旅と暮らしの日々 by sato tetsuya


今日の旅、昔の旅、そして狭間のよしなしごと。
by apolro
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食堂の佇まい。石垣島の『栄福食堂』。

f0217617_11522941.jpg
成田を午前10時過ぎに搭乗するバニラエアは、
移動のタイミングとしては良好だけれど、
石垣島空港に到着するのが13時半。
昼食時間を完全に機内で過ごさなければならない。
つまり石垣島空港からバスで市内に着いて、
すぐにやるべきことは食堂探し。
今や内外から多くの観光客が訪れる石垣島。
飲食店の看板はたくさん出ているものの、
午後の2時過ぎに営業している店は意外と少ない。
いわゆる中休みというやつだ。
まあこの時間帯、
観光客もビーチやらなにやらに繰り出しているだろうしね。
かといって石垣島まで来て、
カフェ飯やらチェーン店というの僕的にはありえない。
そこでようやく見つけたのが『栄福食堂』というこのお店。

f0217617_11532974.jpg
お腹を鳴らしながら店に飛び込み、
まずはビールを注文。
当然出てくるのはオリオンだ。

f0217617_1153398.jpg
ひと息ついたところで品書きを眺める。
食堂と名乗ってはいるが、
品書きに書かれているのは八重山そばと山羊汁。
それにミミガーやもずくといった肴。
そしてもちろん泡盛。
来沖一杯目としては、
まずはスタンダードな八重山そば、
サイズは中、
500円也を注文。
ちなみにその下には小というのもあって、
こちらは300円とのこと。
落ち着いて店内をゆっくりと眺めると、
往年の映画スターである
赤木圭一郎関連の写真がびっしりと貼ってあってど迫力。
ちょっとビビる。
どうやらお店のオバアが大ファンらしい。
やがて運ばれてきた八重山そばは、
上に豆腐が載っているのがちょっと珍しい。
スープは鰹だしのあっさりめ。
これを食べながら、
1月だというのに初夏のような日差しの風景を眺め、
オリオンビールも飲み干して、
ようやく石垣島の入国審査を終えたような安堵感にとらわれた。
さあ今日から一週間、
僕は果たして何杯の八重山そばを食べるのだろう。
石垣島/沖縄県。2019年。

# by apolro | 2019-02-22 11:55 | 酒場、食堂の佇まい | Comments(0)

映画『チャッピー』を観た。

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舞台は近未来の南アフリカ・ヨハネスブルグ。
凶悪犯罪の激増に対応するため、
警察は人工知能を装備したロボットを配備する時代。
そんななかで、
人とまったく同じ「意識」を有する人工知能の開発に成功した技術者が、
それを一体のロボットにインストールしたことから、
物語は大きく進んでいく。
ロボットが自我に目覚め、
さらには人間の意識のバックアップを完全に取ることが可能になり、
それをロボットにインストールできるようになったとき、
人とロボットとの違いはなんなのか。
これは昔からSFのテーマとして数多く扱われてきたけれども、
AIが日常生活にも利用されるようになってきた現代、
なかなかリアルなネタになってきましたね。
意識を持ったロボットは赤ん坊と同じで、
善も悪もなく、
ただ純粋な自己防衛本能のみを糧とする。
そこにはアシモフのロボット三原則が、
あまり現実味がないことを嫌でも知らされます。
昔、『伝説巨神イデオン』というアニメでも、
無限力『イデ』発現のきっかけを
「純粋な自己防衛本能」と言っていたような。
2015年のアメリカ映画。
東京都。2019年。

# by apolro | 2019-02-21 13:51 | 映画で旅する | Comments(0)

与那国島の最高峰へ。

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与那国島の最高峰である宇良部岳へ。
その秀麗な姿から「与那国富士」とも呼ばれているそうだ。
日本全国の「富士」を登りつぶしている人は、
ちゃんとこの日本最西端の富士も登りにこなくちゃダメですよ。
標高は231メートルほど。
しかも頂上直下にはNTTの電波塔があり、
そこまでは舗装路が延びている。
電波塔脇は小さな広場になっており、
そこからの展望もよいので、
ほとんどの人はクルマでやって来て展望を眺め、
クルマで帰っていくようだ。
でもそんなところも徒歩旅行。
途中で牛の放牧をしているオジイと挨拶を交わしたり、
まだ1月だというのに周囲を乱舞する蝶に見とれたり、
人もクルマも通わぬ小径をのんびり歩く。
そうこうするうちに電波塔に到着。
本当の頂上はそこからさらに距離にして100メートル、
標高差にして10数メートルほど登ったところにあるのだが、
やはりあまり歩かれていないとみえて、
いきなり足元は覚束なくなり踏み跡状態。

