旅と暮らしの日々 by sato tetsuya


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カテゴリ:映画で旅する( 64 )


映画『島の女』を観た。

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舞台はギリシャ。
エーゲ海にあるハイドラ島とのことだけど、
これは今で言うイドラ島、ヒドラ島かな。
アテネからフェリーで1時間半ほどで行ける島。
その島でカイメン採りの海女をしている主人公と、
彼女につきまとうアルバニアからの出稼ぎ男。
ギリシャとアルバニア、近いもんね。
僕がハンガリーのブダペストから鉄道に乗って、
旧ユーゴスラビア経由でギリシャに入ったのはもう30年も昔。
そのころユーゴはまだまだ理想的な他民族国家といわれ、
アルバニアに至っては完全に鎖国状態で、
外国人旅行者はいっさい入れなかった気がする。
話がそれた。
そのふたりに加えて酒呑みのイギリス人医師が、
海中に2000年前の沈没船を発見。
そしてそこに世界遺産級のお宝が眠っていたことから騒動は始まる。
主人公はソフィア・ローレン。
脇を固めるのは『シェーン』のアラン・ラッドだ。
このお宝を金目のものにするためには、
金持ちの外国人が必要とあって、
ソフィアはアテネに向かい、
そこでイイ考古学者とワルイ考古学者に出会い、
純朴な島の娘にすぎないソフィア・ローレンは、
結局ワルイほうにつく。
はたしてお宝の行方はどうなるのか。
ソフィア・ローレンは相変わらずお美しいが、
勝ち気で奔放な役の演技のあとに、
髪をを黒い布で隠して、
修道院で物静かにお祈りをする姿が、
ぞっとするほどセクシーでした。
これが緊張と緩和というやつか。
ギリシャの観光名所を入れ込み、
ソフィア・ローレンの歌や踊りも放り込み、
エーゲ海の小さな島の住人がみんな流暢に英語を話すあたりは、
アメリカ映画だなあ。
1957年のアメリカ映画。
東京都。2018年。
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by apolro | 2018-05-17 18:29 | 映画で旅する | Comments(0)

映画『アトミック・ブロンド』を観た。

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舞台は1989年秋のベルリン。
ベルリンの壁が崩壊しようという時代に、
壁がなくなることによって世に出てしまう、
あるリストを争奪するために、
陰で暗躍する各国諜報組織の争いを描く。
当時のベルリンの街を再現し、
アクション映画でありながらも、
スタイリッシュな様式美を追及。
そのうえで誰が味方で誰が敵か、
最後までわからないと状況のなかで、
最後の最後まで続くどんでん返し。
劇中にかかるサウンドはリアルタイムであの時代のもの。
デビッド・ボウイ、ネーナ、
ジョージ・マイケル、ピーター・シリング……。
80年代に思い入れがある人ならば、
これらの曲を聴くだけでもグッときちゃいますね。
劇中、大立ち回りが行われた映画館で上映されていた作品が、
タルコフスキーの『ストーカー』と、
これまた80年代。
主演は『マッドマックス 怒りのデスロード』や、
『プロメテウス』にも出ていたシャーリーズ・セロン。
いやあ、それにしても強い女性はカッコイイですなあ。
東京都。2018年。
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by apolro | 2018-05-09 11:46 | 映画で旅する | Comments(0)

タビアーニ監督追悼で『サン★ロレンツォの夜』を再観。

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タビアーニ兄弟のお兄さんのほう、
ビットリオ・タビアーニ監督が死んだ。
なんだか最近映画人の訃報をよく聞く気がするが、
それはきっと自分が若いころに見た映画の監督や俳優が、
そろそろ鬼籍に入ってもおかしくない年齢に
なったということなのだろう。

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彼も88歳なので大往生といっていい。
ということで彼の代表作品のひとつ、
『サン★ロレンツォの夜』をひとりで追悼上映会。
舞台はイタリアのトスカーナ地方。
時代は1944年の夏というから、
第二次世界戦も終盤だ。
もはや連合軍と戦う力のなくなったイタリアは、
逆にそれまで仲間だったドイツによる侵攻を北から受け、
いっぽう連合軍はシチリアから北上、
さらに国内では黒シャツ隊と呼ばれた
親ムッソリーニ派の民兵組織が睨みをきかせている。
そんななか、
ドイツの空爆を避け、
一刻も早く連合軍の勢力圏に逃げ延びようとする村人たち。
描かれる史実は悲惨をきわめるのだが、
当時少女だった主人公の思い出話というかたちで進んでゆくためか、
なんだか不思議とおとぎ話を見ているように感じてしまう。
今日では芸術と美食の国のようなイメージが強いイタリアだが、
先の戦争では同じ国民同士で
かくも残酷な殺し合いが行われていたのだと思うと、
一見陽気に見える彼らの感情の裏側には、
途方もない喪失感を抱えているのかもしれない。
ちなみにタイトルの「サン・ロレンツォの夜」というのは、
8月10日、聖ロレンツォの聖人日。
この日の流れ星に願いごとをするとかなうのだそう。
1982年のイタリア映画。
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by apolro | 2018-04-30 11:42 | 映画で旅する | Comments(0)

