旅と暮らしの日々 by sato tetsuya


今日の旅、昔の旅、そして狭間のよしなしごと。
by apolro
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
カテゴリ
最新の記事
記事ランキング
以前の記事
ブログとサイト
マイナー鉄道とイタリアを愛する駄菓子さんのブログ
いつも旅ごころ

黒くて大きな動物たちと暮らす詩人姐さんのブログ
トチの贈り物

高円寺「清浄」のシェフ・melさんのブログ
melのブログ

高円寺のアートなブックバー「ブラインドブックス」のブログ
BLIND BOOKS

高円寺のヘビーユースな庶民派バー「GOODY」のサイト
Dram shop GOODY

廃墟&脱力系サイト「ポンチハンター」さんのサイト
ポンチハンター

航空フォトグラファーにして文章も達者な阿施光南さんのブログ
風の探検隊

旅と読書とイタリアと鉄道と。ikeさんのブログ
ike blog

*ブログ内の写真、文章の無断転載はお断りします。
最新のコメント
最新のトラックバック
www.whilelim..
from www.whilelimit..
http://while..
from http://whileli..
http://www.v..
from http://www.val..
花の都市という異名を持つ..
from dezire_photo &..
祭壇画の秘宝「神秘の仔羊..
from dezire_photo &..
重要文化財・三重塔のある..
from dezire_photo &..
古代ローマの水道橋と旧市..
from dezire_photo &..
星を継ぐもの ジェイムズ..
from 粋な提案
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
ブログジャンル
ライフログ
画像一覧

『東京発 半日徒歩旅行』がアマゾンのランキングに。

f0217617_1349842.png
先ほど担当編集者からメールをいただき、
『東京発 半日徒歩旅行』がアマゾンの「住まい・インテリアのエッセー・随筆」部門で第一位なったことを知る。
アマゾンのランキングは細分化されているので、
第一位の本というのはほかにもあるのだけれども、
それでもうれしい気持ちは変わらない。
本ができるまでは僕にもできることはあったが、
それから先は営業、宣伝に力を入れてくれる版元、
そしてご購読はもちろん、
周囲に本書を知らしめていただいた皆さんのおかげである。
本当にあらためてお礼を申し上げます。
このまま、年始に向かって突っ走ってほしいなー。
東京都。2018年。
[PR]

# by apolro | 2018-12-12 13:59 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

平成最後の「棚部」活動終了。

平成最後の「棚部」活動、ついに終了。

f0217617_15423960.jpg
当初は模様替えによって生まれた壁に、
幅広のと縦に細長いものを
一本ずつ作る予定だったんだけど、
完成時点で、全然本が収まりきらないことが判明。
木材もまだ余っていたこともあって、
余勢を駆って、結局大小五本も本棚を作ってしまった。

f0217617_15433162.jpg
そしてそれによって十数年ぶりに、
床にまったく本が積まれていない仕事部屋が現出したのである。
き、気持ちいい。
なんて気持ちがいいんだ、本が積まれてない部屋。
まあ実際には、
それでもリュックに本を詰めて、
古書店へ何度か往復しないとならないんだけど。

f0217617_1544132.jpg
本を全部棚に棚に並べることによって、
「こんな本、買ってたなあ」と、
あらためて気づくものも少なからず。
しかし四畳半の仕事部屋に、
本棚が八本もあるってどうなんだ。
もちろんほかの部屋や廊下、階段にも本棚は押し寄せている。
もうこれ以上はどこを探しても、
わが家に棚を吊る壁はない。
今後本を購入するときは必ず同数以上の本を読了、処分して、
生活空間を本に奪われないようにしようと、
静かにそして小さな声で、
ぼそりと誓ったのだった。
東京都。2018年。
[PR]

# by apolro | 2018-12-11 15:45 | 旅の道具、日々の道具 | Comments(0)

東京もいよいよ本格的な冬。

f0217617_1058280.jpg
今朝の東京地方は冷え込んだ。
起きたときに室内の温度計を見ると5℃。
北国の人からは笑われるかもしれないが、
それでもこの冬一番の寒さだ。
いよいよ本格的な冬の到来である。
ちなみにうちは築70年以上と思われる古民家なので、
外気温と室温の差があまりない。
昨年の冬など、
寝しなに飲んだウイスキーグラスに入っていた氷が、
朝になっても溶けていないことがあった。
つまり断熱性が低く、
通気性は最高ということ。
おかげでストーブの上でヤカンをチンチンに沸かしていても、
ついぞ結露が発生したことがない。
新聞を取りに行こうと玄関を開けて、
今日は休刊日だったことを思い出す。
そして門扉に絡むブドウの葉を眺めれば、
黄葉の最後のともしび。
あとは枯れてクシャクシャになって散るのみ。
やはり、本格的な冬の到来だ。
東京都。2018年。
[PR]

# by apolro | 2018-12-10 11:01 | 旅の生き物、日々の生き物 | Comments(0)

重版出来!

f0217617_10133053.jpg
『東京発 半日徒歩旅行』の二刷が届きました。
ひとえに皆さんの宣伝とご購読のおかげでございます。
誠にありがとうございます。
年末商戦に間に合いましたね。
天気のよい小春日和のお正月休みのどこか。
お餅とお節料理でなまった身体をリフレッシュさせるためにも、
本書で半日ほどの徒歩旅行、
いかがでしょうか。
東京都。2018年。
[PR]

