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旅と暮らしの日々 by sato tetsuya


今日の旅、昔の旅、そして狭間のよしなしごと。
by apolro
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青空と白い制服。

f0217617_9222173.jpg
晴天の日曜日。
神奈川の馬堀海岸。
空は青く、
その空を映した海も青い。
海岸線に立つのはフェニックスの木。
なんだかここが東京湾とは思えなず、
ちょっと得した気分だ。
そこを通り過ぎる純白の制服を着た若者ふたり。
防衛大学の学生だろう。
日曜日なのに制服を着ているということが、
外出時は基本制服を着なければならないということか。
女子は白いスカートを履いていた。
しかし、この白さを維持するのたいへんだろうな。
着替えはいったい何着支給されるのだろうか。
落ちないシミをつけちゃったときはどうするのだろうか。
さらにいえば、
彼らにとってランチにカレーうどんは禁じ手なのではないだろうか。
そんなどうでもいいことを考えながら、
歩きはじめる。
神奈川県。2019年。

# by apolro | 2019-06-18 09:22 | 旅の日々 | Comments(0)

万歩計と担当編集者。

f0217617_10581816.jpg
取材に同行してくれる担当編集者が、
一日を終えたときにスマホの万歩計機能を利用して、
「10000歩も歩きました!」
「今日は20000歩越えです!」と、
楽しそうに報告してくれるのがちょっと羨ましかった。
しかし僕の携帯はいわゆるガラケー的なやつで、
そんな機能はついてはいない。
そこで買いましたよ、万歩計!
いかにもおじさんぽいなあと思ったがやむをえん。
昔よくポケットでカチャカチャと
音を鳴らしながら歩いているおじさん、いたよね。
あれの仲間入りである。
だがしかーし。
最近の万歩計はそうではなかった。
3Dセンサーという、
僕にはその仕組みすらわからないセンサーを搭載し、
音もなく歩数を数えていくのだった。
そもそも万歩計ではなく億歩計。
過去データもしっかりメモリーしてくれる。
「タニタ」というブランドもなんだか信頼できそうだ。
よくわからんけど。
しかも1000円ちょいで買えるとは。
で、さっそくこいつをポケットに放りこんで、
10キロほどの半日徒歩旅行に出かけてみたところ、
一日の歩数は約20000歩。
なるほど。
20000歩というのは、
僕の足で約10キロといったところなのだな。
と、ここでハタと気がついた。
取材のときに「20000歩ですよ!」と歩数距離を見せてくれたくだんの編集者。
あれは楽しそうだったのではなくて、
「こんなに歩かせやがってよ〜!」と、
暗に責めていたのではあるまいか。
もしそうであるのなら、
まことにすまぬことだった。
東京都。2019年。

# by apolro | 2019-06-17 11:09 | 旅の道具、日々の道具 | Comments(0)

窓を開ければ徒歩旅行日和。

f0217617_10331424.jpg
朝、目覚めて、
庭の窓を開いてみれば、
夜半まで降っていた雨はすっかり過ぎ去っていた。
ウメやナシの新緑の隙間からは、
木漏れ日が差し込んでいる。
おお、これぞ半日徒歩旅行日和。
昼前には家を出られる。
雨が空気を洗い流してくれたようで、
風景が色鮮やかだ。
こんなときは美しい自然を眺めながら歩き、
古い銭湯で汗を流し、
最後は地元のおじさんに愛されている居酒屋でしめたいものだ。
さーて、どこにしようかな。
あ、あそこか!
行ってきます。
東京都。2019年。

# by apolro | 2019-06-16 10:34 | 旅の日々 | Comments(0)

気仙沼からの自分土産。

f0217617_10594634.jpg
気仙沼からの自分へのお土産は、
ホヤの塩辛と塩ウニ。
となると晩酌は日本酒しかないでしょう。
ちょうどお酒も切らしていたので酒屋へ急行。
以前は四合瓶を買っていたのだけれど、
最近は一升瓶へ移行。
そのほうがお得だしね。
今回は山形県鶴岡市は冨士酒造の手による『七星』を購入。
抜栓するといきなり部屋中に華やかな香りが広がる。
こんな派手なお酒、
ホヤやウニといったクセものに合うのかしらとちょっと心配になったが、
僕の舌レベルではそんなこと関係ありませんでした。
お酒と肴の無限循環天国の始まりだ。
東京都。2019年。


