旅と暮らしの日々 by sato tetsuya


今日の旅、昔の旅、そして狭間のよしなしごと。
by apolro
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フィンランドのロングトレイルへ。

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来週から歩くフィンランドのロングトレイルを、
ヘルシンキから取り寄せた地図でチェックする。
縮尺は5万分の1。
日本の山と高原地図と同じスケールなので感覚的にはわかりやすい。
「森と湖の国」と呼ばれるだけあって、
やはり湖が多い。
もういっぽうの森は、
地図上ではどう表現されているのかなと凡例をチェックしてみると、
白いところ、つまりなにも書かれていない
白いスペースは全部森なのだそうだ。
こりゃあたしかに森と湖の国である。
写真の左のほうに書かれた破線の二重線。
日本だと建設予定道路なんかを表現しそうなこの記号。
こんな国立公園のなかに新しい道路でもつくるのだろうかと、
ちょっと不安を感じながらこれまた凡例を確認してみると、
これはなんと冬のソリ道。
ソリといってもスノーモービルがメインだろう。
いわれてみれば、
二重線は湖のど真ん中を突っ切ったりもしている。
すべてが凍りついた冬。
彼の地では夏とは異なる交通網が使われるようだ。
ちなみに現地のビジターセンターに、
現在の気温を確認してみたところ、
「まだ氷点下まではいかないけれど、夜は3℃くらいまでは下がるわよ。暖かい装備持ってきてねー」とのこと。
標高は低くても、
北極圏というのはそういうことなのだな。
やれやれ、荷物が増えるぜ。
東京都/2017年。
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# by apolro | 2017-08-22 14:36 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

巨大ボードゲームか現代美術か。

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広い牧草地に置かれている干し草ロール。
巨大なボードゲームの駒、
あるいは現代美術にも見えます。
脇の車道を走る自動車と比較すると
干し草ロールの大きさがわかりますね。
この牧草地は平坦なのでそれほど気にしなくてもよいでしょうが、
斜面の牧草地では置きかたに気をつけないと、
なにかのきっかけでそのまま転がりだしてしまうこともあるようで、
今回もひとつ、
巡礼路に飛び込んできた干し草ロールがありました。

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危ない危ない。
実際、衝突事故とかないんでしょうか。
フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-08-21 14:20 | 旅の日々 | Comments(0)

「ストローはご利用ですか?」

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スーパーで買い物をした。
買ったのは、しじみ、砂肝、豆腐、ハム。
なんだか地味な食生活が垣間見えそうでちょっと恥ずかしいが、
それはまた別の話。
会計をすませたところ、
レジ係のお兄ちゃんが「ストローはご利用ですか?」
と尋ねてきた。
ストローを使う習慣がないので、
反射的に「いりません」と答えたのだが、
当然疑問が沸き起こってきた。
この買い物ラインナップでストロー?
最近は豆腐をストローで吸うのが流行りなのか?
そんなわけない。
たぶんレジ係が間違えちゃったんだろうな。
マニュアルに従って、
ついつい関係ないことばが出ちゃったんだろうな。
やれやれとひとり納得して、
商品をバッグに入れようとしたときに気がついた。
……。
「ストロー」じゃねえよ。
「袋」だよ。
「袋はご利用ですか?」って尋ねてきたんだよ。
視力だけでなく聴力にも衰えが出てきたか。
ナサケない。
東京都。2017年。
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# by apolro | 2017-08-20 11:01 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

丘の上に佇む鉄塊の正体。

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ひとつ大きめの丘を越え、
もうすぐ黒いワインで知られるカオールの街に着こうかというとき、
道端に鉄塊がひとつ放置されていた。
どうやらもともとはクルマだったものらしい。
クルマ好きの人ならこの時点で車種を同定できるのだろう。

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タイヤをはじめとして、
持っていけそうな部品はあらかたむしられている。
この状態でここまで運ばれて来たのか、
あるいはここに置かれてから各種パーツが持っていかれたのか。

f0217617_11423779.jpg
ドアには無数の丸い凹みが。
散弾銃の標的にでもされたのだろうか。
散弾銃ではクルマのドアは撃ち抜けない、ということを勉強。

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そしてこのヒップラインを眺めたときに、
僕にもこいつの正体がひとつ浮かんだ。