# by apolro | 2018-12-09 10:15 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

カメラバッグぞろぞろ。

f0217617_10543461.jpg
部屋の掃除をしていたら、
ぞろぞろ出てきたカメラバッグ。
カメラバッグって、
使い勝手はもちろん大事だけれど、
そのときにどんなカメラを使っているかや、
どんな状況下で撮影するかで
使い分けをしなければならないので、
買い替えが必要になってくるのはやむをない。
とはいえ、
壊れてもいないのに捨てる気にもなれず、
そうやってだんだん増えてくる。
右上の比較的大きいのはカヌー旅が多かったころに使っていたやつだ。
カヌーを漕ぎながらなので重量はさほど気にせず、
これごとドライバッグに入れていた。
その下の小さいのはコンデジ専用。
キャラメルの箱みたいなデザインが気に入っていた、
キヤノンの「イクシー」を入れて、
ザックのショルダーストラップにつけていた。
そして一眼レフ用のバッグ、
さらには交換レンズも収められるものへと変わって、
現在は左上の防水機能つきで、
なおかつ交換レンズも収納できるやつに。
ロールアップ式の開閉口は、
雨の心配がないときは開けっ放しにもできるので便利。
山歩きをしながらの撮影では、
使わないときは両手がフリーになって、
なおかつ使うときにはすぐに取り出せるのが重要だ。
ただこれにも不満がないわけではなくて、
できれば外側に防水じゃなくていいのでもうひとつ、
手帖を入れておけるサイズのポケットがほしい。
僕はこれを首から前に提げて使っているので、
それに加えてそういった小物を入れるサコッシュをぶら下げるのは、
さすがに首回りがうっとうしいのだ。
かれこれ3〜4年使っているか。
さて次はどんなカメラバッグに出会えるか。
いやその前に、
こいつらもいいかげん処分しなくちゃなあ。
東京都。2018年。
[PR]

# by apolro | 2018-12-08 11:01 | 旅の道具、日々の道具 | Comments(0)

酒場の佇まい。高円寺の『コクテイル書房』。

f0217617_1795955.jpg
高円寺の北口を出て左へ入る細い商店街。
「ピンサロ通り」なんてかわいそうな呼びかたをされている
中通りをずんずん進んでいくと、
やがて通りの名前が北中通りに変わる。
周囲の雰囲気も駅前の喧噪にくらべると落ち着きを取り戻し、
通りの裏には一般民家が目立つようになったところに、
『コクテイル書房』は現れる。
「書房」とはいってもここは酒場。
いや、そうともいいきれない。
大正から昭和初期を思わせる古色蒼然とした店内には、
あまたの古書が並び、
値札もつけられ、
もちろん購入もできる。
そんな古書たちに囲まれて、
酒を飲みながら静かに時をすごし、
ときには肴代わりに手元に並べられた文庫の古書に手を延ばす。
毎日原稿用紙に書かれる品書きに、
あまり見たことがないものがあったので注文。
しばらくして運ばれてきたのは、
オコゼの卵の味噌漬けだ。

f0217617_17103142.jpg
オコゼを釣ったことはあるが、
その卵を食べるのはたぶん初めて。
しかもそれを味噌漬けにしたものとは。
二、三粒まとめて口に放り込めば、
ああ、これはどうしたって日本酒だ。
それまでも飲んでいたのは日本酒なのだが、
思わずもう一本燗酒を注文した。
東京都。2018年。
[PR]

# by apolro | 2018-12-06 17:13 | 酒場、食堂の佇まい | Comments(0)

追悼ベルトリッチ監督で『ラストエンペラー』を再観。

f0217617_1243013.jpg
先週、ベルナルド・ベルトリッチ監督が死んだ。
77歳。癌だったそうだ。
彼の作品といえば『ラストタンゴ・イン・パリ』や『暗殺の森』が有名だが、
僕が思い入れ深いのは『ラストエンペラー』。
この映画が公開されたとき、
僕はイタリアのラベンナという街にいた。
数年前に中国で知り合ったエルメスというイタリア人の家に、
ひと月ほど転がり込んでいたのだ。
その街の映画館でかかっていたのが『ラストエンペラー』だった。
イタリアへは中国経由で辿り着いたので、
中国ではこの映画の舞台となる紫禁城も訪ねていた。
なので映画館のポスターに描かれていた荘厳な紫禁城と、
中国国内からお上りさんたちでひしめき合っていた、
現実の紫禁城とのギャップにまずはショックを受けた。
ポスターに坂本龍一の名があったのも驚いた。
当然、すぐ映画を観ようと思ったのだが、
聞けば全編イタリア語の吹き替え版とのことで、
それは厳しい。
吹き替え版、スペインやイタリアで多いよね。
またそのうち観る機会があるだろうと、
先延ばしにしていて、
ようやく再会したのはその旅の後半、
香港ではなかったか。
香港の公用語は英語だったので、
映画も当然英語版。
まあ、イタリア語よりはと思って劇場へ。
内容はご存じの通り、
清朝最後の皇帝・愛新覚羅溥儀の数奇な一生を描いたものだ。
知っているようで知らなかった、
中国近現代史を美しい映像と、
飽きさせないストーリーで展開させていく。
英語だったので会話は半分もわからなかったが、
坂本龍一の音楽が「あ、ここは今感動するところなのだな」と教えてくれた。
坂本龍一は科白は少ないほうがいいな、とも思った。
ちなみにこの映画、
現在の中国では上映できるのだろうか。
こんなふうに中国という国の中枢がころころと変わってきたことを、
現政府は人民にはあんまり知らせたくないだろう。
東京都。2018年。
[PR]

# by apolro | 2018-12-05 12:07 | 映画で旅する | Comments(0)

『東京発 半日徒歩旅行』で歩いたところ。文京区本郷界隈。

f0217617_11182186.jpg
文京区本郷界隈は、
東大にでも行かないと、
なかなか立ち寄る機会が少ない街だ。
けれど僕は以前、
最寄りの会社に勤めていたこともあって、
当時は昼休みなどによくふらふらと散歩した。
山手線の内側、
東京のど真ん中といってもいい場所に、
昔ながらの長屋や商店などが残っていて、
軽い衝撃を受けたものだ。
樋口一葉縁起の井戸や質屋の蔵が
残っているのを知ったのもそのころだ。
あれからかれこれ十年近く経ち、
久しぶりに歩いてみた。
当時あった銭湯はマンションに替わり、
残業時によく通った食料品店は廃業してしまっていたが、
それでも昔ながらの高低差のある地形と、
階段路地に挟まれた木造家屋の多くは今も現役で頑張っているようで、
なんだかちょっと安心した。
東京都。2018年。
[PR]