# by apolro | 2019-06-15 11:36 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)

『オルレ唐桑』を歩く。

f0217617_09362450.jpg
宮城県東端にある唐桑半島に昨年開通したトレイル『オルレ唐桑』を歩く。
これは韓国の済州島から始まったトレイルのありかたで、
済州島でこれ始めた女性は、
サンチャゴ・デ・コンポステーラの巡礼道を歩き、
自分の故郷にもこんな道があったらいいなと
トレイルを作ることを思い立ったのだという。
現在日本では九州と、
ここ宮城で開通。
写真はオルレのシンボルともいえる「カンセ」。
これは済州島の言葉で「野生馬」を意味し、
頭が向いている方向が進行方向を指している。
急峻な山や原野を歩くというよりは、
里山の自然の中で、
森や海岸沿い、畑の畦道をつなげて歩く雰囲気だ。
長さも全長10キロほどなので、
このためだけに訪れなくても、
他の観光とセットで楽しむのもいいだろう。
数百キロにわたるロングトレイルも歩きごたえがあって楽しいけれど、
こんなふうに手軽に地元の自然を歩けるトレイルが、
オルレに限らず全国各地に増えてくれるといいな。
宮城県気仙沼市。2019年。


# by apolro | 2019-06-14 09:55 | 旅の日々 | Comments(0)

懐かしい駅「陸中門崎」との再会。

f0217617_1137577.jpg
一関から気仙沼へ向かう大船渡線で、
実に懐かしい駅に再会した。
駅名は「りくちゅうかんざき」駅。
漢字で書くと陸中門崎駅。
あれはたしか1980年代終盤、
僕たちは夏になると毎年のようにカヌーで北上川を旅していた。
チッキ扱いでアリーのフォールディングカヌーを盛岡駅へ送り、
自分たちは夜行バスで盛岡へ。
早朝、駅でカヌーを受け取るとそれをワショーイと担いで北上川へ。
そこでカヌーを組み立てて、
キャンプ道具を積み込んで、
市内のスーパーで食料も買いこんで(もちろんクーラーボックス満載のキンキンに冷えたビールも忘れずに)、
いざ北上川へ下っていったのだった。
その第一回目の旅でゴールとしたのが、
この陸中門崎駅だった。
途中、危うく堰堤に吸い込まれそうになったり、
お盆時期とあって、
上流から次々に流れてきた送り盆用のナスやキュウリを
ありがたく食材として頂戴したり、
川面に直径数センチほど顔をのぞかせている、
黒くて丸い物体をすくい上げてみたら、
その正体はボーリングボールだったり(ボーリングの球が水に浮くことをそのとき初めて知った)、
キャンプ中の川原から地元の花火大会を望めたりと、
さまざまなできごとを楽しみながら、
体中真っ黒に焼けてこの駅に着いたのだった。
カヌーは再び畳んで近くの雑貨屋から宅配便で発送。
自分たちは大船渡線に乗って一関へ。
そこから仙台へ向かった。
仙台の町はちょうど七夕祭りの季節で、
それまでの1週間とはあまりにも異なる環境のなか、
僕たちは賑わう街中をおどおどと歩いたのだった。
最近では全然カヌーには乗らなくなってしまったけど、
リュックにテントと食料をつめて歩いているのは変わらないなあ。
宮城県。2019年。

# by apolro | 2019-06-13 11:46 | 旅の日々 | Comments(0)

でっかい立方体バックパックの自転車乗りたち。

f0217617_1811219.jpg
最近、街を歩いているとよく見かける、
でっかいサイコロみたいなバックパックを背負って、
自転車で快走している若者たち。
最初はああいう形状の自転車用バックパックが
流行しているのかと勘違いしてしまったけど、
その後、あれが「ウーバーイーツ」なる、
飲食店からの配達専門アルバイトであることを知った。
へー、あのなかにはいろいろゴチソウが入っているのかと思い、
それと同時に、
途中で転んで料理をぶちまけちゃったりしたらどうなるんだろうと、
余計な心配をし、
さらに途中でクルマにはねられたり、
逆に歩行者と衝突事故を起こしたらどうなっちゃうんだろうと危惧してもいた。
すると昨日の朝日新聞朝刊に、
写真の記事が掲載されていた。
ウーバーは配達員と注文者、店舗を仲介する「場」を提供しているだけなので、
雇用関係はないと説明しているらしい。
料理をダメにしたときはどうなるかはわからないけれど、
少なくとも事故を起こしたときは、
全部個人の責任になって、
ケガや賠償なども自分で賄わないといけないわけね。
どうやら僕の心配は杞憂ではなかったようだ。
バイク便や自転車便も同様のシステムだったのかな?
少なくとも僕は、
恐ろしくてそのバイトはできない。
東京都。2019年。

# by apolro | 2019-06-12 18:04 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

「ホヤぼーや」君との出会い。

f0217617_11373624.jpg
気仙沼のゆるキャラ「ホヤぼーや」君。
どのへんがホヤなのかというと、
頭部のゴツゴツとした突起がそうらしい。
そしてベルトのバックルは名産のホタテ。
さらにはこの絵では柄しか見えていないが、
サンマソードという、
こちらも名産品であるサンマの剣を腰に差している。
たしか、以前訪ねた栃木県佐野市のゆるキャラ「さのまる」君は、
腰に名物のイモフライを差していたので、
ここは一度他流試合などをお願いしたいものである。
ホヤぼーや君の身体が青いのは、
彼がそういう色なのではなくて、
シャークスーツというものを着用しているそうで、
つまりはこれまた名産のサメ革をなめして作ったものだろう。
ちなみに好きな食べ物も名産のフカヒレだそうで、
なかなかグルメなホヤぼーや君なのであった。
宮城県気仙沼市。2019年。

