旅と暮らしの日々 by sato tetsuya


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2018年銭湯行脚五湯目、大塚『千代田湯』。

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風呂は直ったけれど銭湯行脚。
五湯目は大塚の『千代田湯』。
豊島区だけど千代田湯。
ここは以前に何度か前を通ったことがあり、
そのときも気になっていたのだが、
昼間どきでまだ営業していなかった。
場所は大塚と池袋の中間あたりで、
池袋から歩いても15分もかからないか。
山手線脇にクルマも通れないような
細い路地が入り組んだ古い住宅街の一角があり、
そんなところを迷うように歩いていると、
突然ドーンとこの銭湯が現れる。
脇にフォークリフト用パレットをはじめ、
木の廃材がたくさん積まれていることから、
この銭湯がいまだに薪で湯を焚いていることがわかる。
番台のおばちゃんに湯代を払えばそこはもう脱衣所。
貫禄のある格天井がこの銭湯の歴史を感じさせる。
洗い場に入るとまず目に入るのが壁のペンキ絵。
銭湯に描かれる山といえば富士山が圧倒的だが、
ここはなんと立山連峰。
しかも足元には波が打ち寄せている。
いわゆる「洋上アルプス」というやつだ。
さらに驚いたことに、
立山連峰の右脇には北陸新幹線も描かれている。
つまりこのペンキ絵が描かれたのはここ数年内のことだ。
お湯は日替わりでいろいろ変わるようで、
この日はなんと「ボジョレー・ヌーボー」の湯。
ヌーボーの季節はとうに過ぎたように思うが、
ちょっと葡萄色がかったお湯に入ってみると、
たしかにほのかにワインの香りがした。
さっぱりとして脱衣所で汗が引くのを待っていると、
そこは湯上がりジジババたちの社交場になっているようで、
女湯のほうからは、
「もー、なにもかもが高くてどうにもなんないわ」
「昨日なんかレタス買おうとしたら580円よっ。そんなの買えないでしょ!」と、
最近の物価高を嘆く声が高らかに響いている。
かたや男湯のほうでは、
「昨日パチスロに行ったんだけど、どうしてああやってスイッチを狂ったように叩くやつがいるかね。ああやるから機械が壊れちまうんだ」とパチスロ屋でのマナーを説いている。
帰り際にペンキ絵の理由を番台のおばちゃんに聞いてみたところ、
「せっかく新幹線が通るんだから、富山の人間が少しでも宣伝しないとね」とのこと。
つまりここ千代田湯のご主人が富山出身なのだった。
東京都。2018年。
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by apolro | 2018-01-10 15:19 | 銭湯行脚 | Comments(0)
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