# by apolro | 2018-12-04 11:20 | 旅の日々 | Comments(0)

今日の昼ごはん:ダッジオーブンで骨つき豚バラ肉鍋。

f0217617_11362676.jpg
肉屋で骨つきのバラ肉、
つまりスペアリブが売っていたので、
それで鍋的なものをつくることに。
骨からたっぷりと旨味が出るじゃろうという判断だ。
バラ肉以外には玉ねぎやジャガイモ、ニンジンなどをざっくり切って、
あとは小ぶりのダッジオーブンでことことと煮てゆくだけ。
重たいフタを載せれば圧力鍋的なニュアンスも出るので、
ご飯が炊けるまでの時間にできあがる。
完成した姿はなんだかポトフみたいになった。
最後にイタリアンパセリをふったら、
さらにそれっぽく。
以前、もっと巨大なダッジオーブンを持っていたんだけど、
それはとても台所で使えるようなものではく、
クルマに乗らない僕にとって、
野外に持ち運べるはずもなく、
結局、田んぼチームに寄付してしまった。
だって重さ10キロ以上あったんだよ。
このダッジオーブンに変えてからは、
家でもどんと出番が増えました。
東京都。2018年。
[PR]

# by apolro | 2018-12-03 11:40 | 今日の昼ごはん | Comments(0)

ヒヨドリバナかな。

f0217617_1253879.jpg
ここ数年、
毎年この時期になると庭先に咲く白い花。
植えた記憶はまったくないので、
どこからか勝手にやって来たのだろう。
なんという花だろうと調べてみたところ、
確信はないがどうやら「ヒヨドリバナ」という名前らしい。
その名前は、ヒヨドリが鳴くころに花を咲かせることからつけられたとのこと。
たしかに今も庭ではヒヨドリがギャーギャーと鳴いている。
この花が育っている脇の樹には、
メジロのためにミカンを挿しておいたりするのだが、
集まってきたメジロを蹴散らして、
ミカンを独り占めするのもヒヨドリ。
もしかしたらヒヨドリの糞に紛れて種が蒔かれたのかも。
一年の一番最後に庭で咲く花。
東京都。2018年。
[PR]

# by apolro | 2018-12-02 12:06 | 旅の生き物、日々の生き物 | Comments(0)

遠い海から来たマテガイ。

f0217617_18183343.jpg
近所のスーパーにある鮮魚売り場をのぞいたら、
マテガイが並んでいた。
マテガイの旬は春だと聞いたことがあるので、
珍しいなと思ったら、
なんとオランダ産じゃないか。
たしかに国土全体の海抜が低いオランダなら、
マテガイはたくさん捕れそうだが(マテガイは砂浜に潜っている)、
でもこれは活貝。
生きたまま売られている。
つまり空輸されてきたということか。
オランダからマテガイが飛行機で輸入される、
そんな時代なんだなあ。
オランダ産マテガイの旬がいつなのかは知りません。
買ってきたのは、
酒蒸しにして美味しくいただきました。
日本酒に合うんだね。
東京都。2018年。
[PR]

# by apolro | 2018-12-01 18:19 | 旅の生き物、日々の生き物 | Comments(0)

酒場の佇まい。下北沢の『さかえ』。

f0217617_13431539.jpg
下北沢で友人と待ち合わせ。
もともとそんなに通った街ではなかったが、
駅舎が建て直されて、
土地勘がさらになくなった。
待ち合わせの時間まで小一時間あったので、
その前に軽く引っかけようかと、
南側の細い商店街を歩いてみるが、
どこも若者向けだったり、
グループ向けのチェーン店だったりして、
オジサンがひとりで入るには気が引ける店ばかり。
あー、この街はもう完全に若者の街になちゃったのかなーと、
踵を返そうとしたときに路地に見つけたのがこのお店。
そう。
こういうお店がいいんだよ。
日本語の店名にのれん、そして引き戸。
躊躇なくのれんをくぐるとカウンターに案内される。
意外にもカウンターの向こうにいるのは若い夫婦(たぶん)。
そして客席側では白衣を着た老夫婦が店のお客と楽しそうに話している。
おそらくは彼らが先代で、
今はセミリリタイアしつつ、
忙しくなったときには援軍に入るのかもしれない。
まだ早い時間とあってか、
僕のほかに客は4、5人ほど。
みんな若いカジュアルな格好をしているが、
風貌を見ると僕より年輩っぽいのがまた下北らしさか。
瓶ビールと煮込みを頼む。
メニューを見るとここはモツが自慢らしいが、
残念ながらそこまで辿り着く時間はない。
瓶が空いたところで、
友人との待ち合わせ場所へ向かう。
東京都。2018年。
[PR]

# by apolro | 2018-11-30 13:44 | 酒場、食堂の佇まい | Comments(0)

北海道土産『食べていいオソマ』。

f0217617_1130113.jpg
北海道土産をいただいた。
『食べていいオソマ』。
僕が現在読み続けている数少ないコミックのひとつ、
『ゴールデンカムイ』とのコラボ商品ですね。
舞台は日露戦争後の北海道。
大陸帰りの陸軍第七師団や、
生き残っていた土方歳三、
そしてこれまた二百三高地の激戦を生き残った主人公「不死身の杉本」らが、
アイヌがらみの金塊を巡って火花を散らす歴史漫画。
物語の設定もさることながら、
アイヌの生活文化、食文化をていねいに描写しているのが心地よい。
ちなみに『食べていいオソマ』というのは、
もうひとりの主人公、アイヌの少女・アシリパが、
味噌を舐めている杉本を見て、
「この和人、オソマ(ウンコ)を食べてる」と、勘違いするところから。
その後、アシリパも味噌が大好物になるんだけど。
で、いただいた『食べていいオソマ』ですが、

f0217617_11304463.jpg
こちらは山椒がピリリと効いたヒンナな(「美味しい」とか「神様に感謝」みたいな意味らしい)舐め味噌でした。
キュウリに添えていただきます!
東京都。2018年。
[PR]

