、
さらに「もうすぐ」とか「冷たい飲み物あります」といった看板が次々と。
こりゃ『注文の多い料理店』系か、
心してかからねばと思っているうちにようやく到着。
人影がなかったので大声で挨拶を入れてみると、
写真の家?の奥から若い女性が一人現れた。
よかった。
これでジャック・ニコルソンみたいなおじさんが出てきたら、
猛ダッシュで逃げるところですよ。
カフェには用途不明の古道具や古本が並んでいて、
なんだか現代版ヒッピーたちの理想郷のよう。
女性はここにラブラドールと一緒に暮らしているのだそうだ。
なんとも落ち着くこの空間で、
ビールを一本飲んでひと休み。
ディフォール・ラカペレッテ/フランス。
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# by apolro | 2017-07-22 19:05 | 旅の日々 | Comments(0)

ビールを飲み比べつつツールを観る。

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今回の旅も残り数日。
ここにきて初めてスーパーマーケットというものに出会った。
といっても買ったものは背負うことになるので、
基本は消耗品。
つまりビール。
これまで村々のグローサリーに置かれていたのは、
フランスのナショナルブランドであるクローネンブルクか、
地元ローカルブルワリーのラッツだけだったけれど、
さすがにスーパーには目新しいものが並ぶ。
右端のスイングボトルはアルザス地方のビール。
真ん中のトラピストビールはオランダ製。
そして左端のは「フランドルのビール」と書かれていながら
フランス製というナゾ。
さーてそれぞれどんな味なのか。
これから民宿のリビングにあるテレビで、
ツール・ド・フランスを見ながら飲むとしようか。
ロゼルト/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-07-20 18:58 | 旅の日々 | Comments(0)

ヒマワリとともに。

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夏のフランス南部といえば
風物詩的にヒマワリ畑の印象がありますが、
巡礼路沿いでは意外と出会うことはなく、
今回も一度くらいは現れるだろうかと思っていた。
すると旅も後半、
標高300メートルほどにある小さな村を越えたあたりから
出てきましたよ、一面のヒマワリ畑。
たしかに夏!といった面持ちですが、
個人的にはどうしても映画『ひまわり』を思い出してしまってちょっとしんみり。
ラス・カバナス/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-07-18 18:49 | 旅の生き物、日々の生き物 | Comments(0)

関の包丁とラムカレー。

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この日行程で通る唯一の村。
そしてその村唯一のレストラン。
昼時に合わせて入ってみると、
「ごめん、今日はこれから結婚式のパーティでね。通常営業はしてないんだよ」
という悲しい返事。しかたがない、
バケットをかじりながら歩くとするかと踵を返そうとすると、
厨房の奥からちょっと強面のシェフが顔をのぞかせた。
「日本人?」と尋ねてきつつ、
同時に「ラムカレーくらいなら出せるよ」との嬉しいひとこと。
おそらくは結婚式用に仕込んだもののおこぼれなのだろう。
しかし、日本人?からの流れでどうしてとちょっと不思議に思っていると、
シェフは持っていた包丁を振りかざしてこういったのだった。
「いやあ、しばらく前にこの日本は関産の包丁を手に入れたんだけどねえ、これが素晴らしいんだよ。思わず日本産の砥石も続けて買っちゃったよ!」
なるほど、
日本の職人の技がフランスの職人の腕に
磨きをかけてくれたということか。
それにしてもありがとうシェフ。
そして関の包丁職人!
サン・シルク・セラポピー/フランス。2017年
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# by apolro | 2017-07-14 18:32 | 旅の日々 | Comments(0)

オスのクワガタはいずこに。

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巡礼路を歩きながら
あれから何度もクワガタを捕まえるものの、
見つかるのはメスばかり。
確率的にはカッコイイオスに出会ってもいいのに不思議。
もしかしたら僕より先に早朝歩き始めた巡礼者が捕まえているのではという、
小学生のような疑義を抱いたりするも(バカ)、
その謎は解けず。
まあメスにばかりモテるのも悪い気はしないものだが。
マルシャック/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-07-13 18:57 | 旅の生き物、日々の生き物 | Comments(0)

エッフェルの廃鉄橋を渡る。

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昨晩泊まった
70年代のコミューンのような宿のオヤジから
教えてもらった秘密の路。
「巡礼路通りに行くとこの区間は車が多くてよくないよ。それよりね」
と教えてもらったのは鉄道廃線跡を辿る路。
途中、ロット川を渡る廃鉄橋はなんとあのエッフェルの設計によるものらしい。
広軌の廃線は広くて、
やっぱり歩きやすい。
やがて現れた先の見えないトンネルは怖くて突破できなかったけれど。
カブルレ/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-07-13 18:29 | 旅の日々 | Comments(0)

フランスのミヤマクワガタ、メス。

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丘陵地帯より下ってきて右は延々とトウモロコシ畑、
左手は延々と麦畑のなかの小径を歩いていたら、
今回も見つけましたよ、クワガタ。
フランスミヤマクワガタのメスだね(断言)。
いまだにミヤマとノコのメスの同定はあまり自信がないけれど、
ヨーロッパでノコギリクワガタ型は見たことがないのできっとそう。
僕がワーワー騒いでると、
フランス人の巡礼者がなにごとかと寄ってきたが、
捕まえた虫を見て、
「なんだろうね、このアジア人は」といった表情で去っていった。

