2016年 03月 08日
尾根道で僕を導く白い猫。
平日ということもあってか人影は皆無です。
そんななか、尾根道の先方を見るとなにやら白いものが。
近づいてみると白猫ではありませんか。
山で猫に出会うのは、
山小屋付きの猫をのぞくとけっこう珍しいですね。
僕のことなどまったく意に介さずに、
ひとり悠々と山歩きを楽しんでいるご様子。
僕が立ち止まると猫も立ち止まって、
顔を洗ったりしています。
ひょっとして僕を導いてくれているのか、
ひょっとして神猫なのか、
この山の名前が天神山ということを考えると、
ありえない話ではないかも。
そのとき、僕が踏んだ枯れ枝が「バキッ!」と、
予想外に大きな音をたてたところ、
白猫はまさに飛び上がって驚き、
藪のなかに飛び込んでいったのでした。
気づいていなかったのかい!
埼玉県。2016年。