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ひょっとしてルノーキャトルではないだろうか。
以前にくらべると街中を走るルノーキャトルも、
ずいぶん減ったような気がする。
さすがに可動車の数がなくなってきたのか。
生産終了からすでに25年を経ているそうなので無理もない。
お尻をちょっと上に突き出させたデザイン。

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ね、似てませんか?
シトロエンの2CVと並んで好きな車だったので、
なんだかもったいない気分になった。
カオール/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-08-19 11:45 | 旅の日々 | Comments(0)

中世のお調子者。

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フランスはロカマドールの中世祭りにて。
どこにでもお調子者はいるものです。
村人たちがみんなで、
農民やら貴族やらの服装をそろえているなか、
ひとり頭を矢に打ち抜かれてゾンビ化した兵士が。
顔も青白くメイクして、
この苦しそうな表情を維持するのもけっこう疲れそうですね。
このあと歩いていた小さな子どもを脅かそうと、
子どもに向かってグイグイと迫りましたが、
逆に回し蹴りを喰らっていました。
最近の子どもはツヨイ。
怖さの裏返しかもしれないけれど。
ロカマドール/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-08-18 11:26 | 旅の日々 | Comments(0)

コンビニに入る回数が激減した。

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会社に勤めていたころにくらべると、
コンビニに入る回数が激減した。
コーヒーが飲みたくなったらそのつど淹れるだけだし、
食事もほぼ自炊なのでコンビニに行く必要はない。
行くことがあるとすれば、
山に行く直前におにぎりや行動食を買う程度か。
月にに2〜3回しかないのではないか。
そんなわけで久しぶりにコンビニに行くと、
棚の移り変わりの早さに驚く。
ビール売り場には、
酒屋には置いていないコンビニ限定のビールがいろいろ並んでいるし、
カップ麺売り場も知らない商品だらけ。
次から次へと新製品を開発して、
消費者の「飽き」に対抗しているのだろう。
そしてそういうのって、
たぶん二度買う味ではないだろうなと心ではわかっているのに、
ついつい気になって買っちゃうことが多い。
駄菓子屋的な魅力といったらいいのか。
いずれにしても思うツボである。
それにしても「しょうゆ仕立ておにぎりせんべい味焼うどん」って、
いったいどんな食い物なんだよ。
東京都。2017年。
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# by apolro | 2017-08-17 17:31 | 旅の日々 | Comments(0)

フランスの鍵問題。

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フランスで泊まった宿といえば、
思い出されるのが部屋の鍵。
巡礼路が抜けるのは小さな村が多く、
たまに大きめの街が現れるといった程度。
つまり田舎。
けれども宿はどこもおおむね清潔だし、
なかにはオーナーの趣味嗜好が存分に反映されたお洒落な部屋もある。
しかし、である。
そういった部屋のクオリティを問わず、
けっこうな確率でぶち当たるのが
部屋の鍵が閉まらない、開かないという問題。
いやもちろん鍵はしっかり設置されている。
そして「これが部屋の鍵だから」と鍵も渡される。
しかしその鍵がスムースに廻らないのである。
もちろんまったく開かないのであれば、
鍵自体が間違っている、
あるいは鍵が壊れているということが考えられるのだが、
ほとんどの場合は右に回したり、左に回したり、
ちょっと浅めに入れてみたり、逆思いきり深くさしてみたり、
あるいはわざと少し斜めに入れてみたりと、
怪盗さながらの鍵操作をしているうちに、
突然、スッとなにごともなかったように開くのだ。
最初は、フランスの鍵を使うのには
なにか特別なコツがあるのかもと思い、
その謎を解明しようと努力もしたが、
そんな鍵に何回も出会うたびに諦めた。
法則性なんて全然ないのである。

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ときにはドアの横にこんな工具がいかにも意味ありげに置かれていて、
ひょっとしてこれで鍵を力ずくで回せということか、
などと勘ぐってしまう。
これはあくまでも想像なのだけれど、
フランスの家はどこも内装などは新しく施されてはいるものの、
家自体の石造りの古いものが多く、
なかには築数百年などというものもある。
たとえ石とはいえ少しずつ劣化し、
それがドアの建て付けに影響、
結果鍵がかかりにくくなっている、
なんていうことはないだろうか。
あるいは、そもそも平和な田舎なので、
鍵というものをそれほど重視しておらず、
調子が悪くなっても「ま、いいか」と
放置されているだけなのかもしれない。
いずれにしてもフランスでは鍵の開閉に難儀した。
一度など力を入れすぎて親指の付け根から血が出ましたよ。
フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-08-16 15:55 | 旅の道具、日々の道具 | Comments(0)

