2015年 01月 12日
一冊のムックに胸がアツくなる。
全国各地のおもしろい本作りをしている小出版社の紹介本なんだけれど、
彼らの本への向かい合う姿勢を読んでいたら、
自分が若い頃に抱いていた本作りに対する気持ちを、
ちょっと思い出させてくれました。
もちろん小出版社の経営が楽なんて決して思わないけれど、
いつの間にか会社の会議室が、
「おもしろい企画」よりも、
「原価率」や「類書」や「返品率」という言葉で埋め尽くされていったのが思い出されます。
いや、埋め尽くされたのは自分の心なのかもしれないけれど。
東京都。2015年。