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2018年 09月 08日 ( 1 )


映画『夕凪の街、桜の国』を観た。

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舞台は昭和33年の広島。
この映画を知ったのは、
今年の5月に訪れた埼玉の銭湯だった。
浴場入口の張り紙から、
その翌週には店を閉めることを知り、
番台のおばあちゃんにあれこれを話をうかがっていたところ、
「こんな映画のロケにも使われてねえ」と見せてくれたのが、
シワシワになったこの映画のチラシだった。
たしかにあの銭湯なら、
昭和33年の時代設定でも大丈夫だったな。
原作は『この世界の片隅に』の、こうの史代。
『この世界の片隅に』の主人公が、
呉へ疎開して原爆を逃れたのに対し、
こちらは広島で被曝した家族の物語。
主人公の女性は原爆で父と妹を失い。
原爆投下からすでに13年も経っているのに、
自分もまたある日突然、血を吐く。
やがて舞台は平成に移り、
物語はさらに続く。
こぎれいな建物が整然と立ち並び、
幸せそうに見える街並みのなか。
それでもまだあの日の苦しみから逃れられない人々。
そして彼らに対する差別。
知識としては知っているつもりでも、
経験としては知らないことがある。
映画はそれを仮想体験させてくれる。
もちろん、あの銭湯も登場する。
そしてあの時代の、
広島の銭湯が意味することを痛感する。
主人公たちは当然広島訛りだが、
ひとりだけ、水戸の親戚に養子にとられた弟だけが、
茨城訛りなのが微笑ましい。
2007年の日本映画。
東京都。2018年。
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by apolro | 2018-09-08 11:16 | 映画で旅する | Comments(0)