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それでもやがて草むらに隠れかけた三角点を見つけて無事登頂。

f0217617_11432538.jpg
頂から島を俯瞰する。
島は緑に覆われ、
眼下には水田があるのも見てとれる。

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与那国島では二期作、つまり年に二回お米が収穫できるそうだ。
以前訪ねた沖縄北端の伊平屋島もそうだったが、
お米が穫れて、
泡盛も作っている島って、
なんだかいざというときに強そうだな。
もちろん与那国島も泡盛をつくっている。
しかも泡盛のなかでも、
飛び抜けてアルコール度数の高い「花酒」(60度!)もある。
そんなことを考えていたら、
喉が渇いてきたしお腹も空いてきた。
ここから島の南端にある比川の集落に下ってみよう。
さすがに花酒というわけにはいかないが、
渇きと空腹を癒やしてくれるナニカがあるだろう。
与那国島/沖縄県。2019年。

# by apolro | 2019-02-20 11:49 | 旅の日々 | Comments(0)

於茂登岳への道に続く幟。

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沖縄県の最高峰、
石垣島の於茂登岳へ公共交通機関で行くには、
石垣市街のバスターミナルから、
路線バスに乗ってその名も「おもと」バス停で降りる。
そこにある集落の地名も於茂登というらしい。
そして辺野古の基地問題に話題が集中していて、
内地ではあまり話題になっていないが、
実は今、この石垣島の於茂登岳山麓へも、
自衛隊のミサイル基地建設が進んでいるそうだ。
観光客が集まる市街地ではほとんど見なかったが、
ここへ至る県道沿いでは、
於茂登岳が近づくにつれて、
反対、賛成両派の幟、横断幕が満艦飾。
反対派は、もちろん「基地はいらない!」。
基地の存在は逆に攻撃される可能性もある。
賛成派は、「転ばぬ先の杖」としての必要性をアピールしている。
もちろんその陰には国防のみならず、
環境保護や経済利権、島の活性化など、
さまざまな要因もからんでいるのだろう。
こういう状況下で一番避けてほしいというか、
そうなってしまうのが残念なのは、
どちらに転んだとしても、
結局、もともとそこにあった共同体が破壊されてしまうのではということ。
対立の構図が今後に遺恨を残してしまうこと。
これは基地問題にかぎらず、
ダム問題でも原発問題でも耳にすることだ。
そして為政者はそれを憂慮せず、
逆に利用しているフシもある。
最近のネットなどでよく見る、
対立をあおることが目的としか思えない、
聞くに堪えない罵詈雑言などもそれに近いものを感じる。
「あののころの集落」が、
記憶のなかにしか残らなくなってしまわないことを祈るばかりだ。
東京都。2019年。

# by apolro | 2019-02-19 11:27 | 旅の日々 | Comments(0)

皮付き三枚肉を煮る与那国おじさん。

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与那国島の午前中、
島一番の目抜き通りを南に向けて歩く。
人通りも少なく、
そろそろ集落からも抜けようかというところ、
ひとりのおじさんが、
道端に大きな鍋を持ち出してなにかを煮ていた。
遠目からはよくわからなかったが、
この洗濯板状のものは豚の三枚肉だね。

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家でベーコンや角煮をつくるときは、
この一部をコトコト長時間煮ていくが、
ここでは豪快にまるのまま。
柄杓でアクを小まめに取っているおじさんに話を聞いてみると、
なんでも今夜法事があって、
そのための準備らしい。
よく見ればこの巨大な鍋は圧力鍋だ。
これから一気に調理は進むのだろう。
ラフティになるのかな。
法事といえば、
僕のまわりではいつのまにか仕出しや外食ばかりになってしまったが、
子どものころは、
親戚のおばさんがみんな集まっていろいろ料理を作っていた。
ここにはまだそんな素敵な習慣が根付いていんだね。
そもそも人口2000人足らずの島では、
そうせざるをえないのかもしれない。
「写真を撮ってもいいですか?」と尋ねると、
脇から出てきた別の人が、
「このおじさんも一緒に写真に撮ってあげてねー」と茶々を入れ、
それを聞いたおじさんはそれまでのリラックスした態度とは一変、
急に直立不動になりながらも、
それでもアクだけは丁寧にとり続けていた。
与那国島/沖縄県。2019年。

# by apolro | 2019-02-18 10:03 | 旅の日々 | Comments(0)

大腸ポリープを取った。

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大腸の
眠りを覚ます
ポリープ切除
たったひとつで
酒場も行けず