フランス語をどうするか。

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フランスの安宿で困ることといえば、
日本語はもちろん英語もなかなか通じないこと。
まあ、それでも宿で必須の会話なんてそれほどないので、
なんとかなってしまうことが多いのだけれど、
これから泊まる宿を予約するために、
直接宿に電話をかけなくてはならないだけはなかなか敷居が高い。
電話での外国語会話って難しいですよね。
英語も極力避けたいくらい。
で、どうするのかというと、
前日、あるいは前々日に泊まった宿のオバチャンに、
代わりにフランス語で電話をかけてもらうのである。
フランス語を話せない外国人は
みんなこのシステムを採用しているのだろう、
オバチャンも手慣れたもので、
「あー、はいはい。どこの宿?」とさくさく電話をかけてくれる。
ただこのときに、「オバチャンのスマホを使ってかけて」と、
お願いするのがちょっと心苦しい。
……。
はい、僕スマホを持っていないんです。
まあ、実際にそれで通話料金が加算されるのかどうかはわからないけど、
それよりも驚かれるのが、
「スマホを持ってない? 日本人なのに!? なんで?」ということ。
彼らからしたら日本人なんて
ハイテクの鬼みたいなイメージなんでしょうね。
そんなこともあって、
せめて海外に行くときぐらいは
シムフリーのスマホを用意すべきかと思い始めている昨今。
いやそれ以前に、
フランス語を少しは勉強せいっていう話だな。
フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-08-15 18:14 | 旅の日々 | Comments(0)

巡礼時の洗濯をどうするか。

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巡礼中は行動後の洗濯がほぼ日課だ。
山歩きのときは風呂に入れることもほとんどないし、
周囲のハイカーもみんなそんな状態なので、
同じ服を着っぱなしでもあまり気にならないのだが、
巡礼の場合は、
宿をはじめとして日常生活を送っている人と接することも多いので、
あんまり不潔なかっこうはちょっと憚られる。
かといってそんなに着替えを持っていけないのは山と一緒。
理想は行動着をワンセット持って、
到着後に毎日洗濯。
宿ではくつろげる服に着替え、
翌朝には乾いた行動着をまた着る。
もちろん行動着には山用の速乾性のものをチョイス。
つまり行動着とくつろぎ着が各ワンセットあれば、
なんとかやりくりできるはずなのだが、
やはり雨天で洗濯物が乾かなかったりすることもあるので、
予備の行動着がもうワンセットほしくなる。
そして乾ききらなかった行動着はリュックにぶらさげて、
歩きながら乾かしていく。
くつろぎ着はいつ洗濯するのかというと、
こちらは着ながら汗をかくことも少ないので、
ほぼ着たきり。
どうしても洗濯したくなったときは、
行動着の予備を着てしのぐという作戦。
つまりウエアは3セットあればなんとかなるというのが、
現状での解答なのだけれど、
果たしてみんなはどんなふうにやりくりしているのだろうか。
あ、レインウエアとかダウンとか、
非常着に近いものは別勘定ね。
フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-08-14 11:27 | 旅の日々 | Comments(0)

麦とヒマワリ。

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広大な麦畑のなかにぽつりと咲く一輪のヒマワリ。
巡礼路沿いでたまに見かける光景だ。
農夫が誤って種を混じらせたのか、
あるいは鳥が運んだのか。
雑草扱いでむしってしまいそうなものだけれど、
ここまで育ったからには天寿を全うさせてやりたくなるね。
種がこぼれる前に麦と一緒に刈られるのだろうか。
フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-08-13 12:03 | 旅の生き物、日々の生き物 | Comments(0)

