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鵜渡根島を臨んで。

新島と利島のあいだに、
まるで槍ヶ岳のように突き出ている小島が鵜渡根島です。
往路のフェリーは夜中だし、
帰路もこの海域に来る頃にはビールで酔っぱらって
船室で寝ていることが多いので、久しぶりに眺めました。
面積わずかに0.4平方キロ。もちろん無人島です。
最近は磯釣り師が渡礁するくらいのようですが、
それすら波が荒いときはあきらめざるを得ないみたい。
まあ、この島の形を見れば納得ですね。
しかし、こんな島にも明治時代には移住者がいたというのが驚きです。
いったいどんな暮らしぶりだったのでしょうか。
資料をめくってみても「養蚕のために移住」とあるだけで、
何人くらいが移住したのか、なぜここで養蚕をしなければならなかったのか、
そして彼らがその後、どうなってしまったのかを記すものはみつかりませんでした。
鵜渡根島/東京都。2010年。
鵜渡根島を臨んで。_f0217617_13365851.jpg

by apolro | 2010-09-24 13:38 | 旅の日々 | Comments(0)

今日の旅、昔の旅、そして狭間のよしなしごと。

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