内視鏡検査でポリープがひとつ見つかり、
数年ぶりに切除してきた。
この検査、
とくに激痛がするとかいうものではないのだが、
長くジワジワと効いてくる。
まず食事は前日から消化のよいものに限定され、
夜からは絶食、
そしてもちろん禁酒。
寝る前にコップ一杯にまぜた小さなアンプル状の薬を飲み、
当日は検査までもちろん食事は摂れず。
2リットルの下剤を2時間ほどかけて少しずつ飲んでゆく。
もちろんその間、
トイレに10回以上は駆け込み、
ようやく落ち着いたところで病院へ。
ベッドに寝かされ数人のナースに囲まれてお尻をさらすという被虐プレー。
当然みんなマスクをしているので表情は読み取れないのだが、
オッサンのお尻を見て嗤っているのだろうなと、
妙にネガティブな思考に入る。
そして最後にラスボスである若い先生が登場し、
なんの躊躇もなくブスリと。
その後のグリグリ感はしかたがないとはいえ、
これでポリープがなければ無罪放免だという祈りも空しく、
「ああ、ひとつありますね」との言葉に落胆。
あったことが落胆なのではなく、
あったことによってこの苦行の果てに
ビールが飲めなくなったことのほうがショックが大きい。
そして施術後はトイレに連れていかれ、
ひとり腸にたまった空気を出す姿もまたナサケナイ。
病院を出たあと、
とりあえず丸一日なにも食べていないお腹を満たすため、
近くの食堂でラーメンを。
麺類は消化がよいからと進められたのだが、
麺に載っている、
メンマやネギ、海苔は消化が悪そうなので残す。
ラーメンを残すなんて前代未聞である。
さらに医者は「一週間は禁酒」というけれど……。
みなさん、くれぐれも健康にはご留意を。
東京都。2019年。

# by apolro | 2019-02-17 10:41 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

与那国馬がいる島。

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沖縄の与那国島には、
与那国馬と呼ばれる在来種の馬がいる。
これは道産子馬や木曽馬と並んで、
「日本在来馬8種」のひとつにも数えられている。
体高は1メートルちょっとくらいで、
見た目はポニーに近いかもしれない。

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島の東端・東崎(あがりざき)の岬には、
この与那国馬が数多く放牧されている。
農耕などに用いるという話も聞かないので、
ほぼ観光用に育てられているのだろう。
与那国馬の背に乗って、
海辺を散歩するなんていうこともやっているらしい。
たしかに放牧だけだと、
観光客からのお金は下りてこないので、
そんなこともしないと飼育するのも大変だろう。
フランスのサンチャゴ・デ・コンポステーラの巡礼道には、
レンタルしたロバと一緒に長期旅をするというサービスがある。
あれと同じように、
与那国馬を連れながら、
島をぐるりと旅することができたら楽しいかもしれない。
もちろんそうはいっても、
与那国馬はなりは小さくても馬は馬。
温厚なロバと違って機嫌を損ねたら、
シロウトには手がつけられなくなるかもしれないけれど。
与那国島/沖縄県。2019年。

# by apolro | 2019-02-16 12:09 | 旅の日々 | Comments(0)

『東京発 半日徒歩旅行』、四刷が決まりました。

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先日、『東京発 半日徒歩旅行』の三刷が刷り上がってきたと思ったら、
早くも四刷が決まったようです。
うれしいなあ。
ありがたいなあ。
書店で手に取ってくださったすべての人に感謝です。
写真は、
本書で訪ねた矢切の渡しを経て柴又帝釈天での仕上げビール。
ビールに草団子の組み合わせはさすがに荒技すぎるだろうと思ったが、
茶店のお姉さんの話ではけっこういるらしい。
ということで、
感謝を込めて乾杯です。
東京都。2019年。

# by apolro | 2019-02-15 12:07 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

エサ籠にメジロがやってきた。

f0217617_1153795.jpg
庭の木に吊した野鳥用エサ籠の続き。
ミカンを半分に切って入れておいたところ、
まずやってきたのはヒヨドリ。
やってきたのはいいのだけれど、
コイツはほかの鳥を追い払って独り占めするという、
ちょっと意地悪な性格の持ち主なのがちょっと難。
まあ、そうはいっても野鳥差別もなんなので、
しばらくはこいつの好きにさせておいて、
腹一杯食べて立ち去ったところであたらしいミカンを補給。
すると。
やってきましたよメジロちゃん。
しかも2羽同時に。
羽根の色がきれいで、
目のまわりの白い輪郭がアクセント。
性格も温厚でエサの取り合いもしない。
籠の後ろにも1羽いるのが見えるけれど、
この子は、
先にミカンをついばみ始めたほうが、
満喫して立ち去るまで、
じっとそこで順番を待っているのだ。
えらいなあ。
僕たち人間も常にかくありたいものです。
東京都。2019年。

