2016年 05月 10日
鹿児島の廻る寿司屋でご当地ものを。
しかもそこが海産物の街だったりすると、
やっぱり寿司を食べてみたくなりますな。
けれども知らない街の知らない寿司屋にひとりで入って、
なおかつお好みで注文するなんていうのは、
なかなかオソロシイので、
そういうときはやはり、
いろんな色のお皿が回るお寿司屋さんが助かります。
最近は「廻る」とはいっても、
それは単に象徴にすぎず、
たいていの人は直接注文しているところが多いですしね。
4月の頭に鹿児島に行ったときにも、
そんなこんなで駅近の寿司屋に入ったのでした。
狙うは地のもの、ご当地もの。
まず気になったのはヤガラ。
あの細長ーい姿をした魚。
ヤガラには赤ヤガラと青ヤガラがあって、
赤ヤガラは専ら料亭などに出てしまって、
あまり目にすることはない、というやつですね。
八丈島の防波堤なんかで釣りをしていると、
青ヤガラはときどき表層を泳いでいることがあるけど、
これがなぜか釣れないんだ。
このヤガラはどっちでしょう。
これも八丈島なんかではよく釣れて、
なおかつとても美味しい魚なんだけれども、
なぜか東京の魚屋、寿司屋では見かけませんね。
寿司ネタにもしてしまうんですね。
東京でも見かけることはあるけど、
ちょっとビビる値段だったりします。
こちらでは僕でも手を出せる値段でした。
初鰹は東京でもあるけれど、
4月の頭に鹿児島で初鰹っていうんなら、
それは本当に初鰹なんだろうよということで。
全国各地にはまだまだ知らない寿司ネタがあるんだろうな。
鹿児島県。2016年。