2012年 11月 10日
『日本の70年代 1968-1982』展。
企画展は『日本の70年代 1968-1982』展。
学生運動、大阪万博、『ぴあ』、『ビックリハウス』、
そして西武が地ならしをしたセゾン文化などを、
さまざまな現物資料の展示で回顧していました。
ファンシーケースやカラーボックスで構成されたインテリア、
山積みになった雑誌『ガロ』。
いや、ナツカシイ。
しかしこうしてあらためて俯瞰すると、70年代後半の西武の勢いはすごかったすね。
横を通ったおばちゃん軍団がこれを眺めながら、
「こんなスタイルの人、いるの〜?」と大笑い。
その裏からは、
「ワタシノホウガスマート」
「ワタシノホウガスマート」
「ワタシノホウガスマート」
という、ヨロコビの心の声が聞こえてきました。
イエイエ、ご婦人方もなかなか見事な……。
まあ、作家の意図はともかく、
そんなふうに人を元気づける美術があってもいいのでしょう。
埼玉県。2012年。