# by apolro | 2019-06-12 11:39 | 旅の日々 | Comments(0)

謎のオブジェと風船怪獣『バルンガ』。

f0217617_1122812.jpg
相模湖畔、
嵐山登山口に飾られている謎のオブジェ。
みんな、金平糖だとかゲンコツだとかいっていますが、
僕は見た瞬間に「バルンガだ!」と思いましたね。
バルンガというのは『ウルトラQ』に登場する怪獣。
『ウルトラQ』といえばウルトラシリーズの元祖的なドラマで、
これがなければ、
ウルトラマンもウルトラセブンもいなかったかもしれません。
初放映は1966年とのことなので、
僕が観たのは再放送でしょう。
当時の怪獣といえば、
動物や昆虫をモチーフにしたものがほとんどのなかで、
こいつはなんと「風船怪獣」。

f0217617_11250100.jpg
(『ウルトラQ』第11話「バルンガ」より)

風船を怪獣にするっていう斬新さにぶっ飛んだ記憶があります。
このバルンガ、
実は宇宙船にくっついてきた宇宙胞子で、
地球上のありとあらゆるエネルギーを吸収して巨大化します。
台風が上陸して、
こいつをどこかに吹き飛ばしてくれるのでは期待すると、
バルンガは台風のエネルギーすら吸収。
もはやこれまでとあきらめたとき、
バルンガは突如高度を上げて地球を去っていきます。
目指したのは太陽。
「太陽がバルンガを呑み込むのか、バルンガが太陽を呑み込むのか……」
物語はそんな含みを持たせたまま終わります。
なんだか現代にも通じる話ですね。
で、このオブジェ、
本当はなんなんだ?
神奈川県。2019年。

# by apolro | 2019-06-08 11:06 | 旅の日々 | Comments(0)

次の旅に向けて地形図を購入。

f0217617_1121338.jpg
次の旅に備えて地形図を購入。
目指すは気仙沼の唐桑半島。
リアス式海岸だけあって、
海と陸が入り組んでいて、
地形図内の大半は海。
しかたがないとはいえ、
いつもながらちょっと損した気持ちになる。
海の場所に「ホヤ」とか「マグロ」とか、
昔の観光地図みたいな補足情報が入っていたら、
それはそれでうるさいか。
でもホヤはたぶん旬。
あらゆる味覚がそのなかに凝縮されているというあの海産物、
好きなんだよね。
最初に食べた人は偉いと思う。
豆知識。
リアス式海岸のリアスというのは、
スペイン西部の「リアス・バイシャス」という地名がからきているそうですよ。
もちろんそこの海岸線もリアス式。
東京都。2019年。

# by apolro | 2019-06-07 11:22 | 旅の道具、日々の道具 | Comments(0)

映画『サヨナラ』を観た。

f0217617_9582294.jpg
ヨーロッパを旅していて、
年配者でなおかつ英語が不自由な人と話すとき、
こちらが日本人だとわかると、
けっこうな確率で出てくる日本語が「サヨナラ」。
「コンニチハ」でも「アリガトウ」でもなく、
「サヨナラ」。
当初はなんでだろうと不思議に思っていたのだが、
あるとき、
もう少し会話ができる人が説明してくれた。
「僕らの世代はね、昔『サヨナラ』という日本の映画を観て、いたく感動したんだよ」
なるほど。
映画のタイトルだったのか。
でも、そんなタイトルの日本映画あったかなあと思って、
調べてみたらこの映画でした。
『サヨナラ』。
舞台はたしかに日本の神戸だけれども、
日本映画じゃなくてアメリカ映画。
主演は若き日のマーロン・ブランド!
日本に進駐している米兵と日本の女性の恋物語。
となるとてっきり大平洋戦争直後の話かと思いきや、
時代は朝鮮戦争。
朝鮮戦争のエースパイロットが、
つかの間の休日を日本で送るところから話は始まる。
その時代になると、
日本女性の職業もさすがに「ゲイシャ」ではない。
たぶん宝塚のトップスターがそのお相手。
いや劇中ではその劇団名は「マツバヤシ」となっているから、
松竹歌劇団がモデルかも。
歌舞伎や浄瑠璃、
伝統的な日本家屋の紹介など、
日本文化紹介映画的な側面もあるので、
そのあたりのエキゾチックさが、
ヨーロッパ人にも受けたのだろう。
またサンフランシスコ講和条約締結後も、
米兵は日本人女性との結婚禁止とか、
アメリカに女性を連れ帰ってはいけないとか、
まだまだそんな処遇を受けていたんだなとも思う。
そして今の日本でも、
結婚こそ自由になったけれど、
納得のいかない処遇はさまざま続いているんだな。
この映画で助演のナンシー梅木はアカデミー賞を受賞。
それは日本人初どころか、
英米人以外では初の受賞なのだそうだ。
1957年のアメリカ映画。
東京都。2019年。