# by apolro | 2019-02-14 11:06 | 旅の生き物、日々の生き物 | Comments(0)

野鳥専用のエサ籠を編んでもらった。

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ご近所に住んでいる若き籠作家のモエちゃんは、
山形で籠作りを学んできて、
今も冬枯れの季節になると、
山形の山まで素材となる
アケビやらヤマブドウやらの蔓を採取しに出かけている。
そんな彼女にお願いして編んでもらったのが、
この野鳥用のエサ籠。
今までも半分に切ったミカンを枝に刺しておいたりしたのだが、
強突張りのヒヨドリが来襲すると、
いきなりミカンごと地面に落とされたりして難儀していたのだ。
でもこれがあればもう大丈夫、なはず。

f0217617_10241613.jpg
さっそくにミカンを収めて庭木の枝にぶら下げてみる。
さて首尾はいかがなものか。
東京都。2019年。

# by apolro | 2019-02-13 10:26 | 旅の道具、日々の道具 | Comments(0)

ショップ『hamauta』とシローちゃん。

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以前、東京の高円寺に長らく住んでいた友人のシローちゃんは、
今は故郷の石垣島に戻って、
市の中心部にある公設市場の近くで、
『hamauta』というショップを経営している。

f0217617_1234751.jpg
オリジナルデザインのTシャツや
沖縄由来の雑貨を扱うこのショップを訪ねたところ、
数年ぶりの再会にも関わらず温かく迎えてくれて、
毎夜、石垣島で泡盛やテキーラを酌み交わした。
お店には素敵なデザインのTシャツが数多く並べられていたなかで、
自分のお土産用に買ったのがこの一枚。
「HIDE&SEEK」と書かれているように、
珊瑚礁のなかをかくれんぼするごとく
行き交う小さな魚たちをモチーフにしたもので、
今年の新作だそうだ。
東京が温かくなるのはまだ先だけれど、
それまではこのTシャツを身につけて、
初夏の陽気だった石垣島の空を思い出すことにしよう。
東京都。2019年。

# by apolro | 2019-02-12 12:07 | 旅の日々 | Comments(0)

『東京発 半日徒歩旅行』の三刷が届いた。

f0217617_1231562.jpg
島の旅から戻ってくると、
『東京発 半日徒歩旅行』三刷の見本が届いていた。
みなさん、
どうもありがとうございます。
二刷のときは、
理論上初版がはけたということだけで感無量でしたが、
三刷となるとちょっとだけ欲が出て、
少しずつでよいので、
長くみなさんの目に留まり続ける本であってほしいなと思うようになりました。
どうぞよろしくお願いいたします。
東京都。2019年。

# by apolro | 2019-02-11 12:04 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

レモンの島からの帰還。

f0217617_13425649.jpg
昨晩、広島の生口島より帰京。
現地で東京は積雪の報を聞き、
羽田空港の動向が心配だったが、
予定の飛行機は定刻に35分ほどの遅れで無事に羽田着。
空港に着いてみると、
珍しく中野行きのリムジンバスが、
発車まであと7分というタイミングのよさだった。
ところがチケット売り場の行列がちっとも前に進まず。
残り2分というところでたまらず売り場のお姉さんに、
「直接バスでチケット買えませんでしたっけ?」と確認すると、
「中野行きですか。直接買えるのですぐに行ってください」との返事。
羽田のバス乗り場って空港出てすぐだったよなと、
余裕をこいてバスレーンに行ってみると、
目指す中野行きの発着場は遥か彼方ではないか。
ここまで来て乗り過ごしは勘弁だぜと、
リュックを背負ったまま猛然とダッシュ。
発車直前になんとか間に合ったものの、
このときのダッシュが、
今回の生口島行で一番体力を消耗することとなった。
おかで空港から中野までは30分ちょっとで到着したが、
果たして得だったのか損だったのか。
霙交じりの夜空の下を帰宅。
翌朝、宅配便のベルで目を覚ますと、
生口島から送っておいた、
箱一杯の無農薬島レモンが届き、
箱を開くとレモンの香りが部屋中に広がった。
東京都。2019年。

# by apolro | 2019-02-10 13:45 | 旅の日々 | Comments(0)

初めて瀬戸内の島へ。

f0217617_100197.jpg
八重山群島から戻って中一日。
今度は一転して広島県の島へ。
実は瀬戸内の島を訪れるのは初めてだ。
橋で本州や四国と繋がっている島もあるとはいえ、
それにしてあの小さな海域に、
ごちゃごちゃっと島が密集しているのは、
日本では希有な存在だ。
逆に数が多すぎて、
関東からではどこから手をつけたらよいのやら
というのが正直なところだった。
目指すは生口島。
これが瀬戸内の島々への第一歩になればうれしいな。
東京都。2019年。

