2013年 10月 20日
対決! 備長炭対ドライアイス。
700℃ともいわれる灼熱で、
これまであらゆるものを焼き尽くしてきた遠赤外線の魔術師。
そこにある日、来訪者が。
その名はドライアイス。
アイスケーキの強力な守護者として登場。
マイナス79℃。近づく者をすべて瞬時に凍結させてしまう、極寒からの使者。
両者が出会ったの偶然、それとも必然だったのか……(@『ごちそうさん』)。
備長炭が、その高温でドライアイスに穴を穿つのか!?
それともドライアイスが、備長炭の炎をも凍結させてしまうのか!?
今ここに、温度の維持と意地をかけた戦いが始まった!
結果。
ドライアイスの圧勝。瞬殺。
ご明察な皆さんにはもうおわかりでしょう。
ドライアイスは二酸化炭素を固体化したもの。
つまりドライアイスは、
常に昇華した二酸化炭素のバリアを張り続けているわけです。
密室に多量のドライアイスを放置しておくと、
人間ですら酸欠に陥りかねないという状況下で、
炎が燃え続けられるわけはありません。
結果、備長炭は数秒にして完全鎮火。
ドライアイスはまったくの無傷。
ドライアイス強し!
試合としてはドライアイスの圧勝というわかりやすい戦いでしたが、
ゲームの妙としては、
マッチメイカーの頭の悪さが引き立つ凡戦となってしまいました。
試合後、ドライアイスはまさに消えるように店を去っていきました。
あ、写真中央に写っているのはレフェリーとして参加したマカロニです。
東京都。2013年。