
冬の間は渇水状態の見沼用水も、
田んぼに水を入れる今ごろには豊富な水が流れています。
この水は利根川水系から直接導水されているので、
この流れに乗って、
フナやハヤをはじめ、さまざまな雑魚も入りこんで来るわけです。
袖バリ2号にアカムシをつけてそっと垂らしてみたところ……。

すぐ釣れたのはオイカワのメスですね。
おっ、ならば美しいオスのほうも釣れるかもとすぐさま竿を出すと、

ガーン! こ、これはニゴイの子どもではないですか。
そしてその次に来たのもやはりニゴイっ子。
どういうわけかその年によってやたらと釣れる魚種があったりして、
数年前にはツチフキばかりが釣れたこともありました。
どうやらこの日はチビニゴイ軍団が入り込んできているようですね。
埼玉県。2014年。