自転車巡礼のドイツ人。

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ラス・カバナスで同宿した、
自転車でサンチャゴ・デ・コンポステーラを目指すドイツ人の夫婦。
夕食は同じテーブルを囲んで、
自転車巡礼のノウハウをいろいろ教えてもらった。
彼らは宿の庭にテントを張っていたが、
夜中に突然襲ってきた雷雨で、
宿内に避難したそうだ。
翌朝、別れ際に写真を撮らせてもらう。
一度撮影したあと、
彼が思い出したように「もう一回撮ってくれ」と頼んできた。
なんだろうと思いながら再びファインダーをのぞくと、
彼は斜めになっていた自分の自転車を正面に向けた。
彼が見せたかったのは、
フロントパックの正面に貼ってあった、
「フリーチベット」国旗のステッカーだった。
ラス・カバナス/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-08-12 14:57 | 旅の日々 | Comments(0)

「ロシニョール」といえば。

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「ロシニョール」といえば
スキーメーカーだとばかり思っておったのですが、
今回フランスで見つけたロシニョールの製品は、
なんとトイレットペーパーのカバー。

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同じメーカーなのかなあ。
スキー板製造のテクノロジーが、
トイレットペーパーカバーにも活かされているのでしょうか。
あと「ケンウッド」というロゴが入ったトースターも見かけました。
いつのまにかキッチン家電にも進出していたのか、
ケンウッド。
フランス/2017年。
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# by apolro | 2017-08-11 17:59 | 旅の日々 | Comments(0)

トレッキング・ブーツの鉢植え。

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サンンチャゴ・デ・コンポステーラへ至る道沿いの巡礼宿で、
ときどき見かけるこんな光景。
宿の主人が自分のトレッキング・ブーツに
第二の仕事を与えたものかとも考えたが、
それにしては数が多すぎる。
ひとつの宿で三足も四足も植木鉢代わりになっていることもあるし、
道中の道しるべになっている十字架にぶら下がっていたりもする。
おそらくはそこまで旅した巡礼者が不要になって、
帰路の軽量化のために廃棄したものか、
あるいは物理的に履き潰されて放棄されたものだろう。
まさか、それまで履いていたブーツを忘れて
帰っちゃったということはないと思うけど。
フランス/2017年。
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# by apolro | 2017-08-10 17:56 | 旅の日々 | Comments(0)

「ラリー・モンテカルロ」に乗りたい。

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フランスでも最も美しい村のひとつに数えられている、
サン・シルク・ラポピーという村の広場に置かれていた遊具。
けっこう年期が入ってますがもちろん現役。
構造は回転木馬と同じですが、
歴史のどこかで「もう馬に乗ってる時代でもないだろう」ということで、
自動車に切り替わったのでしょうか。
「ラリー・モンテカルロ」というネーミングもよいですね。
実際にモンテカルロでラリーが始まったのは1911年のことだそうなので、
それよりは新しいのは間違いないでしょう。
僕もちょっと乗ってみたくなりましたが、
残念ながら子ども専用でした。
そりゃそうか。
サン・シルク・ラポピー/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-08-09 12:25 | 旅の日々 | Comments(0)

映画『百日紅』を観た。

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舞台は江戸。
時代は文化年間。
天才絵師・葛飾北斎とその娘にしてこれまた天才お栄の物語。
原作は漫画家にして江戸風俗研究家でもあった杉浦日向子さん。
彼女が亡くなってからもう12年にもなるんだね。
冒頭で描かれる江戸・両国橋からの眺めがとにかく美しい。
橋を往来するさまざまな職業の人々。
とんがらし屋、白玉屋、すずむし屋……。
世界有数の大都市にしてエコ都市だった当時の江戸と、
そして異界への入口がそこかしこに顔を覗かせる江戸が交差する。
長屋沿いを流れる水路の水も清らかで、
そんなところに釣り糸を垂れている釣り師には、
「いってぇ何が釣れてるんでい?」と声をかけたくなる。
ちなみに今でも出版業界では、
出版社のことを版元と呼ぶのだけれど、
この呼びかた、
江戸の時代から使われていたんだね。
お栄がたびたび作品を収めにいってました。
この時代の江戸、
できるものなら一度は旅してみたい!
東京都。2017年。
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# by apolro | 2017-08-08 15:37 | 映画で旅する | Comments(0)