# by apolro | 2019-06-06 10:10 | 映画で旅する | Comments(0)

重い「こんだら」的な?

f0217617_14361641.jpg
河川敷にはさまざまな物が捨てられている。
冷蔵庫やバイク、
パソコンに産業廃棄物的なもの。
おそらくそのほとんどが不法投棄だろう。
ときどき「粗大ゴミを無料で回収します」という業者がいるけれど、
回収物のうち金にならないものは、
みんなこうして不法投棄されているのではと考えると、
到底利用する気になれない。
そして、
どこかの国の人間のゴミマナーが悪いなんて偉そうに嘲笑うには、
日本人のマナーも全然まだまだだ。
で、この投棄物。
これはひょっとして、グラウンドなんかを均すのに使う、
重い「こんだら」、いやローラー的なもの?
平成生まれは「重いこんだら」知らないか。
しかし、よくもまあこんなもの捨てたな、
というよりよくもこんな重そうなものをここまで運んできたな。
いいかげんにしなさい!
埼玉県。2019年。

# by apolro | 2019-06-05 14:40 | 旅の日々 | Comments(0)

銭湯行脚五十二湯目。横須賀の『当り湯』。

f0217617_10521757.jpg
京浜急行の横須賀中央駅から上町商店街の坂道をずんずんと上っていく。
道の両側にはずいぶんと長くやっていそうな商店が建ち並ぶ。
その昔、三崎方面から海産物を運ぶ道として栄えたのだそうだ。
その商店街が切れ、
やがて道がY字で分かれたところを右へ入ると『当り湯』は建っていた。
いかにも歴史がありそうな店構え。

f0217617_10524331.jpg
「男」と直接曇りガラスにペンで書かれたドアを引く。
ドアの高さが170センチくらいしかない。
中に入ると左手に番台。
「貴重品はロッカーに入れておいてください」といわれたので、
あらためて脱衣所を見渡すと、
たしかに脱衣籠に衣類を入れっぱなしにしている人が多い。
浴室には洗い場が15基ほど並び、
奥には浴槽がふたつ。
その上の銭湯絵には、
白川郷にあるような日本の伝統的家屋が描かれ、
奥には山脈が連なっている。
女湯のほうには富士山が描かれているのが、
仕切りの上のほうに見える。
浴槽のひとつは下から泡がブクブクと湧いている。
そして家庭の風呂のような浅さ。
もうひとつは静水のお風呂で、
こちらはちょっと深め。
どちらの湯温も、ちょっとぬるめで僕にはちょうどよい。
湯上がりにビールを飲みながら番台のご婦人に話をうかがう。
まずは創業年月にびっくり。
今の建物は昭和6年に建てたものらしいのだが、
銭湯としての歴史はもっともっと長く、
ご家族で辿れるだけでも100年は経っているとこのこと。
ちなみにご婦人は四代目。
その先のことになるともう身内でも誰もわからないので、
役場の免許交付の記録にあたってもらったところ、
なんと200年ほどの歴史があるそうだ。
江戸時代じゃないか。
当時は「湯屋」という登録だったらしい。
さすがに建物のあちこちにガタがきているらしいのだが、
修理できる職人ももういなくなちゃってと嘆く。
脱衣所の天井は格天井で、
いまはただマス目が切ってあるだけなのだが、
以前はそこにすべて絵が描かれていたそうだ。
さらには屋根のてっぺんにはシャチホコが据えられていたというからすごい。
建て替えたらという話もあるらしいのだが、
そうすると法律上、前の道からある程度引っ込ませないとならないので、
どうしたって今の状態では残せないとのこと。
ちなみにこのあたりは谷戸地形なので、
水が豊富で銭湯を経営するには都合がよかったらしい。
さらには僕が来るときに歩いてきた道は、
昔は不入斗川という川が流れていて、
排水にも便利だったのだとか。
百年銭湯どころか二百年銭湯の可能性もある、
『当り湯』なのだった。
神奈川県。2019年。

# by apolro | 2019-06-04 10:55 | 銭湯行脚 | Comments(0)

わあ、藪漕ぎだ!

f0217617_17421690.jpg
東京都あきる野市にある草花丘陵。
標高は高いところでも200m程度で、
ハイキングというよりは、
地元のかたのよき散歩道といったところ。
そんな道をのんびりと歩いていると、
メインルートから分かれる謎の分岐を発見。
この道はどこに続くのかねーと、
興味半分で登り始めると、
途中からいきなりクマザサが前方を覆い、
藪漕ぎ状態に。

f0217617_17424639.jpg
なんか今年は想定外の藪漕ぎに遭遇するなあと思いつつも、
今回は大丈夫。
ちゃんと長パンツを履いてきたのだ。
しばしゴソゴソとクマザサをかき分けた先にあったのは、
正体不明の構造物。

f0217617_17431211.jpg
いわゆる廃墟物件というやつでしょうか。
東京都。2019年。

# by apolro | 2019-06-03 17:44 | 旅の日々 | Comments(0)

湖面が沸きたった!

