2012年 02月 13日
湿った地面からニョキニョキと。
朽ちた樹木のなれの果て? まさか蟻塚?
正体は、ラクウショウというスギ科の樹の「気根」らしいです。
気根といえば、マングローブの根っこからタケノコのように
ニョキニョキと伸びているのが知られてますが、
まさかスギの仲間にもこんな習性をもったのがいるなんて。
解説を読むと、湿地や沼地に好んで生育するらしいので、
やっぱりこいつの地中の酸素不足を補うためにこんな進化をしたのでしょうね。
じーっと見てたら、
なんだかアントニオ・ガウディの「サグラダ・ファミリア」にも見えてきた。
アールヌーボーだから植物に見えていいのか。
新宿御苑にて。
東京都。2012年。