旅と暮らしの日々 by sato tetsuya


今日の旅、昔の旅、そして狭間のよしなしごと。
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2018年正月風呂難民三湯目、野方『上越泉』。

f0217617_10322483.jpg
正月三が日が明けても風呂難民。
三湯目は野方の『上越泉』。
野方とはいっても、
西武線野方駅より中央線高円寺や中野駅からのほうが近い立地。
まあ、高円寺からも中野からも15分くらいかかるけど。
実はわが家からはここが一番近い銭湯。
徒歩約5分といったところ。
早稲田通りから大新横丁という、
昔はそこそこの商店街だったことを思わせる
通りを入ってしばらく行ったところ。
今では酒屋、和菓子屋、床屋、
そしてこの上越泉が当時の賑わいをしのばせるのみ。
夕方4時すぎに伺うと、
客の入りは三割といったところだろうか。
銭湯に満席という概念があるのかは知らないが、
勝手に想像すると、
洗面台がすべて埋まっていて、
浴槽内では人同士の肌が触れない程度の入りが満席なのではないか。
そう考えると三割の入りだなあと、
熱めの湯に浸かりながらしょうもないことを考えていた。
ちなみに三が日に出向いた
沼袋の『一の湯』も高円寺の『小杉湯』も、
空いているロッカーを探すのに難儀するほどの盛況ぶり。
銭湯道白帯の僕はまったく知らなかったが、
もしかしたら日本のお正月には、
明るい時間にみんなで銭湯に入ると無病息災!
みたいな伝統的な風習があるのではと、
勘ぐってしまったほどだった。
さて、ここ上越泉には狭いながら露天もある。
周囲が住宅街だけあって高い壁に囲われているが、
ちょうどよい湯加減の浴槽に首まで浸かれば、
小さく青く四角い空が、
天空にはためいて見えた。
風呂から上がって休憩室で汗が引くのを待っていると、
お、牛乳が入っている冷蔵庫のなかに缶ビールを発見。

f0217617_1032523.jpg
銭湯にビールがあるのってちょっと珍しいのではなかろうか。
250mlという小さめサイズは、
銭湯のご主人の、
「湯上がりに飲みすぎないように」という心遣いか。
帰り際、
番台に座るご主人に以前から気になっていた質問をぶつけてみた。
たぶん、それはこの銭湯の名前を聞いてときに誰もが思う素朴な質問。
「『上越泉』という名前の、『○○泉』という命名にはなにか特別な意味があるんですか?」
するとご主人はちょっとはにかみながら、
「国鉄の『上越線』をかけているんですよ」と教えてくれた。
現在のご主人は三代目だそうで、
初代が新潟の蒲原から上京してきてこの銭湯を開いたことから、
「上越」に「泉」をつけて上越泉と名づけたのだそうだ。
なるほどねえと思いつつ、
そこでひとつハッとしたことが。
入ったことはないが、
隣町の新井薬師にも『信越泉』という銭湯がある。
もしやと思って尋ねてみると、
あちらのご主人は信越線方面、
つまり信州のご出身だそうで、
お互いの命名は、
お互いが示し合わせてつけたらしい。
おお、銭湯の名前にも歴史あり。
銭湯にかぎらず、
現在高円寺界隈で商売をされている年輩のかたに
細かく話を伺えば、
きっと興味深い当時の話がいろいろ出てくるんだろうなあと、
ひとりワクワクしながら上越泉をあとにした。

f0217617_1034547.jpg
振り返れば『上越泉』と書かれた煙突が威風堂々。
東京都。2018年。
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by apolro | 2018-01-05 10:37 | 銭湯行脚 | Comments(0)
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