f0217617_163121.jpg
とある湖の水面が、
いきなりゴボゴボゴボっ! と泡立つ。
これでビカビカッ! と水中から稲光が発生したら、
もう絶対に怪獣が出現するに決まっている!
ウルトラマン世代としては、
もうどうしたってそう考えてしまうわけですが、
実際には富栄養化した湖を浄化するために、
金魚の水槽に放り込んでいる「ブクブク」の巨大なやつが、
その正体なのであった。
ワクワク感を返せ。
神奈川県。2019年。

# by apolro | 2019-06-02 16:03 | 旅の日々 | Comments(0)

「R元」とはナニカ。

f0217617_22582040.jpg
旅先での食事後。
領収書をお願いすると、
お店のお姉さんは「ハイ!」と、
元気よく書いてくれた。
一瞬、ナンダナンダと思ったが、
これで正解。
やっぱり若い子の順応力はすごいな。
神奈川県。2019年。

# by apolro | 2019-06-01 22:59 | 旅の日々 | Comments(2)

パスポートのページ数問題。

f0217617_10584653.jpg
10年ぶりに更新したパスポート。
どこか変わった場所はないかと、
しげしげと眺めてみる。
基本的には変わった部分はないようだ。
前回もすでにICチップは入っていたし。
あ、最終ページの「海外へ渡航する際は、外務省の渡航情報〜」云々と、
サクラの透かしが入ったページのデザインが少し変わっていた。
「外務省海外旅行登録『たびレジ』をご利用ください。」
という追加情報が入っていたので、
そのためのレイアウト変更だろう。
そしてあともうひとつ。
なんと、ページが2ページ増えていた。
写真は押印欄の最終ページ。
前回のは50ページだったのが今回は52ページ。
パスポートの冒頭には、
以前のには「この旅券は五十二頁」と記載されていたのに、
今回取得したのには「この旅券は五十四頁」とある。
高価な更新料を取る外務省もちょっと気が引けて、
2ページ増量サービス中かと思ったが、
よく考えると2ページだけ増やすって、
製本の工程上えらく面倒なはずだ。
出版関係者ならご存じの通り、
書籍のページ数というのは、
基本8か16の倍数。
やむを得ないときには、
それに4ページプラスアルファということもあるけれど、
2ページのみというのはかなり無理な設計だ。
背中で綴じることができず、
ペラペラの1枚を糊づけかなにかで、
強引にくっつけなければならないのだから。
どういうこと? 
と思ってページをたぐったところで理由が判明。
パスポートのちょうど中央部分につけられている、
ICチップが埋め込まれている硬いページ、
以前のはこれは計算に入れていなかったのに、
今回はここもページとして計算されてプラス2ページというわけ。
このページには、
実際には出入国印やビザを押すことができないのに。
なんでわざわざこんな変更を加えたのだろう。
最近、値段は一緒だけど内容量が減っているジュースとかスナックとか、
けっこう「偽装な」お値段据え置きが流行っているけれど、
これにもちょっとそんな匂いを感じるな。
東京都。2019年。

# by apolro | 2019-06-01 11:03 | 旅の道具、日々の道具 | Comments(0)

雑誌『明日の友』初夏号が届いた。

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婦人之友社が発行している雑誌『明日の友』初夏号が届いた。
今回は大分県の臼杵を旅させてもらった。
実は九州をあまり旅したことがない。
仕事で行った博多は別にすると、
福岡県の志賀島、
長崎県の五島列島、
鹿児島県の奄美大島、喜界島、硫黄島、屋久島と、
見事に島ばかりで、
九州本島(?)を歩いていない。
しかし今回の臼杵で、
九州本島各地にも強烈な個性があることを実感。
自分の『旅したい場所』リストがまた長くなりそうだ。
書店で見かけたら、
お手にとっていただけるとうれしいです。
東京都。2019年。

# by apolro | 2019-05-31 11:46 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

食堂の佇まい。横須賀の『立花食堂』。

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横須賀中央駅から西に延びる
三崎街道をそこそこ南下したところに『立花食堂』はあった。
まずは巨大看板のど迫力に驚く。
店先にも品書きがずらりと書かれていて親切だ。
なぜかこの日は、
店の前で無人フリーマーケット的にいろいろ並べられていた。
染め抜きの暖簾をくぐり、
引き戸を開いて店内へ。
ああ、絵に描いたような昭和の食堂だ。
窓辺のテーブルに座ってメニューを眺める。
ビールを頼み、
それと一緒にモツ煮を頼もうとしたら、
モツ煮定食というメニューもある。
モツ煮単品が650円なのに対して
定食のほうは850円。
プラス200円なら定食を頼まなくちゃということで、
まだ夕方4時くらいだったのに、
本格的な食事となる。
やがて運ばれてきたモツ煮定食。