モワサックの街角でギョッとしたゴミの話。

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今回の巡礼を終えたのはフランスの南西部、モワサック。
宿にバックパックを預け、
久しぶりに完全な空身で街を散歩していたときのこと。
歩道の前のほうに大きなゴミ収集箱が見えた。
そしてその手前には黒いポリ袋が道端にダイレクトに置かれていた。
収集箱のほうは満杯でフタも閉まらない状態だったので、
おそらくは誰かが自分のゴミを脇に放置したのだろう。
そのポロ袋の脇を抜けようとしたとき、
何気なく視線をやってギョッとした。
ポリ袋は引き裂かれていて、
なかを覗けるようになっていたのだが、
そこから人の頭が半分顔を出しているではないか。

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いや、すぐに気づきましたよ。
これは本物ではない。
たぶん美容師が練習につかうマネキンの頭部だね。
でもやはり第一印象のショックはなかなかのものであった。
よく見るとひとつだけではない。
合計三つも入っている。
おっちょっこちょいの人が第一発見者だったら、
ちょっとした事件になったかもしれないな。
そして本当の第一発見者、
「なにかいいものが捨てられているのではないか」と、
このポリ袋を破ってみた人はさぞかしたまげたことだろう。
モワサック/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-08-07 15:00 | 旅の日々 | Comments(0)

てっきりパスタだと思って注文したものの正体。

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丘の上に佇む小さな街、
ロゼルトでは広場に面した食堂に入った。
フランス語のメニューは相変わらず解読に難儀するが、
そのなかに「ナントカカントカのスパゲッティ」というのを発見。
おお、麺類ずいぶん食べてないな。
炭水化物でカーボローディングじゃとすぐさまオーダーしたところ、
運ばれてきたのがこれ。
見た瞬間は「スパゲッティというよりフィットチーネだよな」と、
やや意外さを感じつつも、
フォークに巻いて口に運ぶとさらに驚きが。
こ、これ、フィットチーネでもない。
というかパスタですらない。
パスタ状に見えるものはなんとズッキーニであった。
たぶんズッキーニに少し熱を加えて柔らかくし、
パスタ状に細く切りそろえたものなのだろう。
それをオリーブオイルやらワインビネガーやら松の実やらで風味づけし、
トマトとメロン、塩漬け黒オリーブにマスカルポーネチーズを添えた、
サラダ的なひと皿というのがこのメニューの正体なのだった。
たしかにこの時期はズッキーニの旬らしく、
どこでも出てくることが多い。
いや、十分美味しいし、
若干の物足りなさは、ついてくるパンを食べればいいのだけれど、
なんだかとても健康的な昼ご飯になってしまった。
そして昔、『料理の鉄人』という番組で、
鉄人・道場六三郎がカブを細長く切ってから少し茹で、
パスタ仕立てにしていたのを思い出した。
ロゼルト/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-08-06 12:05 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)

「完全閉店」の文言に驚く。

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池袋にある登山用品店の老舗「秀山荘」から、
「完全閉店」と書かれた葉書が届き驚く。
池袋の秀山荘といえば、
高校に近かったこともあって山岳部時代にはよくお世話になった。
とくに沢登り関連に強く、
初めて買った沢登り用ブーツもここのオリジナルだった。
昨今、いわゆる山ガールブームがひと息つき、
登山用品店やメーカーは苦境にあるという噂は耳にしたが、
秀山荘もなのかと一瞬暗い気持ちになった。
が、すぐに「移転のため」という文言も見つけてホッとする。
けれどあんまり不便なところだと行くのが大変だなと思ったら、
裏面をみると移転先が書かれていた。
なんと新宿歌舞伎町。
現在SRCが入っているハイジアの1階だ。
SRCと秀山荘って池袋でも近かったけれど、
なにか関係があるのだろうか。
もしかしたら増床?つまり 攻めの姿勢?
いずれにしてもこれまでより近くなった。
10月になったらのぞいてみよう。
東京都。2017年。
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# by apolro | 2017-08-05 14:15 | 旅の道具、日々の道具 | Comments(0)

ジュニパーの実はやっぱりジンの香り。

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巡礼路沿いによく生えていた野生のジュニパー。
乾いた土と岩と緑しかないなかで、
このブルーはひときわ映える。
一粒つまんで指でつぶし、
そっと鼻に近づけると、
ほんのりとジンの香りがした。
いや、ジンにジュニパーで香りをつけているのだから逆か。
フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-08-04 15:10 | 旅の生き物、日々の生き物 | Comments(0)