# by apolro | 2018-11-29 11:31 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)

小石川の夜。

f0217617_16392358.jpg
昨晩は大学時代の学友が、
『東京発 半日徒歩旅行』の出版をお祝いしてくれた。
学生時代にはいろいろあった面々だが、
今ではみんなそれぞれの道でそこそこに偉くなっている。
飲み始めた当初は僕の本の話に花が咲いたが、
やがて映画、芝居、音楽、そして政治と、
あのころと変わらない会話に戻っていく。
なんの遠慮も忖度もなく話ができるのが、
あの時代の友人なのかもしれない。
まあ、最後にはみんなが買ってくれた本に
公衆の面前サインをさせられるという、
ちょっとしたハズカシメもありましたが。
それはともあれ、みんなどうもありがとう。
それにしても写真でまじまじと見ると、
僕の顔って『鼻メガネ』みたいだな。
ヒゲでも生やしてみるか。
文京区小石川『ちょこや』にて。
いいお店でした。
東京都。2018年。
[PR]

# by apolro | 2018-11-28 16:41 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)

「棚部」活動再開!

f0217617_11294436.jpg
一時、憑かれたように棚をつくっていた時期があった。
市販品と違い自家製の棚は、
部屋の空間にジャストサイズのものを制作できるのが魅力。
さらに市販品の棚は安定性を求めるためか奥行きがありすぎるものが多く、
手前のあまったスペースが気になってしかたがない。
その点自分でつくれば、
本の判型にちょい余裕を持たせた程度のサイズを設計できる。
ジャストサイズにしすぎるとそれはそれで出し入れしづらくなるからね。
しかし、あるときから「棚部」は活動休止。
それは別に飽きたらでも、
入れるべきものがなくなったからでもなく、
棚を吊るべき壁が、
もはや家になくなったからだった。
ところが。
先日突発的に仕事部屋の模様替えをしたところ、
そこに広大な壁が現れたのだよ。
かくして「棚部」は久しぶりに活動再開である。
いきなりその広大な開拓地に入植する前に、
まずは移動した机の足元から。
ここにはそれまで本棚があって、
それをばらして机を置いたわけだから、
そのままだけでは本棚が移動しただけで、
棚を増床したことにはならない。
そこで机の足元奥に幅120センチ、高さ55センチほどの、
文庫、新書専用サイズの本棚をつくってみた。
概算で250冊は収納可能。
窓際なので、
これからの季節に足元から外気を遮断する断熱効果を期待してみた。
久しぶりの棚作り、楽しいぜ!
東京都。2018年。
[PR]

# by apolro | 2018-11-27 11:35 | 旅の道具、日々の道具 | Comments(0)

『東京発 半日徒歩旅行』で歩いたところ。奥多摩の日原鍾乳洞。

f0217617_10452513.jpg
『東京発 半日徒歩旅行』で歩いた日原鍾乳洞。
ページ数の都合で、
本編ではふれられなかったが、
鍾乳洞から東日原へ戻る途中、
「巨樹コース」と書かれた山道があったのでそちらを辿ってみた。
舗装路と併走する遊歩道みたいなもんじゃろうと軽い気持ちで踏みいったが、
これががっつりと九十九折りで突き上げる急登コース。
時間的にはたいしたことはなかったけれど、
おかげで鍾乳洞で涼んだ身体がまた汗びっしょりに。
もともとは山仕事のための作業道なんだろうな。
後半は緩やかな下り道だったので、
ここは往路で歩くのが正解かもしれない。
巨樹が現れるのも中盤以降だった。
東京都。2018年。
[PR]

# by apolro | 2018-11-26 10:47 | 旅の日々 | Comments(0)

2018年銭湯行脚四十六湯目、要町『山の湯温泉』。

f0217617_1434176.jpg
2018年銭湯行脚四十五湯目は要町の『山の湯温泉』。
池袋から有楽町線でひと駅。
要町駅から路地を入る。
このあたりはまだ再開発があまり入っておらず、
曲がりくねったり、
蜘蛛の巣のように入り組んだ細い道が、
縦横無尽に走っている。
以前、よく仕事をお願いしていた
カメラマンのスタジオがこのエリアにあり、
場所を憶えるのに当初は難儀した記憶がある。
なので今回はしっかり地図で確認してから出発。
案の定、ぐねぐねと回り込む道を辿ってゆくことになり、
ちょっと不安になるが、
そんなとき左手に屹立する煙突を発見。
あとはひたすらそれを目印に近づく。
細い道からさらに人しか通れないような路地が右に分かれ、
そこに「山の湯温泉入口」の看板が。
おお。
過去にも入口が面している道路が細い銭湯はいくつかあったが、
細さだけでいったらここがダントツではないだろうか。
魚眼レンズでも持ってこないかぎり、
真正面からの写真は撮れそうもない。