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モツ煮はタマゴが落としてあって、
ちょっと珍しい。
ごはんに味噌汁、お漬物、煮物にマカロニサラダと、
プラス200円でこのメンバーなら大満足だ。
壁に貼られていたチラシによると、
どうやら以前『モヤモヤさまぁ〜ず』に登場したらしい。
そういえばそんな横須賀の回があったかも。
駅からけっこう離れているのによく来たな。
お店自体は、
昭和初期に別のお店からの暖簾分けというかたちで、
ここにオープンしたらしい。
夜は8時までというのは、
いかにも地域密着型。
神奈川県。2019年。

# by apolro | 2019-05-30 09:26 | 酒場、食堂の佇まい | Comments(0)

ペヤングのサイズ。

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日頃あまり見かけないペヤングのバリエーションをネットで見つけ、
興味本位で購入したところ、
ひとつだけ規格外のサイズがあって驚く。
まさか例の「超超超大盛り」の類ではあるまいなとおおいにビビる。
ネットの画面上ではたしか同じ大きさの写真だったはず。
サイズの勘違い、
ネットショッピングではありがちだ。
でも、よくよく見るとそっち系ではないようで、
「そのまま」って書いてあるってことは、
なかには皿うどんがそのまま入っていて、
添付のタレをかけて食いなさいということか。
皿うどんが圧縮されない形でなかに入っているということか。
これはもう、
もはやカップ焼きそばの範疇ではないなと思いつつも、
火がいらないということは、
野外で食べるときに向いているかも普通の皿うどん、
と思ったりもした。
東京都。2019年。

# by apolro | 2019-05-29 10:43 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)

食堂の佇まい。相模湖駅の『かどや食堂』

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石老山や陣馬山など、
この界隈の山から相模湖駅に下りてきた酒呑みハイカーたちが、
たいてい下山カンパイをするのがこの『かどや食堂』。
普通の食堂だと、
午後2時から5時くらいまで中休みに入ってしまうものだが、
その時間帯というのは、
実は山から下りてくる時間ともろにかぶってしまうのだ。
それを知ってか知らずか、
こちらは通しで営業してくれるありがたさ。
現在の店舗は新しくなっているが、
お店の品書きに書かれている歴史によると、
創業はなんと昭和十一年。
当時は駅前旅館だったそうだ。
品書きを見ると、
最近は津久井産在来種の大豆を積極的に料理に使っているようで、
それも気になったのだが、
結局頼んだのは塩やきそばと、ビール。

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山から下りてくると、
濃い味の料理が食べたくなるんだよね。
吞兵衛ハイカーのためにお酒類も豊富で、
丹沢の地酒や甲州のワインなども揃えている。
創業時からのぬか床で漬けているというお漬物も気になったのだけど、
写真を見ると量的にひとりではちょっとしんどそう。
これまたグループ登山客が、
まず「ビールと漬け物!」って注文するのに対応したものなのかも。
今度誰かと来たときは絶対注文しよう。
あと20分ほどで、
東京行きの中央線特別快速がやってくる。
ビールを飲み終えて、
駅に向かうのにちょうどいいダンドリだ。
神奈川県。2019年。

# by apolro | 2019-05-28 13:54 | 酒場、食堂の佇まい | Comments(0)

陣馬街道を西へ。

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季節外れの猛暑のなか、
陣馬街道を歩いて藤野を目指す。
山に入れば多少は涼しいかとも思ったが、
標高700メートルそこそこじゃあ、
たいして変わらないねー。
湿度がやや低めなのが救いだった。
辿り着いた峠の茶屋で、
「ビ、ビールください!」と駆け寄ったところ、
「ビールは、ない!」という恐ろしい宣言が。
ウーン、バタリ。
東京都。2019年。

# by apolro | 2019-05-27 14:53 | 旅の日々 | Comments(0)

やせる九十九里浜。

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久しぶりに訪れた九十九里浜は、
なんだかずいぶんと砂浜が小さくなった。
狭くなった、あるいは痩せたというほうが的確かも。
子どものころ、
海水浴で連れていってもらったときには、
その広大さに頭がクラクラするほどだったのに。
砂浜の侵食は全国規模で進んでいるようだ。
原因のひとつとして、
1960年代から行われた消波ブロックの投入があげられている。
これによって砂がさらわれるいっぽうになってしまったのだとか。
かつてはたくさんあった九十九里浜の海水浴場も、
続々と閉鎖に追い込まれている。
現在は別のところから砂を運び込むことで、
なんとか砂浜を維持しようとしているらしい。
自然環境に対して人がやることは、
いつも後手後手だ。
千葉県。2019年。

