2016年 09月 27日
田んぼの畦道にヒガンバナ。
全草に有毒成分が含まれているのは
よく知られていますが、
この花、田んぼの畦道でもよく見かけます。
食べ物を育てている田んぼの脇に、
なぜそんな毒草が育つのを放っておくのか、
以前より不思議だったのですが、
どうも田んぼの脇のヒガンバナは、
もともとは人為的に植栽されたもののようなのです。
これを植えることによって、
田んぼをさまざまな害虫害獣から守るのが目的だったとか。
だとしたら普通の民家の庭にも植えてよさそうなものですが、
やっぱり、別名「死人花」と呼ばれるような縁起の悪さから、
避けられているのでしょうか。
埼玉県。2016年。