f0217617_1435280.jpg
しかたがないので、
手前の広い道から斜めの角度で一枚。
広い道といっても、
クルマ一台がギリギリの広さだけれど。
番台に座るおじさんにお金を払い、
服を脱いで入湯。
浴場は珍しいレイアウトだ。
関東の銭湯はたいてい一番奥の壁に接するように浴槽があるのに対して、
ここは浴場の真ん中にある。
しかも湯船はヒョウタン型をしていて、
二種類のお湯に分かれている。
底から泡が湧き立つ系と、
壁から強力なジェット水流が噴出されるタイプ。
その中間には小さな水瓶を持った裸婦像が据えられており、
その水瓶からちょろちょろとお湯がこぼれている。
ジェット水流のほうが熱めなのに対し、
底から泡で出るほうはぬるめ。
ぼくにはこっちがちょうどよい。
入口をのぞく三辺は洗い場がコの字型に並び、
さらにその一角にはサウナ。
サウナは無料で利用できるようだ。
壁の銭湯絵は、
男湯は七尾湾からのぞむ山々。
なぜ七尾湾だとわかるのかといえば、
下にちゃんとそう書いてあるから。
富山湾ではなく七尾湾というところにこだわりが感じられる。
ちなみに七尾湾は富山湾からさらにえぐるように能登半島に食い込んでる。
富山湾からなら剱・立山連峰が見えるが、
ここからはちょっと無理そうだ。
とするとあの山々は能登半島の山なのだろうか。
そしてここのご主人は能登ご出身なのか。
対する女湯のほうには、
富士山の七合目から上くらいがかろうじて見えた。
銭湯絵の下にはどこかヨーロッパアルプスを思わせるタイル絵。
帰り際に番台のおじさんに聞くと、
創業は昭和30年台半ばとのこと。
とくに温泉が湧いているわけではなさそうだが、
そのわかりにくい立地から、
山中の秘湯に辿り着いたような喜びを感じられる銭湯だった。
東京都。2018年。
[PR]

# by apolro | 2018-11-25 14:39 | 銭湯行脚 | Comments(0)

高円寺から要町へ半日徒歩旅行。

f0217617_10413441.jpg
ここ10日ほどデスクワークが続き、
からだがなまっていたのだがようやくひと段落。
家での昼食をすませてから、
半日徒歩旅行に出かける。
今回は久しぶりに玄関からすぐスタート。
高円寺から北上して沼袋方面へ。
途中には刑務所の囚人が作ったものを販売している
専門ショップがあってたまにのぞくのだが、
この日は勤労感謝の日とあってかお休み。
売られている『ブルースティック』という染み抜き材は、
優秀かつ安いのでオススメです。
そこから新井薬師に向かい、
薬師様にお参りしたあとは西武新宿線を渡って、
哲学堂公園へ。
ここは東洋大学の創始者であり、
哲学者でもあった井上円了先生が精神修養の場として造った公園で、
お釈迦様とはじめ、孔子、ソクラテス、カントを祀った四聖堂をはじめ、
いくつもの興味深い建築物が現存している。
もっとも、
個人的にはこの公園の脇に建っている野方給水塔に目を奪われる。
大きいということはそれだけの人の心を揺さぶるという好例だ。
現在は稼動しておらず、
モニュメントのように建っているのみだが、
多摩川からここまで延々と
水道道路の下を水が流れてきたのかと思うと、
感慨深いものがある。
この先には大きな家が連なる古い住宅街があり、
垣根の薔薇や山茶花が美しく咲いていた。

f0217617_10415927.jpg
秋晴れの空に黄色い薔薇の花が映える。
そこからは椎名町駅の商店街を
冷やかしながら西武池袋線を越えていけば、
東京メトロの要町駅まで大した距離ではない。
そして要町の蜘蛛の巣のような路地のなかに、
この日の最終目的地である銭湯があるのだった。
ね。

f0217617_10422025.jpg
グッとくるものがあるでしょう?
その話はまた次の機会に。
のんびり歩いて歩行2時間といったところか。
東京都。2018年。
[PR]

# by apolro | 2018-11-24 10:47 | 旅の日々 | Comments(0)

食堂の佇まい。五井の『いしばし食堂』。

f0217617_1371389.jpg
五井駅は小湊鐵道とJR内房線の乗り換え駅。
駅前はこぎれいに再開発されているが、
この規模の駅なら、
チェーン店ではないインデペンデント系の食堂がきっとあるはずと、
歩いてみたところ出くわしたのがこのお店。
なんか暖簾がかかっている店に弱いな。
店内ではおじさんグループがすでにビールの栓を開けている。
メニューには『さばみそ定食』や『ヤリイカ煮定食』など、
魚介類をメインにした定食がずらりと並んでいるなか、
頼んだのは『カキフライ定食』。

f0217617_1373527.jpg
カキフライにも弱いな。
家であんまりつくる料理でもないしね。
食事を終えて、
残ったビールをゆっくり飲んで、
お会計をすませたところで、
次の東京行きの特急の発車時間まであと10分。
ダンドリいいぜ。
千葉県。2018年。
[PR]