追悼ミロス・フォアマンで『カッコーの巣の上で』を再観。

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先日、映画監督のミロス・フォアマンが死んだ。
ミロス・フォアマンといえば『アマデウス』の認知度が高いけれど、
やっぱり僕としては『カッコーの巣の上で』が衝撃的だった。
なのでひとりで勝手に追悼上映会。
舞台はアメリカのある精神病院。
そこに刑務所の矯正労働から逃れるために、
心の病を偽って入院してきた主人公が、
院内における人間性を否定するようなシステムに反抗し、
やがてそれがほかの患者たちへも大きな変化をもたらすこととなる。
ちょっとイカれた役をやらせたら天下一品の、
ジャック・ニコルソンの面目躍如。
実はこの映画には思い出がある。
1989年末、
僕はチェコスロバキアのプラハにいた。
理由は簡単。
50年近くにわたって続いてきた
東ヨーロッパ諸国の共産党独裁体制の崩壊を自分の目で見るためである。
僕がプラハに着いたときは、
すでに毎夜のように大きなデモが行われていて、
そんななかで知り合った大学生のつてで、
ロックアウト状態になっていた大学の教室に
一週間ほど泊めてもらっていた。
ある日、ひとりの大学生が僕に声をかけてくれた。
「今日、チェコで初めて『カッコーの巣の上で』が上映されるんだけど、見に行かない?」
そういわれて僕も合点がいったのだが、
ミロス・フォアマンはもともとはチェコスロバキアの人だ。
それがプラハの春の弾圧でアメリカに亡命。
その5年ほどのちに撮った映画が『カッコーの巣の上で』なのだった。
そこには、当時のチェコスロバキアという国の人間否定に対する
反抗心も当然込められていたのだろう。
当然、チェコでは亡命した反体制監督の作品など公開されるはずもなく、
公開からさらに15年近い年月を経て、
後に『ビロードの革命』と呼ばれることになった、
1989年の民主革命をきっかけに上映されることになったのだった。
映画終了後にはなんとミロス・フォアマン自身が登壇。
「この祖国で、この映画を上映できたことを誇りに思う」
とコメントして、
満員の観客から割れんばかりの拍手を受けていた。
そうはいっても彼らは生意気盛りの大学生たち。
劇場を後にして、
バーでビールを飲みながら話を聞くと(チェコのビールがこれまた素晴らしいのだが、それはまた別の話)、
「うーん、でも原作のほうがよかったかなー」だって。
そのときは苦笑するしかなかったが、
今思うと、この作品は原作もアメリカの小説だ。
映画は公開されなくても、
原作のほうはなんらかの手段で読むことができたんだね。
そして今回、僕もたぶん30年ぶりくらいにこの映画を観たのだけれど、
昔同様、やはり鳥肌の立つ映画だった。
若いころ、大いに刺激を受けた映画は、
10年に一度くらいのスパンで見直したほうがいいのかもしれない。
あのころに感じた「なにか」を思い出すためにも。
1975年のアメリカ映画。
東京都。2018年。
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by apolro | 2018-04-24 10:20 | 映画で旅する | Comments(0)

映画『耳をすませば』を観た。

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映画『耳をすませば』を観た。
ジブリ作品には意外と観損ねているのがあって、
これもそんな一作だ。
舞台はたぶん東京の多摩市界隈。
多摩丘陵を開発して、
巨大なニュータウンを作ったあのあたりには、
僕としてはそこそこネガティブなイメージを持っているのだけれども、
それがこんなに魅力的な場所に見えてしまうのも、
ジブリ・マジックのなせる技か。
中学生の微妙な時期を過ごす男の子、女の子。
何かを作り出したい、作り出せるかもしれない。
そんななかでの物語。
主人公の女の子が小説を紡ぎ出したいというのはまだしも、
彼氏のほうは中学生にしてバイオリン職人を目指している!
世の中にはそんな中学男子もいるんでしょうね。
少なくとも同じ時期に同じクラスの男子三人で、
コピー版限定5部の『プラモ新聞』を作って喜んでいた身としては、
そりゃあモテるでしょうといいたくなります。
ちなみに彼役の声を当てていた声優の高橋一生って、
大河ドラマを初めとして、
ここ数年ブレイクしているあの高橋一生ですよね。
20年前からすでに仕事をしていたんだな。
そして今さらですが、
ジブリアニメは風を描くのに長じているなと思います。
しばらく前に観た新海誠監督の『言の葉の庭』における、
水の表現の素晴らしさに比較しているわけではないですが。
主題曲になっているのはジョン・デンバーの『カントリーロード』。
告白させていただきますと、
高校生のころ大好きな曲だった。
しかし時代はテクノ真っ最中。
とてもそんなことは人には言えず、
ひとりでこっそりレコードを聴いていたのを懐かしく思い出す。
1995年の日本映画。
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by apolro | 2018-04-16 11:10 | 映画で旅する | Comments(0)

映画『バベットの晩餐会』をまた観た。

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先日、新聞の訃報欄に、
女優・ステファーヌ・オードランの死が報じられていた。