# by apolro | 2019-05-26 09:22 | 旅の日々 | Comments(0)

食堂の佇まい。八積の『きらく』。

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八積は外房線の小さな駅。
そして千葉県唯一の村である長生村の玄関口でもある。
駅員はいるのかいないのか。
駅員室のカーテンは下がったままだ。
簡易スイカ改札機を出ると目の前に『きらく』はあった。
ひとつの店舗に入口がふたつ。
隣りは「ミート&デリカ」と書かれている。
暖簾をくぐって店内に入ると、
すぐに大きなテーブルが置かれていて、
いわゆる中央を貫通する通路がない。
そのテーブルを回り込んで、
入口に向かって席を取る。
壁に離れた品書きを見ると、
麺類や丼ものもあるが、
圧倒的に焼き肉やフライ系の定食が多い。
隣りの店とは奥でつながっているのかも。
カキフライ定食700円というのも気になったが、
ちょっとこの日は揚げ物は重いような気がしたので、
五目焼きそばを注文する。
僕のなかで五目焼きそばというと、
塩味ベースの焼きそばに、
エビやらキクラゲやらキヌサヤやらの具が、
一緒に炒められているというイメージだ。
そういう共通概念でよろしいですよね。
そこに運ばれてきたのが、
これだ。

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おお。
基本はキャベツと豚肉を具にしたソース焼きそばではないか。
五目焼きそばがソース味というだけでちょっと新鮮なのだが、
その上に焼きそばには、
まったく馴染みのない具材がところ狭しと盛られている。
ハムに目玉焼き、メンマ、シイタケ、そして鳴門巻き。
おお、五種類!
これで「五目」というわけか!
なんでもかんでも横並びを美徳とするこの国において、
常識にとらわれない斬新さ。
忖度なんてどこへやら。
なんとロックな焼きそばではないですか。
知らない町、知らない店でこういうものに出会うと、
なんだかうれしくなっちゃいますね。
日本もまだまだ広いぜ!
ここでは五目の具材が、
ラーメンやハムエッグあたりからの流用っぽいことはあえて問うまい。
僕はこういうメニューに会いたいがために、
独立系の食堂に入るのかもしれないな。
あ、味のほうは普通のソース焼きそば、
そして具材の味でした。
千葉県。2019年。

# by apolro | 2019-05-25 10:39 | 酒場、食堂の佇まい | Comments(0)

内房の山歩き。

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千葉県の房総半島。
東京湾側の内房といわれるエリアには、
海岸線ぎりぎりまで崖がそそり立っている場所があり、
乗合船で東京湾に釣りに出たりすると、
ひときわ目立つ。
そしてそんな崖の真上にも、
細々とトレイルは延びていた。
おそるおそる崖際まで近づいてのぞき込んでみても、
オーバーハング気味になっているのか、
真下には海岸線は見えない。
ただただ揺れる海面が見えるだけ。
トレイルの雰囲気は、
同じ山道といっても、
関東地方の奥多摩や丹沢とはまるで違う。
水平線が望め、
空が広く、
周囲には広葉樹が密生し、
ときに潮の香りが漂ってくる。
どちらといえば、
大島や神津島、利島など、
伊豆諸島の山歩きに近い。
そうだよね。
房総半島の南端から伊豆大島までは、
40キロほどしか離れていないんだよね。
久しぶりに大島へ行きたくなった。
千葉県。2019年。

# by apolro | 2019-05-24 09:53 | 旅の日々 | Comments(0)

初夏の静かな猿島へ。

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まだシーズン前、
しかも平日ど真ん中だというのに、
なかなか人出だった猿島。
就学前の子どもを連れた家族連れやカップル、
休暇中の米軍人と思しき外国人ファミリー。
老いも若きも女性の2〜3人連れ。
そして男性は圧倒的に単独行者が多い。
このへんに男女における
コミュニケーション力の差異を感じますね。
人のこといえないけど。
縄文時代から人が住んでいたとされていたにも関わらず、
幕末には異国船駆逐のための台場が築かれ、
その後は帝国海軍の要塞砲台に。
ようやく今再び島は静けさを取り戻したようだ。
再び武装化されないことはもちろんだけれど、
あまり観光地化されて俗化が進んでもしまいませんように。
そのへんは管理する横須賀市もわかっているようで、
静かな、静かな島巡りを楽しめる。
神奈川県。2019年。

