
舞台は大平洋の無人島。
ひとり漂流した若者が、
絶望のあまり自死しようとしたまさにその瞬間、
ひとりの男が浜辺に打ち上げられる……。
「無人島」ものであることと、
そのタイトルから勝手に、
「困難な状況下に『スイス・アーミーナイフ』ばりの工夫で立ち向かうのだな」
と思って見ていたら、
全然違っていてびっくり。
まさか死者とともに旅する男の話だったとは。
しかも全編を通じて死体役を演じているのは、
『ハリーポッター』の主役でお馴染みの、
ダニエル・ラドクリフじゃないか!
ラストシーンにはさらにびっくり。
初々しいカップルがデートで観に行ったら、
ちょっと気まずい思いをするかもね。
2016年のアメリカ映画。