# by apolro | 2019-02-07 10:01 | 旅の日々 | Comments(0)

『Dr.コトー診療所』とワタクシ。

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八重山から帰京。
与那国島では、
ドラマ『Dr.コトー診療所』のロケ地というものに出会った。
古びた診療所。
内部もあまり手を加えずの残されている。
眼前は蒼い海。
いわゆる聖地巡礼というやつだ。
ひとつ残念なのは、
僕がそのドラマを観たことがないこと。
小さな離島に医師が赴任して、
島の人々とあれやこれやあって、
そしてきっと泣ける。
そんなドラマが与那国島の美しい風景のなかで
繰り広げられるのだろう。
ちょっと気になるので、
『劇場版 Dr.コトー診療所』のようなものはないのだろうかと調べてみたが、
さすがにそんな都合のよいものはなかった。
たまにはドラマを借りて観てみようかな。
与那国島/沖縄県。2019年。

# by apolro | 2019-02-06 15:52 | 旅の日々 | Comments(0)

沖縄県最高峰へ。

f0217617_15451432.jpg
石垣島最後の1日は山歩き。
石垣島最高峰にして、
沖縄県の最高峰でもある於茂登岳へ。
最高峰とはいっても標高525mなんだけどね。
ここ数日、
午前中は曇っていても
午後には青空が顔を出すパターンが多かったのだが今日は逆。
頂上に近づくにつれてガスが周囲を覆いだした。
ハブに恐れおののきながらも途中からピッチを上げ、
ギリギリ北側の海を望むことができた。
白波が弾けているのは陸ではなくリーフの切れ目だね。
石垣島/沖縄県。2019年。

# by apolro | 2019-02-04 15:43 | 旅の日々 | Comments(0)

鳩間島を歩く。

f0217617_15423662.jpg
予定通りに、
与那国島から石垣島に戻って来られたので、
予備日を利用して今日は鳩間島へ。
鳩間島は一周4キロほどの小さな島だが、
神社を始めとする神域が多く、
ときとしてドキっとすることがある。
島をぐるりと徒歩旅行したあとは、
行きの飛行機で偶然一緒になった
鳩間島在住のノンフィクション作家・羽根田さん宅を訪ね、
気持ちのよい庭でビールを一献。
ありがとうございました。
鳩間島/沖縄県。2019年。

# by apolro | 2019-02-03 15:41 | 旅の日々 | Comments(0)

石垣島の宿。

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与那国島の旅を終えて石垣島に戻ってきました。
宿は来たときと同じ。
以前高円寺在住で、
今は故郷である石垣島に帰京した
シローちゃんオススメの民宿『はればれ』です。
母屋の赤瓦屋根が素敵ですね。
ゲストルームは隣りの新しくてきれいな部屋です。
今夜はここで家呑みしながらの、ゆんたく。
石垣島/沖縄県。2019年。

# by apolro | 2019-02-02 15:36 | 旅の日々 | Comments(0)

日本最西端にて。、

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与那国島三日目。
昨日は島の東半分を歩いたので、
今日は西側を。
日本の端っこというものにそれほど興味はないのだが、
最西端の久部良集落まで来て西崎(いりざき。日本の最西端)へ行かないというのも、
偏屈オヤジというか、
『長距離走者の孤独』的な主張があるのかと思われてもなんなので、
素直にあの灯台へ。
そこからは年に数日、
台湾の島影がくっきり見えるのだという。
与那国島からとまではいわないが、
せめて石垣島からの台湾航路を復活してほしいものだ。
現に石垣島は台湾、中国からのインバウンドで大盛況なのだから。
海を見ながらそんなことを考えていたら、
週二便の石垣島からのフェリーがやってきた。
今日は揺れただろうなー。
お疲れ様でした。
与那国島/沖縄県。2019年。

# by apolro | 2019-02-01 15:33 | 旅の日々 | Comments(0)

与那国島の天気。

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与那国島二日目。
午前中は雲が垂れ込めていた空も、
午後からは一転快晴に。
それともなって気温もグングン上がり、
体感気温は25℃を軽く越えていたのではないか。
島の東半分を徒歩旅行したのだが、
後半は汗が止まらなかった。
かと思えば日暮れからは急に風が強くなり嵐の様相に。
かくもこの時期の与那国島の天候は変わりやすい。
朝方、民宿のおばちゃんが言っていた
「今日からから風が南風になった。季節が変わったのかしら」
という言葉が印象深かった。
明日も徒歩旅行。
与那国島/沖縄県。2019年。

# by apolro | 2019-01-31 15:22 | 旅の日々 | Comments(0)

今年の島旅、一発目。

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明日からは今年一発目の島旅。
目指すは沖縄の八重山。
LCCを駆使してまずは石垣島へ飛び、
そこから与那国島へ渡る。
日本最西端にあたる与那国島は周囲28.6キロと、
二日ほどかけてのんびり歩くのにちょうどよい大きさだ。
今週は天気もまずまずのようで、
予報では週末の最低気温は21℃、
最高気温はなんと27℃だとか。
しかし八重山に行くのもずいぶん久しぶりだなと記憶を辿ってみたら、
最後に行ったのは20年以上前だ。
当時はLCCなんてなかったから、
ノーマルチケットを買った。
おそらく往復で10万円ほどしたのではなかったか。
それが今では制約はあるものの往復8000円もしない。
八重山も変わっただろうな。