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君たち、あのファーブル先生の末裔だろ!
まあファーブルがこんなに有名なのは日本だけで、
フランスでは変わり者の学者くらいの知名度しかないらしいけど。
フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-07-12 18:22 | 旅の生き物、日々の生き物 | Comments(0)

おじいちゃんの巡礼宿。

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この日泊まった宿は、
珍しく本来の意味での巡礼宿。
古くて大きな家に一人暮らしのおじいちゃんが、
家の一室を巡礼者に開放。
ベッドとシャワー、そして朝食を供与する。
料金はなく、泊まった人は思い思いの寄付金を箱に納めて旅立つしくみ。
おじいちゃんはフランス語しか話さないが、
こちらの片言の質問に対して常に「ウイウイ!」と笑顔で応対してくれた。
夕刻、Wi-Fiの調子が悪かったことから、
おじいちゃんの私室に入れてもらう機会があった。
男の一人暮らしく雑然としていて、
趣味なのだろう、
あちこちにDIYの電動工具が置かれていた。
パソコンが置かれた机には、
小さな子どもたちの色褪せた写真が数多く並べられていた。
おじいちゃんのこれからの人生が幸せであることを祈るばかり。
エスパニャック/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-07-11 18:38 | 旅の日々 | Comments(0)

アヒル隊と古楽器隊。

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昨日泊まったロカマドールの村では中世祭が開催されていて、
村人は中世のコスプレを、
大道芸人や音楽隊もそれに類する姿で村唯一の通りを闊歩していた。
そんななか、ヨーロッパの古楽器を演奏していたバンドに
突如アヒル隊が乱入。
見物人の耳目を一気に奪っていった。
やっぱり動物ネタは強いんだなあ。
ロカマドール/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-07-11 18:19 | 旅の日々 | Comments(0)

岩壁の村。

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今日泊まる宿の眼前には岩壁が聳えている。
クライミング的にも楽しそうなi岩だけれど、
そういった気配はまったくないのは景観的、
あるいは宗教的な配慮でもあるのだろうか。
まあ、アルプスを擁するフランスのこと。
このくらいの岩場はいくらでもあるんだろうな。
ちなみに夕方には村にたくさんのツバメに似た鳥が飛来してくるのは、
この岩壁となにか関係があるのだろうか。
ロカマドール/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-07-09 18:17 | 旅の日々 | Comments(0)

泊まった宿での超偶然。

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巡礼路の旅二日目に泊まった民宿は、
メインルートからやや外れ、しかも1日1組限定の宿。
子供たちが独立したとの部屋を
自分のこだわりでリフォームしたらしい。
旅好きのオーナーの趣味がここそこに感じられる。
日本人が泊まることはあるのか尋ねると、
「これまでに何人かいたかなー」と答え、
その直後に「そういえば1週間後にもひとり日本人の予約があったな」
そのとき耳にした名前は僕がすごおくよく知っている人の名前でした。
もう数十年のつきあいで、ビールが大好き。
日本の著名な自転車ジャーナリスト。
今年もツール・ド・フランスの取材に行くとは思っていたが、
こんな片田舎の、こんなマイナーな民宿で重複するとは。
そんな偶然もあるんだね。
しかしだな、おっさんひとりでこの宿、
もったいないというか、持て余すぞ。
ラ・ガヴィ/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-07-08 18:39 | 旅の日々 | Comments(0)

いくつもの丘を越えて。

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昨日歩いた道は全周囲丘陵地帯。
なんでも世界遺産にも指定されている風景らしい。
ただしここにきて気温も再び急上昇。
到着したフィジャックという町では最高気温38度を叩き出した。
牛たちも日陰から出ようとしない。
そして僕は熱中症予防のためにビールはを手放せない。
フィジャック/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-07-08 18:16 | 旅の日々 | Comments(0)

青空と丘陵地帯。ときどきロバ。

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巡礼初日。
コンクからは小一時間ほどの登り。
温帯域の低山となるとやはりどこも似たような風景になるのか、
周囲は樹林に囲まれて日本の低山のよう。
ただし湿度が低いので蒸し暑さはなし。
そして登りきったその先には丘陵地帯を覆う牧草地が。
牛や馬、ロバにちょっかいを出しながら
黄金色に輝く麦畑に圧倒されつつも、
無事にこの日の目的地に到着です。
シャワーを浴びて、
きりりと冷えた地産ワインが待ちどおしい。
ラ・ガヴィ/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-07-06 16:00 | 旅の日々 | Comments(0)

山上宗教都市・コンク再訪。

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成田、アムステルダム、トゥールーズと飛行機を乗り継ぐこと十数時間、
そこから鉄道で2時間半。
さらにタクシーで小一時間(バスはずいぶん前に廃止になった)。
ようやくアヴェイロン県の山上宗教都市・コンクに到着。
2年前の巡礼路歩きでゴールした村。
今回はここからスタートです。
今これを書いている村のカフェのテレビではツール・ド・フランスが絶賛中継中。
今年もこの季節がやってきました。
コンク/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-07-04 13:00 | 旅の日々 | Comments(0)