# by apolro | 2018-11-23 13:08 | 酒場、食堂の佇まい | Comments(0)

2018年銭湯行脚四十五湯目、横浜『松島館』。

f0217617_10342715.jpg
2018年銭湯行脚四十五湯目は横浜の『松島館』。
横浜駅はもちろんのこと、
桜木町界隈だってとうに再開発は終わったと思っていたけれど、
そのどの駅からもちょっと遠い住宅街の一角に『松島館』はあった。
まさに「ひなびた(ホメ言葉です)」ということばが相応しい。
入口の両脇に施されたモザイクがちょっと珍しい。
暖簾をくぐって男湯へ入ると、
番台には誰もいない。
ここの番台はちょっと変わっていて、
通常のものよりずいぶん低い。
番台に人が座って、
その横に来た人が立つと、
顔の高さが同じくらいだろうか。
とりあえず服を脱ぎつつ、
人が戻ってくるのを待とうと思ったのだが、
フリチンになってもまだ誰も来ない。
脱衣所で涼んでいたおじさんに、
「お金払うの、上がってからでも大丈夫ですかね?」
と尋ねると、
「大丈夫。いつもいないんだから」
なんていう話をしているうちに、
「ごめんなさいねー」と、
女湯のほうからおばちゃんが戻ってきた。
470円を払って安心して浴室へ。
洗い場の蛇口は30台くらいか。
浴槽はふたつ。
ひとつは壁からジェット水流が噴出している。
深さが僕の膝のちょっと上までしかない。
銭湯ではなかなか珍しいのではなかろうか。
浴槽の奥に描かれた銭湯絵は定番の富士。
脇に「西伊豆」と書かれていることからもわかるように、
雲見あたりからの風景だろうか。
先客はひとりだけ。
静かな午後。
静かにからだを洗い、
静かに湯船に浸かり、
静かに出る。
牛乳やジュースと並んでビールも冷やされていたので、
もちろん注文。
おばちゃんに話を聞けば、
おばちゃんの代ですでに四代目とのこと。
つまりは80~90年前の創業というところか。
戦争で一度焼けたものの、
戦後に建て直したそうだ。
立派な柱をはじめとする材木は、
わざわざ新潟から運んできたとのこと。
ところが最初に運んだ材木は、
次の材を仕入れに行っている間に盗まれてしまい、
それからは寝ずの番をつけて守ったんだって。
「『○○館』ていう名前、銭湯では珍しいですね」と訪ねると、
「そんなことないよ。このあたりにはたくさんあったわよ」という、
元気な声が返ってきた。
横浜の銭湯、
なんだか奥が深そうだ。
神奈川県。2018年。
[PR]

# by apolro | 2018-11-22 10:35 | 銭湯行脚 | Comments(0)

重版決定!

f0217617_11253566.jpg
今月上旬に上梓した拙著『東京発 半日徒歩旅行』ですが、
おかげさまで重版決定でございます!
ご購読いただいたかたはもちろんですが、
それ以外にもSNSや口コミで広めてくださった皆さまのおかげです。
どうもありがとうございます。
重版。
ああ、なんと素敵な響きを持ったことばでしょう。
出版に携わる人ならわかっていただけると思いますが、
このことばは大好物。
ごはんなら三杯、
ワインなら一本は簡単に空けられちゃいますね。
これからもこのことばを耳にできるように、
どうぞよろしくお願いいたします。
そういうわけで、
現在書店の店頭に並んでいる初版本は、
だんだん目にする機会が少なくなることが予想されます。
初版ならではの特典としては、
著者の頭の悪さ丸出しの「誤植」を見つけられるかもしれません。
笑ってやるのなら今のうちですよ。
写真は『東京発 半日徒歩旅行』で歩いた、
「二ヶ領用水」のゴールからもほど近い『たぬきや』でのお疲れビール。
やったー!
東京都。2018年。
[PR]

# by apolro | 2018-11-21 11:26 | 今日の昼ごはん | Comments(0)

『東京発 半日徒歩旅行』で歩いたところ。養老渓谷。

f0217617_11381133.jpg
千葉の養老渓谷は、
泥岩質の地層が養老川よって深く削り取られた、
関東ではちょっと珍しい地形だ。
ハイキングコースも整備されているのに加えて、
最近は「チバニアン」と呼ばれる、
過去に地球の地軸が逆転していたことを
証明する地層が発見されて話題になっている。
そしてこのコースのもうひとつの楽しみは、
そこに行くまでに乗る小湊鐵道。
絵に描いたような単線のローカル鉄道が、
千葉の田園や渓谷風景のなかをのんびり走っていく。
車内、僕の向かいに座っていた子どもは、
電車が動き出す前からテンションマックス。
走る始めると、
リュックから帽子からぜーんぶ放り出して、
運転席の真後ろに張りついていた。
千葉県。2018年。
[PR]

# by apolro | 2018-11-20 11:38 | 旅の日々 | Comments(0)

今日の昼ごはん:ギンナンごはん。

f0217617_1430538.jpg
栗の皮をいかにしてラクにむくか、
なんてことを考えていたら、
すでにこんな季節になってしまった。
今年も栗むきの新兵器は導入されず。
しかたないので今日はこちらも秋の味覚、
ギンナンごはんをつくることに。
ギンナン割り(これは持っているのだ)を使って殻をパキパキ割って、
中身を30分ほど水に漬けてから薄皮をむく。
あとはごはんと一緒に炊くだけ。
塩と日本酒も少し。
ギンナンは半分くらいに切っておくと、
食べるときにご飯とのバランスがよいようで。
炊きたてのギンナンはツヤツヤで美しい。
栗ほどモソモソしないので、
もしかしたらこっちのほうが好みかも。
でもギンナンは食べすぎるとよくないという話も聞くので、
そのへんは自己管理で。
東京都。2018年。
[PR]

# by apolro | 2018-11-19 14:31 | 今日の昼ごはん | Comments(0)

僕の背中とつきあったザックたち。グレゴリーの『デイアンドハーフ・パック』。

f0217617_17491484.jpg
グレゴリーの『デイアンドハーフ・パック』。
その名の通り、
デイパックをひとまわり大きくしたサイズのパック。
デイアンドハーフといいつつも、
これに当時のキャンプ道具から食料からを詰めるのは、
ちょっと厳しかったような気がする。
このザックと一緒の旅で一番思い出深いのは、
1989年年末、ベルリンの壁からプラハのビロード革命を辿ったときだ。
東ドイツから始まった民主化の波の音を東京で聴きながら、
どうにも我慢できずに仕事を3週間休んでベルリンへ飛んだ。
さすがにキャンプ道具は持っていかなかったが、
冬の東欧とあって防寒には気を遣った記憶がある。
ベルリンのユースホステルに数日滞在し、
そこから崩壊したベルリンの壁を越えて東ベルリンへ。
さらに鉄道でプラハへ。
プラハではパブで知り合いになった大学教授の紹介で、
ロックアウト中の大学の教室に一週間泊めてもらうことができた。
当時のプラハは毎夜デモが行われていて、
後に大統領になる劇作家のハヴェルや、
1964年の東京オリンピックで人気になった女子体操選手のチャスラフスカ、
そして『カッコーの巣の上で』や『アマデウス』の監督で、
アメリカ合衆国に移住していたミロス・フォアマンなど、
共産主義体制下で冷や飯を食わされてきた著名人が、
続々とデモに姿を見せていた。
プラハ滞在中に、
今度はルーマニアで革命が始まったと知り、
慌ててブカレスト行きのチケットを入手しうようとしたのだが、
すでに国境は閉鎖されていた。
残念ではあったが、
ご存じのようにルーマニアの革命は、
銃弾が飛びかう熱い革命となってしまったので、
結果としては正解だったのかもしれない。
やむなくプラハからは西ドイツのニュールンベルクへ。
さらにフランクフルトへ。
フランクフルトの映画館では、
どういう巡り合わせか、
『ブラックレイン』、『ミステリー・トレイン』という、
会話の多くが日本語で交わされる映画が公開中だった。
そしてそんな旅の間中、
この『デイアンドハーフ』はいつも僕の背中にあった。
東京都。2018年。
[PR]

