旅と暮らしの日々 by sato tetsuya


今日の旅、昔の旅、そして狭間のよしなしごと。
by apolro
カテゴリ
最新の記事
記事ランキング
以前の記事
ブログとサイト
マイナー鉄道とイタリアを愛する駄菓子さんのブログ
いつも旅ごころ

黒くて大きな動物たちと暮らす詩人姐さんのブログ
トチの贈り物

高円寺「清浄」のシェフ・melさんのブログ
melのブログ

高円寺のアートなブックバー「ブラインドブックス」のブログ
BLIND BOOKS

高円寺のヘビーユースな庶民派バー「GOODY」のサイト
Dram shop GOODY

廃墟&脱力系サイト「ポンチハンター」さんのサイト
ポンチハンター

航空フォトグラファーにして文章も達者な阿施光南さんのブログ
風の探検隊

旅と読書とイタリアと鉄道と。ikeさんのブログ
ike blog

*ブログ内の写真、文章の無断転載はお断りします。
最新のコメント
最新のトラックバック
www.whilelim..
from www.whilelimit..
http://while..
from http://whileli..
http://www.v..
from http://www.val..
花の都市という異名を持つ..
from dezire_photo &..
祭壇画の秘宝「神秘の仔羊..
from dezire_photo &..
重要文化財・三重塔のある..
from dezire_photo &..
古代ローマの水道橋と旧市..
from dezire_photo &..
星を継ぐもの ジェイムズ..
from 粋な提案
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
ブログジャンル
ライフログ
画像一覧

2018年銭湯行脚二十四湯目、花小金井『庚申湯』。

f0217617_11432236.jpg
2018年銭湯行脚二十四湯目は花小金井の『庚申湯』。
西武線花小金井駅前をまっすぐ延びる遊歩道を、
南東へ向かってテクテク歩いて庚申湯へ。
この道は多摩湖から井の頭の浄水場へ水を導水する
水道管の上をまーっすぐ通っているのだそうだ。

f0217617_11434932.jpg
田無高校のちょっと先にその銭湯はあった。
重厚な外観のわりに新しく見えるのは、
外壁の塗り直しをしたからだろうか。
フロントで湯代を払って脱衣所へ。
フロントに「本日、露天風呂は中止です」という張り紙があったが、
一見の身としては「いつもは露天あるのね」と思う程度。
脱衣所もきれいだが、
天井の貫禄ある格天井を見ると、
やはり歴史は古いとみた。
浴場に入って正面の銭湯絵は定番の富士山。
前景が浜辺なのでこれはもしやと思うと、
左下にしっかりと「三保松原」と書かれていた。
海には何艘かの帆掛け船が浮かんでいる。
実際のところ、
今も帆掛け船を利用している漁師っているのかな。
お湯は泡風呂系を中心に何種類か。
フットバスという、
足の裏に強烈なジェットバブルを吹き付けて
疲労回復を促す風呂に浸かっていると、
常連を思われるおじさんが大きな声で、
『男はつらいよ』のタコ社長よろしく話し出した。
「いやあ大変だよ。隣りでやってた工事の足場が崩れて露天風呂を直撃したんだってさ。おかげで風呂のタイルが割れちゃって、危なくて入れないんだと。そんなこともあるんだね。営業前のことだったからよかったものの、お客が入っているときだったら死人がでたかもしれないよ。危ない危ない」
まったく、そんなこともあるんだなである。
帰り際にフロントで、
この銭湯がいつごろから営業しているのか尋ねてみる。
フロントに座っていたのは若いお兄ちゃんで、
もしかしたらアルバイトかな。
「えーと、すごく昔からみたいです」
まあ、そうなるよな。
若いうちはそんなこと気にしないもんな。
「あ、でも今のご主人夫婦のおばあちゃんの代からやっているみたいです」
おお、それだけわかれば上等だ。
ご主人が僕と同世代かそれより若いとしても、
きっと昭和前半の創業だろう。

f0217617_1144568.jpg
ひとり納得しつつ再び水道道路を歩いて駅へと向かった。
東京都。2018年。
[PR]

by apolro | 2018-06-04 11:45 | 銭湯行脚 | Comments(0)
<< 天売島は人と鳥の島。 島に還る家々。 >>