2018年 12月 29日
佃島で佃煮を。
佃煮を買わないわけにはいかないだろう。
大橋を渡ってすぐのところにあった『佃源 田中屋』をのぞいてみる。
年末とあって忙しいのだろう。
なかでは割烹着に三角巾姿のご婦人が、
何人も立ち働いている。
大量に注文している人もいて、
どうやら年の瀬のつけ届けものにするようだ。
佃煮も種類がいろいろあって悩むが、
今回は「しらす」と「葉唐辛子」を100グラムずつ。
昔ながらの経木に包んで、
包装紙にくるんでくれるのが、
今となっては新鮮でかえってうれしい。
佃煮なんてまったく興味がなかった。
それが最近ではしみじみ美味いと感じる。
マグロもトロより赤身。
エビも甘エビより蒸しエビ。
ウニもウニ丼ではなく、
軍艦でひとつふたつ食べればもう十分。
つまりはそういうことなのだろう。
正月は日本酒を舐めながら、
年明けのトークショーで使う写真選びでもすることにしよう。
東京都。2018年。