# by apolro | 2018-11-18 17:50 | 旅の道具、日々の道具 | Comments(0)

眼鏡がどんどん増えてゆく。

f0217617_15202996.jpg
眼鏡がどんどん増えてゆく。
初めて眼鏡を掛けたのは高校生のとき。
働いて自分でお金を稼ぐようになって、
初めてコンタクトレンズを使うようになった。
ソフトレンズはずぼらな性格の自分には無理だと思い、
20代半ばから数年間はずっとハードレンズを利用していた。
つねに目の中に何かが入っているという装着感は不快だったが、
安くて長持ち、手入れも簡単というのは、
旅好きにとってはありがたかった。
しかしそれも使い捨てレンズの登場によって状況は激変。
使い捨てなら、
山でテントに泊まるときでも、
寝る準備をして、
シュラフに入って、
最後の最後にコンタクトレンズを外して、
そのへんにうっちゃっておけばよかった。
翌日は新しいレンズを使用。
ただ日数ぶんのレンズを持つことになるので、
若干荷物が増えるのと、
冬は保存液が寒さで凍るのではというのが不安ではあったが。
そんな使い捨てコンタクトレンズもだんだん安くなってきて、
「もう、眼鏡なんて使うことは一生ないだろうな」と
思いかけたころに老眼が発症。
それまでのコンタクトレンズでは本を読むことができなくなった。
しかたないので老眼鏡を購入。
コンタクトレンズをして老眼鏡をかけるという、
ナゾの習慣がつく。
しかしこの老眼鏡というのが意外と面倒臭い。
そのたびにつけたり外したりするものだから、
いつも出しやすい場所に置いておかなければならないし、
そういう使いかたをしていると、
キズをつけたり、
なくしたりもしやすい。
予備も用意しておくことになる。
結局そんなこともあって、
眼鏡に復帰。
度数を0.6ぐらいに設定することで、
老眼鏡なしでなんとか日常生活と読書の両立を図っている。
この眼鏡ではクルマも運転できないが、
そもそもクルマなんでもう30年以上運転していないからいいのだ。
最近は安い眼鏡も増えたが、
そのぶん耐久性には劣るようで、
何年か使っているとレンズにキズがついたり、
コーティングが剥離したりして買い直しになる。
しかしそんな古い眼鏡ももしものときのために、
非常用として保存しておく。
災害時とかね。
かくしてどんどん眼鏡が増えてゆく。
東京都。2018年。
[PR]

# by apolro | 2018-11-17 15:27 | 旅の道具、日々の道具 | Comments(0)

食堂の佇まい。新宿の『長野屋』。

f0217617_11221462.jpg
新宿駅南口を出て、
左手に下っていくと目の前に現れるのが、
この『長野屋』。
1996年に高島屋、
そしてタイムズスクエアが開業してから(もう20年以上たつのか!)、
南口もすっかりオシャレなエリアに変貌してしまったが、
もともとこの界隈は雑多で猥雑な街だった。
そして、当時の面影を今に残す数少ないランドマークがこの『長野屋』。
暖簾をくぐると、
いきなりあの頃の空気感が蘇る。
まだ明るい時間だが、
すでに数人のおじさんが日本酒の杯を傾けている。
基本は定食屋なのだが、
おかずだけの注文も可能で、
それを肴に宴はもう始まっているようだ。
まだ酒場が開く前の時間、
ぼくも含めておじさんがひとりでふらりと入れる店は、
このへんでは意外と貴重になってしまったのかもしれない。
このところ忙しくてちゃんとした食事を摂っていなかったので、
ちょっと奮発してカキフライ定食を注文。
やがておばちゃんが、
「ごめんね、今日のカキはなんか身が小さくて……」と、
申し訳なさそうに運んできてくれた。

f0217617_1122493.jpg
タルタルソース代わりなのだろう、
大きなマヨネーズのボトルを、
そのままテーブルにごろりと置いていくのが、
なんだか定食屋っぽくてうれしい。
テレビでは相撲が中継されていて、
おばちゃんは常連のお客さんとなんやかんやと話している。
「この力士は長野出身だからね、おかみさん好きでしょ!?」
という常連の問いかけに対し、
「たしかにうちは『長野屋』だけど、長野から出てきてここに店を出したのは先々代だからね。あたしたちはもう江戸っ子よ」と答える。
聞けば開業は大正4年とのこと。
だんだん盛り上がる相撲中継を後に店を出ると、
目の前にはクリスマスが近いことを感じさせる黄昏時が広がっていた。
東京都。2018年。
[PR]

