2018年 05月 09日
映画『アトミック・ブロンド』を観た。
ベルリンの壁が崩壊しようという時代に、
壁がなくなることによって世に出てしまう、
あるリストを争奪するために、
陰で暗躍する各国諜報組織の争いを描く。
当時のベルリンの街を再現し、
アクション映画でありながらも、
スタイリッシュな様式美を追及。
そのうえで誰が味方で誰が敵か、
最後までわからないと状況のなかで、
最後の最後まで続くどんでん返し。
劇中にかかるサウンドはリアルタイムであの時代のもの。
デビッド・ボウイ、ネーナ、
ジョージ・マイケル、ピーター・シリング……。
80年代に思い入れがある人ならば、
これらの曲を聴くだけでもグッときちゃいますね。
劇中、大立ち回りが行われた映画館で上映されていた作品が、
タルコフスキーの『ストーカー』と、
これまた80年代。
主演は『マッドマックス 怒りのデスロード』や、
『プロメテウス』にも出ていたシャーリーズ・セロン。
いやあ、それにしても強い女性はカッコイイですなあ。
東京都。2018年。