フランスの村で秋田犬に会った。

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ロカマドールの村で出会った秋田犬。
最近は欧米でも和犬が人気だそうですが、
実際にはなかなかお目にかかる機会はありません。
なんだか古い友人と偶然再会したような気持ちになり、
思わず駆け寄って写真を撮らせてもらいました。
しっかりとしつけもされていて行儀よし。
ただ、自分のご主人は奥さんのほうだと思っているフシがあって、
写真に写っている旦那さんのいうことはちっとも聞いていませんでした。
ロカマドール/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-08-02 12:25 | 旅の生き物、日々の生き物 | Comments(0)

フランスの「一家に一台」的なゲームの正体。

f0217617_18523472.jpg
ちょっとお洒落なところから庶民的なところまで、
フランスで泊まった宿のほぼすべてで見かけた、
この「SCRABBLE」というボードゲーム。
よっぽど人気があるんだろうな、
おもしろいんだろうなと思っていたところ、
ある宿で英語が流暢なフランス人がいたので、
思いきって尋ねてみました。
彼は「ああ、あれね」という顔をして、
ゲームを開くとていねいに教えてくれました。
ざっくりというと、
クロスワードパズルとオセロゲームを合わせた
ルールといったらよいでしょうか。
アトランダムに手にしたアルファベットの牌を
組み合わせて単語をつくり、
それをボード上に並べ、
そしてそこになんやかんやとオセロ的なルールが加わる模様。
言葉の勉強にもなりそうで、
やはりフランスでは一家に一台的なゲームなのだとか。
一通り説明してくれた彼が、
「一度やってみる?」と誘ってくれましたが、
フランス語の単語なんて三つくらしか知らない
僕の手に負えるわけがありませんな。
フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-08-01 18:51 | 旅の日々 | Comments(0)

これは「猫ホイホイ」効果なのか。

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フランスの巡礼路を歩いていたある朝。
パンとコーヒーの簡単な食事を摂っていると、
テーブルの足元でなにやらもぞもぞと動きがあった。
なんだろうと思うまもなく、
そのなにかは足を伝ってヒザの上まで登ってきた。
思わずテーブルクロスをめくって確認してみたところ、
「おおお!」と思わず声をあげてしまう一匹の子猫。
この宿の飼い猫だろう。
猫の習性にはあまりくわしくないのだが、
おそらくヒザにかけていた紙ナプキンが、
「猫ホイホイ」的効果をもたらしたのではあるまいか。
「猫ホイホイ」というのは、
床にロープでもなんでもいいのでぐるりと一区画を区切ってやると、
どういうわけかそのなかに猫が入ってくる、というものらしい。
こうなるとかわいくて動くに動けない。
コーヒーのおかわりが欲しかったので、
宿のおかみさんに「コーヒーをもう一杯」と頼むと、
おかみさんは「コーヒーポットならそこに……」といいかけ、
僕のヒザの上を見るやいなや、
眼を細めながらポットを手にそっと僕のカップに注いでくれた。
カブルレ/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-07-31 16:34 | 旅の生き物、日々の生き物 | Comments(0)

馬車のいろいろ。

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片田舎の巡礼路沿いに建つ納屋から、
古い馬車が顔をのぞかせていた。
農作業に使う荷馬車はまだルーマニアあたりでけっこう使われているし、
ゴムのタイヤを履いた馬車なら観光地でもよく見かけるが、
これはまたずいぶん古いもののようだ。
二人乗りなのか、
それとも後ろに背中合わせでもう二人乗れたのか。
馬車についてちょっと調べてみて意外だったのは、
現在のクルマに用いられている形式上の名称って、
どうやら馬車の時代から由来しているらしいこと。
バギー、カブリオレ、キャラバン、クーペ、ワゴン、カート……。
みんな馬車の形状別の名前だったのだね。
さしずめこれはクーペ(二人乗りの四輪箱形馬車)か、
カブリオレ(一頭立ての二輪幌馬車)といったところだろうか。
旅はいろいろと勉強になる。
ベドゥアール/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-07-30 17:36 | 旅の日々 | Comments(0)

