
最近、街中でもよく見かけるようになった小さな花。
ピンク色で金平糖のような形をしていて、
群生というか、
ときにははびこっているといいたくなるくらいの密集ぶり。

調べてみると、
どうやらヒメツルソバという植物らしい。
明治時代にロックガーデンに植えるために移入されたものだそうで、
たしかに道路とブロック塀の間の小さなすき間から
ムリクリ生えていることが多い。
原産地はなんとヒマラヤ。
岩だらけのヒマラヤの厳しい環境でも育つくらいだから、
日本で繁茂するのなんて楽勝なのだろう。
そのわりには昔はそんなに目にしなかった気がするのは、
自分が気がつかなかっただけか、
それとも日本の自然環境が変化したからなのか。
東京都。2017年。