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竹富島の空は群青色だった。

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波照間島の海は透明よりも澄んでいた。

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石垣島ではまだこんなイカす絵はがきセットが売られていた。
今回はどんなものに、どんな人に出会えるだろうか。
さて、そろそろパッキングを始めよう。
東京都。2019年。

# by apolro | 2019-01-28 10:48 | 旅の日々 | Comments(0)

広島っ子は駄菓子屋で手羽先をかじるか。

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「広島の子どもは、駄菓子屋で鶏手羽を買ってかじっている」
どこでそんなことを聞いたのかは忘れてしまったが、
駄菓子屋の前で子どもたちがバリバリと、
手羽先を貪り喰っている絵柄を想像して、
ちょっとすごいなと思ったのだった。
すると先日、
突然我が家の近くのコンビニにそれと思しきものが売られていた。
真空パック状態で一本ずつ手羽先が梱包されている。
売られかたもすごい。
壁一面といったら大げさだが、
とにかくタタミ一畳分くらいの壁にびっしりと吊られている。
手に取ってみると、
つくっているのは「オオニシ」という、
広島は尾道のメーカーだった。
ここでハタと冒頭の情報を思い出したという次第。
さっそくひとつ買ってきて食べてみると、
普通の手羽先にくらべるとけっこう固い。
燻されてない燻製状態というか。
表現はおかしいが、
鶏肉の「さきいか」的な食感だ。
真空パックのなかでも熟成は進んでいるのか、
しっかりとなかまで味はしみていた。
なるほどね。
骨付きだから駄菓子屋で買って、
そのまま手で食べられるんだな。
さらには細かな骨から身をこそぎ落とす作業が、
ちょっとゲーム感覚でもある。
数日後、もう何本か買っておくかと、
同じコンビニへ立ち寄ったところ、
売り場か手羽先はきれいさっぱり消えていた。
おお、大人気で売り切れたのかとちょっと驚き、
だったらそのうち再入荷するだろうと思っていたのだが、
それからひと月以上、
手羽先が入荷する気配はまったくない。
あの一本を買っていなかったら、
そもそもあれは自分の夢か妄想だったのではと疑いそうなくらい。
見事な消えっぷりだった。
東京都。2019年。

# by apolro | 2019-01-27 14:14 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)

『東京発 半日徒歩旅行』の三刷が決まりました。

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おかげさまで『東京発 半日徒歩旅行』、
2回目の重版が決まりました。
三刷です。
これも皆さんに話題にしていただいるおかげです。
本当にありがとうございます。
このまま売れ続いて、
春の徒歩旅行シーズンにつながってくれたらいいなあ。
そんな「シーズン」があるのかはおいておいて。
ということで写真で乾杯。
これは半日徒歩旅行中、
浅草のかっぱ橋道具街で売られてた缶ビールの食品サンプル。
実際に缶ビールに氷が張りついている光景というのは
あまり見かけないけれど、
そんな「現実にはない」情景を作りだして、
キンキンに冷えたビールを想像させるアイデアと技術が素晴らしい。
2500円出して買うかといわれたら、
飲めないビールにそんなお金はちょっと。
え、でももしかしてこれ空き缶じゃなくて、
中身入りだったりして。
それでも結局飲まないから一緒か。
東京都。2019年。

# by apolro | 2019-01-26 11:45 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

映画『転校生』を観た。

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舞台は広島の尾道。
いわずと知れた大林宣彦監督の尾道三部作の一作目だ。
当然観ていていい映画なのに、
なぜかこれまでその機会がなかった、
いわゆる取りこぼし映画。
来月に仕事で尾道方面に行くことになり、
ここぞとばかりに観ておこうと思ったら、
どんな事情かは知らぬが、
レンタルが出ていないのだ、これ。
それも見そびれてきた理由のひとつか。
しかしそんなことをいっていたら、
生きているうちに観られるかもわからない。
ここはえいやっとセル版を5000円近く出して購入。
ストーリーはもうほぼほぼ知ってはいるのだけれど、
それでもやっぱり素敵な映画。
男女の心と体が入れ替わるという設定に、
若き日の小林聡美と尾美としのりによる演技が見事。
もちろん古きよき、
昭和の尾道の街並みも美しい。
僕くらいの歳になれば、
「心と体が入れ替わったら、それはそれで新鮮で楽しいかもね。できれば美人でよろしく」などと、
しょうもないことも思えるけれど、
彼らはまだ中学生。
ちょっとしたことで人生が終わったと思い込み、
しかもそれを誰にも相談できない、「ザ・思春期」。
おじさんは不覚にもまた落涙してしまいましたよ。
願わくば、この映画を中学生時代の自分に見せてやりたかった。
ちなみにジャケットの小林聡美と尾美としのりが、
なんでこんな表情をしているのかはいわずもがな。
1982年の日本映画。

