2017年 08月 24日
フィンランド語を一夜漬け。
それにもまして美しいなと思うのがフィンランド語。
パピプペポとカキクケコの音が多くて、
逆に濁音が少ないのがその理由かと勝手に思っている。
ほとんどのフィンランド人は英語が流暢だそうだが、
こういうマイナーな言語ほどカタコトでもいいので話すと、
現地の人のおぼえが大変よろしいことを経験的に知っているので、
今回もちょっとだけ勉強。
といっても『旅の指さし会話帳』レベルにすぎないのだけれど。
やはりあまり売れないのか新刊は在庫切れのようで、
しかたなく新刊とさほど変わらない値段で古本をゲット。
それでもあるだけまだましで、
昨年尋ねたアイスランドなんて、
会話帳自体が出版されていなかった。
とりあえずは数字だけでもとページをめくると、
いきなりハードルが高い。
ヨーロッパのメジャー言語の場合、
単語こそ違えなんとなく
「ワン、ツー、スリー」か「ウノ、ドス、トレス」を
想像させるニュアンスを持っているのに、
フィンランド語では「ノッラ、ウュクシ、カクシ」ですよ。
「いくつ?」は「モンタコ?」。
「ビール」は「オルトゥ」。
どうにもならない。
ちなみに「山」は「トゥントゥリ」。
ほら、やっぱりかわいいよフィンランド語。
解説によるとほかのヨーロッパ語とは、
文法や語彙もまる異なる言語体系なのだそう。
近いのがエストニア語で遠い親戚がマジャール(ハンガリー)語。
どっちもフィンランド語以上に未知。
せめて挨拶ぐらいはできるようになりたいものだ。
東京都。2017年。