# by apolro | 2018-11-16 11:28 | 酒場、食堂の佇まい | Comments(0)

『東京発 半日徒歩旅行』で歩いたところ。奥多摩むかし道。

f0217617_9102474.jpg
『奥多摩むかし道』は、
明治に青梅街道が開通する以前、
奥多摩と甲州をつないでいた道を再整備した小径だ。
そのため、
道沿いには今も「生きている」民家がまれに現れる。
このお宅もそんな一軒なのだろう。
年季の入った木造家屋と蔵。
外壁沿いに山のように積まれた薪。
ここを歩いたのは奥多摩の遅い春の時期だったが、
積まれた薪はまだ真新しい。
けれども薪というのは、
大きさをそろえて切ってから(「玉切り」というらしい)、
半年以上は乾燥させないと、
熱効率のよい薪にはならないのだそうだ。
奥多摩の冬の終わりは、
次の冬に向けての準備の始まりでもあるのだろう。
今朝。
東京の区部もこの冬初めて10℃を切った。
彼の地では、
すでにこれらの薪は火にくべられているに違いない。
東京都。2018年。
[PR]

# by apolro | 2018-11-15 09:12 | 旅の日々 | Comments(0)

今年ももう酉の市。

f0217617_10401025.jpg
つい先日まで、
「この酷暑はどうしたことだ!」と嘆いていたと思ったら、
新宿・花園神社は昨日が酉の市、
しかももう二の酉。
去年購入した熊手のお炊きあげも兼ねて、
まだそれほど混み合わない時間にふらりと散歩。
上の写真で真ん中にぶら下げられているザルは、
おそらく現金を入れておくためのもの。
昔は八百屋なんかにもこれがありましたね。
テレビドラマなんかで、
バカ息子がここから現金を鷲づかみにして家を飛び出す、
なんていうシーンもあった。

f0217617_10403560.jpg
食べ物屋台は年々見たことのないものが増えているようで、
これも食生活の変化や、
年々増える訪日観光客への対応でしょうか。

f0217617_1041552.jpg
見世物小屋は今年も健在。
けれど演目はだんだん変わっているようで、
あきらかにアレなのはなくなったようです。
このなかで気になるのは「伝説の女総長」と「狂ったOL」でしょうか。

新しく買った熊手はもちろん去年と同じ極小サイズ。
現状維持で十分。
健康に生きていられれば幸せです。
ちなみに今年は三の酉まである年で、
今月の24、25日がそれにあたります。
行きそびれているかたはそのときに。
東京都。2018年。
[PR]

# by apolro | 2018-11-14 10:42 | 日々のなかの旅 | Comments(0)

映画『スイス・アーミー・マン』を観た。

f0217617_14134834.jpg
舞台は大平洋の無人島。
ひとり漂流した若者が、
絶望のあまり自死しようとしたまさにその瞬間、
ひとりの男が浜辺に打ち上げられる……。
「無人島」ものであることと、
そのタイトルから勝手に、
「困難な状況下に『スイス・アーミーナイフ』ばりの工夫で立ち向かうのだな」
と思って見ていたら、
全然違っていてびっくり。
まさか死者とともに旅する男の話だったとは。
しかも全編を通じて死体役を演じているのは、
『ハリーポッター』の主役でお馴染みの、
ダニエル・ラドクリフじゃないか!
ラストシーンにはさらにびっくり。
初々しいカップルがデートで観に行ったら、
ちょっと気まずい思いをするかもね。
2016年のアメリカ映画。
[PR]

# by apolro | 2018-11-13 14:14 | 映画で旅する | Comments(0)

2018年銭湯行脚四十四湯目、秩父『クラブ湯』。

f0217617_15344160.jpg
2018年銭湯行脚四十四湯目は秩父の『クラブ湯』。
秩父鉄道の御花畑駅から少し歩いたところにクラブ湯はあった。
秩父に銭湯?と、
ちょっと意外に思えてもしまうが、
きっと武甲山の石灰石採掘がもっと大がかりで、
しかも人海戦術が中心だった昭和には、
多くの炭鉱労働者がこの街にも暮らしていたのだろう。
僕が中学生のころに読んでいた『シティロード』という映画情報誌には、
秩父の映画館のスケジュールが、
つねに二軒三軒掲載されていた記憶がある。
きっとそんな時代。
外観はちょっとした一軒家のような趣で、
「クラブ湯」という看板がなければ、
ちょっと入るのが躊躇われるところだが、
ふたつ並んだ入口に「男湯」「女湯」と書かれているので、
安心して扉を開ける。
入口が分かれているということは、
当然番台スタイルなのだが、
その番台には誰も座っていない。
女性の脱衣場のほうからは、
にぎやかな話声が聞こえてくるので、
もしやと思って「すいませーん」と声をかけると、
案の定「はーい」という声が聞こえてきて、
おばちゃんがやってきた。
けれども番台には上がることなく、
女湯側から手を延ばして入浴料を受け取ると、
そのままそそくさと会話の輪に戻っていったようだ。
ここの脱衣場もロッカーはなく、
昔ながらの籐の籠が積まれていた。
こういうときって、
やはりどこかで貴重品が心配になるものだが、
今日に限ってはその心配はなし。
なぜなら僕以外にお客さんは誰もいないから。
洗い場は小さめで、
蛇口も15個ほどか。
浴槽はふたつに分かれていて、
パッと見にはどとらも同じようだったが、
入ってみて違いを納得。
深さが違うのだった。
深いほうは、
僕のヘソくらいあったので、
小さな子だったら溺れるかもしれない。
壁に描かれた銭湯絵は富士山。
そしてその富士山よりしっかりと描かれているのが、
手前の湖に写った逆さ富士。
サイドの壁には
細かなタイルを用いたモザイク絵が何種類か描かれている。
雪のかぶった洋館、アルプスのような風景……。
こちらは全体に洋風のモチーフのようだ。
風呂から上がって着替えをすませ、
さて帰ろうかというタイミングで、
女湯のほうから「ありがとうございましたー」というかけ声。
すごい。
なんでわかったんだ?
これぞプロの仕事か。
結局、帰るまで僕以外のお客は来なかった。
埼玉県。2018年。
[PR]

# by apolro | 2018-11-12 15:35 | 銭湯行脚 | Comments(0)