# by apolro | 2019-01-25 17:10 | 映画で旅する | Comments(0)

酒場の佇まい。阿佐ヶ谷の『燗酒屋』。

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昨年暮れに受けた健康診断の追加検査のために阿佐ヶ谷へ。
案の定小一時間待たされて、
病院を出たのが夕方5時すぎ。
この時間帯なら通常は銭湯を目指すところなのだが、
残念ながら阿佐ヶ谷の気になる銭湯はすでに入ってしまっている。
そこで久しぶりに阿佐ヶ谷一の飲み屋街、
「スターロード」をひとり彷徨ってみたところ、
通りの終盤になって見つけたのがこの『燗酒屋』という居酒屋。
6時前だがもう営業しているようで、
少しためらい気味に戸を引くと、
なかからは「いらっしゃいませ〜」という愛想のよい声がかかる。
和服に白い割烹着、髪をまとめた女将が笑顔で迎えてくれた。
店内は板場をL字型のカウンターが囲んでいる。
7人も入ればいっぱいだろうか。
この時間でもすでに先客が4人。
早い時間じゃないとなかなか席はなさそうだ。
まずはヱビスの瓶を頼む。
ほどなく運ばれてきたお通しは大根の葉とジャコの炒り煮。
ボードにはこの日の肴がいろいろと手書きで記されている。
「前菜の三種盛り合わせ」というのが気になる。
初めての店の最初の注文に相応しい。
「三種はなんの盛り合わせですか?」と尋ねれば、
「こちらはおまかせでやらせていただいているんです」との返事。
この店構えなら身を委ねてもなんの不安もない。
やがて出された盛り合わせは、「挽肉の卵焼き」「締め鯖と鯛の昆布〆」、
そして「青菜とシメジのお浸し」。
どれも味覚と食感のベクトルが異なり、
どんなお酒でも合わせられそうだ。
しかもこれで480円。
そのころにはビールはもう空いていたので、
続いてお酒を頼む。
なにしろ屋号が「燗酒屋」、
そして目の前には酒燗器が据えられ、
なかには何本も徳利が並んでいる。
これは燗酒を飲まぬわけにはいかぬだろう。
女将が勧めてくれた何種類かのなかで、
「庭のうぐいす」という福岡のお酒を注文する。
「こちらはぬる燗程度がお勧めですが、よろしいですか?」
無論、断る理由はない。
そしてそれと同時に先ほど品書きで気になっていた「自家製カラスミ」も頼む。
人肌の酒を呑みながら、ダイコンで挟んだカラスミをいただくことの幸せよ。
こういう店は長っ尻は野暮だなとは思いつつも、
ついついもう一本徳利をつけてもらう。
店構え、酒、肴、そして割烹着姿の女将が、
全部セットになって完成しているようなこのお店、
聞けばもう14年になるんだそうだ。
隣の高円寺に住んでいながら全然知らなかった。
たまにはひとりで隣り街をうろついてみるのもいいものだ。
早い時間に行くか、
客の入れ替わりタイミングの運がないと、
なかなか入れなさそうな店だけれども。
東京都。2019年。

# by apolro | 2019-01-24 12:21 | 酒場、食堂の佇まい | Comments(0)

東京地方は3月並みの暖かさ。

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天気予報によると、
今日の東京地方は寒さが緩んで3月並みの暖かさなのだそう。
外に出ればロウバイはもちろん、
ウメの花もすでに咲き始めている。

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もうひとつ天気予報情報。
これまで一年で一番寒いのは2月だと思い込んでいたのだけれど、
実は1月の下旬、
つまり今ごろが寒さのピークらしい。
2月は雪が降ることが強いから、
そんなイメージがついちゃったのかね。

おまけ。

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このお願いには神様もお困りだろう。
東京都。2019年。