デイヴィッド・ホックニーな洗面台。

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フランスのコンクで泊まった巡礼宿は、
もともとは修道院の建物だったらしい。
そのためか、
部屋は小さく質素だが、
壁も天井も白く塗られて清潔感は高い。
小さな洗面台もあつらえてあった。
脇には細長い窓があり、
午後にそこから乾いた日差しが入り込むと、
洗面所はまるでデイヴィッド・ホックニーの絵のような色味を帯びた。
なんだかちょっと得した気分。
コンク/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-07-29 18:17 | 旅の日々 | Comments(0)

『トランピン』32号が届いていた。

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巡礼の旅から戻ると、
『トランピン』の32号が届いていた。
そうであった。
先月に原稿を書かせていただいていたのであった。
特集は「夏山のテント泊」。
小屋泊まりにくらべると荷物は増えるけれども、
「自分の力で旅をしている」という自由感には、
ほかには変えがたい魅力がありますね。
夏山の季節は一瞬。
さあ僕も早いところ時差ボケを直して出かけよう。
東京都。2017年。
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# by apolro | 2017-07-28 15:35 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

三週間のオトシマエ。

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三週間ぶりに帰宅。
出発前に新聞は止めたし、
睡蓮鉢のメダカとヌマエビの餌やりは弟に頼んだし、
完璧だと思っていたのだが、
唯一の誤算はこの時期の植物の生長スピード。
ブドウの蔓が伸びるわ延びるわで、
郵便受けを侵食しまくっていた。
こりゃあ郵便屋さんも配達しにくかったろう。
早々に剪定しなければ。
ということで帰ってまいりました。
東京都。2017年。
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# by apolro | 2017-07-27 14:21 | 旅の生き物、日々の生き物 | Comments(0)

最後の窓からの眺め。

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今回の旅もそろそろおしまい。
トゥールーズの空港でボーディング待ち中です。
写真はトゥールーズで泊まった宿の窓からの眺め。
この街の建物がレンガにしろ瓦にしろ赤味が強いのは、
この街を流れるガロンヌ川由来の赤い土を使っているからなのだとか。
夜遅く、
左下に見える部屋のベランダで、
性別は不明ながら一人ワインを傾けているシルエットが見え、
なんだかカッコいいなと思いました。
ここで大事なのは性別不明というところ。
そうでないと単なるスケベオヤジの覗きになっちゃいますからね。
トゥールーズ/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-07-25 19:18 | 旅の日々 | Comments(0)

カブトムシとの出会い。

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歩いている最中は
結局メスのクワガタしか見つけられなかったのに、
街に降りてきたところでいきなり発見。
最初に見たときはメスのカブトムシかと思ったけれど、
近づいてみるとちゃんとありましたよ、ツノが。
日本のカブトムシにくらべるとずいぶん小さなツノですが、
ファーブル先生にとって身近だったのはこんなカブトムシなのでしょうか。
モワサック/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-07-25 19:14 | 旅の日々 | Comments(0)

酒と自転車。

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巡礼の旅を終えてモワサック。
この街には二日滞在。
昨日の巡礼宿から古いホテルへ居を移して、
のんびりと疲れを癒す。
ずっとリュックに入れていたワインの残りを飲みながら、
テレビをつけるとツール・ド・フランスをやっていた。
こちらも最終日、旅の終わり。
パリ・シャンゼリゼへ向けてのラストラン。
勝負の趨勢はすでに決していて、
この日はここまで脱落せずに走り続けていた選手たちが
なごやかに会話を交わしながら凱旋門を目指す。
選手はすでにシャンパングラスやビールを飲みながらの、
まさに凱旋ラン。
フランスに飲酒の自転車走行を禁じる法律があるのかは知らないが、
こんな光景が堂々と放映されて、
しかもそれにイチャモンをつける人もいない(たぶん)。
これが「文化」というものなのだろうな。
モワサック。2017年。
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# by apolro | 2017-07-24 19:10 | 旅の日々 | Comments(0)

旅の終わり。

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歩きはじめて18日目。
モワサックに到着。
サンチャゴ・デ・コンポステーラへ至る道はまだまだ続くけれど、
今回の旅はここまで。
泊まった宿はまるでドリフの舞台装置のような巡礼宿(この例え、若い人にはわからないか)。
朝食では、
今日ここから旅が始まるというフランス人と席を共にする。
まさに一期一会。
僕がこの街から再び旅立つのはいつだろうか。
モワサック/フランス。2017年。
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# by apolro | 2017-07-23 19:10 | 旅の日々 | Comments(0)