2017年 06月 21日
サトウキビ畑に屹立する廃煙突。
構造物に深い愛を捧げる人が数多くいますが、
そんななかには煙突マニアというくくりもあるようです。
これはそんな彼ら垂涎の煙突、
喜界島の大和精糖の煙突。
この煙突を見るためだけに喜界島にやってくる勇者もいるのだとか。
もともとはここに精糖工場があって、
なぜか煙突のみが残されて、
今もモニュメントのように屹立しています。
工場の建物があったと思われる周囲の敷地は、
いまでは一面のサトウキビ畑。
煙突マニアでなくとも、
なかなかそそられる風景です。
ちなみに大和精糖という会社はすでになく、
スプーン印で知られる、三井製糖の一部となっているようです。
喜界島/鹿児島県。2017年。