# by apolro | 2019-01-23 11:35 | 旅の生き物、日々の生き物 | Comments(0)

銭湯行脚四十八湯目。本所『荒井湯』。

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銭湯行脚四十八湯目は本所の『荒井湯』。
距離的には浅草線の本所吾妻橋駅のほうが近いのだけれど、
この日はJR両国駅から歩く。
それにしたってたいした距離じゃない。
春日通り沿いのちょっと奥まったところに荒井湯はあった。
手前はコインランドリーになっていて、
その脇をしずしずと歩いて番台へ。
この構造の銭湯、意外と多いな。
番台に座る愛想のよいおばあちゃんに湯代を払って脱衣場へ。
高い格天井が歴史を感じさせる。
浴室に入るとまず正面にドーンと広がるのが銭湯絵。
絵柄は葛飾北斎の「神奈川沖波裏」だ。
銭湯でこの絵に出会うのは初めてかもしれない。
たしかに本所界隈は北斎の生まれ故郷とされる土地。
銭湯に彼の絵が描かれていても、
誰も文句はいわないだろう。
立ちはだかる大波に向こうにはちゃんと銭湯絵の定番、
富士山もいることだしね。
まだ夕方5時前だというのに、
浴槽内はすでに15人以上のご年配で大盛況。
さすがに下町の銭湯は入りが早い。
洗い場の数が20ほどなので、
ほぼ満席といってもよい状況だ。
浴槽は熱めのとぬるめの、
そして底からのバブル系と、
壁から強力な水流が奔出するジェット系だ。
お湯に浸かったふたりのおじいちゃんがなにやら盛り上がっている。
聞くともなく聞いていると、
どうやらインフルエンザに関する話題らしい。
ひとりがインフルエンザが何だか知らず、
もうひとりが一生懸命説明している。
「インフルってなんだ? 風邪か?」
「風邪じゃないんだよ。とにかく熱が出るし、セキも出るしで大変なんだから!」
「セキなんか飴なめときゃ治るよ」
「そんな甘いもんじゃないんだから!」
「いや、そんなに甘くなるほどたくさん飴なめる必要はねえよ」
どうやらひとりはちょっと耳が遠いらしい。
そんなドリフのコントまがいの会話をしていたと思ったら、
いつのまにか話は、
「人生ってのは悲しいねー」
「ああ、若いときは友だちもいっぱいいたけど、みんな死んじゃったしなー」と、
なんだかしんみりとする話題に移っていた。
風呂から上がり、
番台脇に飲み物コーナーを発見。
「飲料水価格」という手書きの見出しがかっこいい。
牛乳やオロナミンCはもちろん、
ビールに発泡酒までそろっている。
銘柄がアサヒなのは、
本社のお膝元であることを考えればしかたないか。
帰り際に番台のおばあちゃんに尋ねたところ、
この銭湯の創業は昭和25年とのことだった。
東京都。2019年

# by apolro | 2019-01-22 15:10 | 銭湯行脚 | Comments(0)

戦争中に敷かれた軍用線路の跡地を徒歩旅行。

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三鷹駅から1.5キロほど北上したあたり、
現在は「武蔵野中央公園」という広大な公園になっている場所に、
かつて中島飛行機という日本でも有数の航空機メーカーの工場があった。
中島飛行機といえば一式戦「隼」や四式戦「疾風」など、
旧日本軍の名機を輩出したメーカーとしても知られている。
その工場で製造したエンジンを組み立て工場に運ぶために、
当時はそこから中央線の三鷹駅、そして武蔵境駅へ、
専用の線路が敷かれていた。
その敷地は現在遊歩道や公園として整備され、
当時を偲ばせるものはほとんどないが、
それでもところどころに兵どもが夢の跡。
そんななかを徒歩旅行。
東京都。2019年。

# by apolro | 2019-01-21 11:40 | 旅の日々 | Comments(0)

江戸庶民の食文化を辿る。

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会期が明日までだった、
すみだ北斎美術館の『大江戸グルメと北斎展』へ滑り込みで出かける。
江戸庶民の豊かな食文化を、
北斎をはじめとする絵描きが残した作品や、
当時の料理指南書から俯瞰しようという企画だ。
料理だけでなく、
漁場や農場はもちろん、
各種調味料の生産現場の図版も展示されているのが興味深い。
魚市場の風景には、
マグロやアンコウなど馴染みの魚だけでなく、
大きなエイもずらりと並べられていて、
当時はどうやって食べていたのだろうかと気になる。
そしてなによりも、
印刷機も写真機もなかった時代の「庶民の」文化が、
こうして出版物として緻密に残されていることに感動する。
一週間くらい当時の江戸を旅してみたい。
ちなみに江戸時代の勤番グルメドラマ『ブシメシ!』の第二部も、
今日からNHK地上波に登場ですね。
こっちも楽しみ。
東京都。2019年。

# by apolro | 2019-01-19 10:40 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

『東京発 半日徒歩旅行』、朝日新聞に広告を出してくれました。

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今朝の朝日新聞一面下の、
通称「サンヤツ」と呼ばれるスペースに、
『東京発 半日徒歩旅行』の広告を打っていただきました。
うれしいな。
どうかたくさんの人の眼に留まって、
そのうちの何パーセントかの人が、
書店に向かってくれたり、
ネットでポチッとしてくれますように。
今日はちょっと風が強いですが、
今の季節は晴天も多く、
日中に歩いているぶんには意外とポカポカ陽気。
半日徒歩旅行も楽しいものです。
よろしくお願いいたします。
東京都。2019年。

# by apolro | 2019-01-18 11:35 | 日々のなかの旅 | Comments(0)