旅と暮らしの日々 by sato tetsuya


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2018年 02月 04日 ( 1 )


伊平屋島のオバアと村営バス。

f0217617_16444764.jpg
伊平屋島には村営のコミュニティバスが走っている。
バスとはいってもワンボックスカーを転用したもので、
10人も乗れないだろう。
島の大人は一人につき一台というくらいクルマを持っているし、
子どもたちは通学バスがあるようなので(伊平屋島教育委員会と書かれたバスに子どもたちが乗っているのを何度か見た)、
結局このバスを使うのは診療所や買い物に出かけるオジイやオバア、
そして僕のような旅行者くらい。
バスもこのくらいの規模で十分なのだろう。
バスのボディには島のゆるキャラが描かれていて、
こんなにたくさんいるんだと、
ちょっと驚く。
僕もこのバスを利用して野甫島まで行ったのだが、
帰りは島の東岸を歩いて帰ることにした。
右手には伊平屋島の美しい海が延々と広がっていて、
感動的に気持ちがいい。
途中の集落で一軒の雑貨屋を見つけたので、
ビールでも飲んでひと休みしようかと店に入ってみた。

f0217617_16453746.jpg
しかし、店に誰もおらず、
あちゃー、留守かあと落胆したところ、
いきなり店の床から
オバアがゾンビよろしくむくりと起き上がってきて、
「わあ!」と声をだすほどびっくりした。
どうやら店番をしつつ、
昼寝を満喫していたらしい。
それでもビールは買えたのでまあひと安心。
軒先の椅子に座らせてもらっていいですかと尋ねたら、
「ああ、さっきバスに乗ってた人……」
どうやら同じバスに同乗していたらしい。
たしかにバスには何人もオジイオバアが乗っていた。
そして彼女たち同士の会話が、
さっぱり、まったく、完璧に聞き取れなくて、
かえってすがすがしい気持ちになったのだった。
日本にいながらここまで言葉がわからないのは、
沖縄と、あとは津軽のオジイオバアたちの会話くらいではないだろうか。
店のオバアは僕からお金を受け取ると、
再びどっこいしょとばかりに、
コンクリートの床に横になった。
沖縄県/伊平屋島。2018年。
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by apolro | 2018-02-04 16:54 | 旅の日々 | Comments(0)