旅と暮らしの日々 by sato tetsuya


今日の旅、昔の旅、そして狭間のよしなしごと。
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2018年銭湯行脚三十八湯目。金町『金町湯』。

f0217617_1023135.jpg
2018年銭湯行脚三十八湯目は金町の『金町湯』。
JR金町駅南口から亀有方面へ線路を戻るように歩くこと約10分。
右手に立派な宮造りの金町湯が現れた。
時間はまだ夕方明るい時間だが、
前にはもう何台も自転車が無造作に停められていて、
自転車通勤?のお客さんが多いことがうかがえる。
番台で上品そうなおばあちゃんに湯代を払う。
番台式なので、
くるりと番台から振り返ると、
ふつうそこは脱衣場なのだが、
ここには、その先にさらにもう一枚暖簾がかかっている。
番台から脱衣場への視野を少しでも妨げようという気遣いだろうか。
元来、番台には脱衣場で人様のものに手を着ける不届き物がいないか
監視するという役割もあったと思うのだが、
もはやそんな時代でもないのだろう。
まあ、フロント式の銭湯が圧倒的に増えてきたことだしね。
格天井と燻されたかのように茶色い大柱。
そしてそこにかかる大きな柱時計。
昔ながらの銭湯のスタンダードな眺めだ。
浴場に入ってまず眺める銭湯絵は富士山。
そして松をのせて波間に浮かぶ小島たち。
向かって左側にはちょっとした岩峰も見える。
洗い場は全部で20というところか。
お風呂は下から泡がブクブク沸き立つ系と、
ぐるりと湯船全体にひとつの渦を巻いているもの。
この手の湯船に入ると、
今でも渦の中央に陣取りたいと思うのは、
我ながら子どもっぽいな。
そしてサウナ。
上がり際に水シャワーでじっくりと身体を冷やす。
これをしないと風呂を出てから汗が引かないんだ。
帰りに番台のおばあちゃんに尋ねたところ、
この銭湯の創業は昭和二年。
「もうこんなだから、強い風が吹いたら倒れちゃうんじゃないかと心配で……」
いやいやまだまだ全然大丈夫でしょ。
もっともっとキワドイところ、
いくつか見てきましたよ、僕。
東京都。2018年。

by apolro | 2018-09-19 10:24 | 銭湯行脚 | Comments(0)
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