# by apolro | 2019-05-23 10:28 | 旅の日々 | Comments(0)

『寅さん』マラソン、無事完走。

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昨年の春から始めていた、
『男はつらいよ』シリーズ全作踏破、
ようやくゴールを迎えた。
本当はもう少し早く終えられると思っていたのだけれど、
昨年夏にはワールドカップやらなにやらがあったりで、
思ったほど画面に向かう時間が取れず、
1年の壁を破ることはできなかった。
ご存じ舞台は葛飾柴又。
「本当にバカだねえ」といわれ続ける寅さんと、
けなげな妹・さくらを中心とした下町人情もの。
実はこれまでこのシリーズはほとんど観たことがなかった。
唯一、昔フェリーで釧路へ渡ったときに、
船内で上映していた釧路編みたいなのが唯一だ。
でもこの歳くらいになって観たのが逆によかったかも。
要領悪くて無神経。
下品で声が大きくて、
喧嘩っぱやいくせに、
ナイーブで傷つきくてやすい。
こんな主人公、
若いときだったらなかなか感情移入できなかったんじゃないだろうか。
今ならわかるよ、寅さん。
そりゃあいろいろあるよね。
ちなみに有名な主題曲「おーれがいたんじゃ嫁にもいけぬー」は、
さすがに知っていたけれど、
さくらが一作目でいきなり結婚、
出産までいっちゃったのには驚いた。
そしてその後は歌詞も変わっていた。
作中に登場する日本各地のさまざまな昭和の風景も魅力。
あのころはこんな日本がまだ残っていたんだなあ。
いやセンチメンタルになっていても仕方がない。
今からでもあちこち歩いてまわろう。
そして最終話。
渥美清が病に冒され、
急にシリーズをまとめなくちゃならなくなったとき、
やっぱりそこに話をおとしたかあ、山田洋次監督。
自分の行きたい島リストのなかで、
今、加計呂麻島が急上昇です。
そしてそして、
年内には新作が公開されるのだった。
楽しみなような、
心配なような。
お疲れさま、寅さん。
東京都。2019年。

# by apolro | 2019-05-22 09:21 | 映画で旅する | Comments(0)

矢立の杉と『富嶽三十六景』。

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山梨県の大月から勝沼方面へと抜ける笹子峠。
その旧道、
といっても笹子隧道へ至る県道ではなく、
それよりさらに以前に利用されていた、
徒歩でしか通れない、
江戸時代以前からの峠道沿いに立っているのが矢立の杉。
もっとも、
今では県道からちょっと入れば辿り着けるように、
ショートカット道もつくられている。
樹齢は1000年を越え、
根元の胴回りは15メートルに至る。
武田勝頼やら源頼朝やらも、
峠越えの傍ら、
この杉に弓矢を射って必勝を祈願したのだとか。
葛飾北斎も『北斎漫画』にこの絵を残し、
さらには『富嶽三十六景』の『甲州三嶌越』に書かれている巨樹も、
この杉がモチーフだという説が有力だ。

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『甲州三嶌越』で描かれているのは、
富士吉田から三島へ抜ける籠坂峠らしいのだが、
今も昔もこの峠にそんな巨樹があった事実はないそうだ。
絵の中心にこんな巨樹をあてがって画面を二分割しちゃう。
そんなオモシロ構図のためなら、
籠坂峠に矢立ての杉を移植? することも辞さない。
北斎さんなら、やりかねない話ですな。
山梨県。2019年。

# by apolro | 2019-05-21 10:34 | 旅の生き物、日々の生き物 | Comments(0)

アサギマダラと匂い立つ花。

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房総半島の山を歩いていたら、
僕にまといつくように一匹のチョウが飛んできた。
果たして何チョウだろうと思ったが、
飛んでいる最中のチョウを見分けるのは、
僕にはなかなか難易度が高い。
幸い、しばらくすると道沿いの花にとまってくれたので、
じっくりと観察できた。
こいつはきっとアサギマダラ。
いわゆる「旅するチョウ」として知られているやつだ。
ときには直線距離で1000キロも旅するというからたいしたもの。
今の季節は北上中かな。
そしてそこで重ねて気になったのが、
アサギマダラが蜜を吸っている花。
これも先ほどからキンモクセイのような香りを放っているのだが、
花の形も葉っぱの形も、
モクセイの仲間とは違うようだ。
家に帰って図鑑とくらべてみたところ、
こいつは「トベラ」というらしい。
香りも、海岸線によく見られるみというところも一致。
節分時にイワシの頭とヒイラギを玄関に飾る習慣があるけれど、
もともとはヒイラギではなく、
このトベラだったのだそうだ。
デジタル時代になって、
なんでも気軽に写真に収められるようになったのは、
こういうときには便利だな。
千葉県。2019年。

# by apolro | 2019-05-20 09:35 | 旅の生き物、日々の生き物 | Comments(0)

竹林の登山道。

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相模湖湖畔に立つ小さな独立峰・嵐山。
伝説によれば、
弘法大師がこの地を訪れた際に、
界隈の景観が京都の嵐山に酷似していたことから、
そう呼び習わしたとか。
まあ、当時は当然相模湖はなかったわけで、
見える景色も今とはずいぶん異なっていたのだろう。
それでも山中には、
こんな竹林のなかを抜ける登山道もあり、
それなりに「嵐山」風の雰囲気は楽しめる。
本家の嵐山には行ったことはないけれど。
そもそも本家の嵐山、
どうしてそんな荒々しい名前がつけられたのだろう。
神奈川県。2019年。

# by apolro | 2019-05-19 08:52 | 旅の日々 | Comments(0)