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ステファーヌ・オードランといえば、
『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』もあるけれど、
僕としてはそれよりも『バベットの晩餐会』。
さっそくDVDでひとり追悼上映会を開催する。
舞台はデンマークのユトランド地方。
荒涼とした土地に慎ましやかに暮らす姉妹のもとに、
パリコミューンの争乱からバベットと名乗る女性が逃れてくる。
彼女は過去に出会った共通の知人のつてでここに辿りつき、
家政婦として働く。
そしてそれから十数年の月日が経ったある日。
彼女に思わぬ幸運が舞い込み、
そこから目の眩むような晩餐会の一夜が幕を開ける。
彼女はなぜそんな料理をつくれるのか、
そして禁欲をよしとする宗教観が支配する村で、
招待された村人たちはどうするのか……。
学生のころに映画館で観たときは、
メニューの詳細なんてまるでわからず、
ただただ「ものすごいご馳走」という記号でしかなかったのに、
こうしてあらためて観ると、
登場してくる食材も料理も、
いつの間にか見知ったものとなっていた。
(「食べたことがある」じゃないところが重要)
作中で供されるシャンパンの『ヴーヴ・クリコ』なんて、
僕がその存在を知ったのって、
きっとこの映画を観てからずーっとずーっと後のことだよ。
これも年の功というものか。
それはそれでちょっと「なんだかなー」という感じだけれど。
1989年公開のデンマーク映画。
東京都。2018年。
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by apolro | 2018-04-08 10:20 | 映画で旅する | Comments(0)

映画『しあわせのパン』を観た。

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舞台は北海道。
洞爺湖を望む高台に建つオーヴェルジュ・スタイルのパン屋。
東京からここに越してきた夫婦を中心に物語は進んでゆく。
妻、原田知世。
あいかわらずお美しい。
夫、大泉洋。
日頃テレビで観るキャラクターとずいぶん違うのでちょっとびっくり。
春夏秋冬と季節毎に、
若い女性、小さな女の子、老夫婦と、
さまざまなお客がさまざまな悩みを固めつつここにやってきて、
北海道の美しい風景のなかで溶かされてゆく。
そしてなぜかいつもこの店のカフェにいるおじさんの客が、
なんとあがた森魚さん。
序盤からやってくる人に「やあー、やあー」と挨拶するばかりで、
物語にもあまりかかわってこないので、
こりゃあいったいどういうことだと思っていたら、
途中でわかりました。
あー、この役はあがたさんにしかできないかも。
さらにこの映画のメインタイトルというか、
エンディングタイトルが、
矢野顕子の『ひとつだけ』。
しかも忌野清志郎とのデュエット・バージョンじゃないですか!
この二人のデュエット、
昔テレビで観たことがあった。
二人で歌い、
歌い終わった後に、
アッコちゃんが「うまくできたね!」と言ったのに対し、
清志郎が恥ずかしそうに「うん……」とうなずいたことを思い出して、
映画を観ながら最後の最後で落涙。
聞けばこの映画自体があの曲に触発されて製作されたものなのだそう。
なんの予備知識もなしに観た映画に、
あがた森魚、矢野顕子、忌野清志郎と、
3人も僕が大好きなミュージシャンが関わっていて、
たいそうお買い得感あふれる作品なのでした。
2012年の日本映画。
東京都。2018年。
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by apolro | 2018-03-28 11:21 | 映画で旅する | Comments(0)

映画『サウスバウンド』を観た。

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舞台は東京浅草から。
かつてバリバリの全共闘世代で、
成田闘争でも闘っていた夫婦とその子どもたちの物語。
やがて家族は夫の故郷である西表島へと移住し、
そこで自給自足の生活を営もうとするが、
そこでも西表島に高齢者ホームを作ろうとする東京の企業と、
その反対派のいざこざへ巻き込まれてしまう。
強制退去に抗う家族には、
やがて警察の手もまわってきて……。
ストーリーだけ聞くと重たそうにも聞こえるが、
そうならないのは夫婦役を演じる豊川悦治と天海祐希の
絶対的確信を感じさせるその態度のためか。
世の中理不尽なことが多い昨今だが、
こんなふうに自信を持って何事にも対峙できたら、
それほどイライラしないですむのかもしれない。
そしてここでも出てきました。
八重山諸島の最南端に位置する波照間島の、
そのさらに南にあるという伝説の島・パイパティローマ(南波照間)が。
やっぱりみんなこの島のことは気になるんだね。
僕も学生のときに、
沖縄でユタに関するフィールドワークをしていた先輩から、
この島に関する話を聞いて鳥肌が立ったのを憶えている。
監督は森田芳光。
僕らの世代は『家族ゲーム』や『ときめきに死す』で知られた監督だが、
晩年にこんな映画を撮っていたんだな。
いかんせん、その死は早すぎた。
2007年の日本映画。
東京都。2018年。
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by apolro | 2018-03-20 11:06 | 映画で旅する | Comments(0)

映画『ロング・トレイル!』を観た。

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舞台はアメリカ合衆国。
紀行作家として名を上げた主人公は今や四人の孫を待つ身。
妻にもそろそろ引退をと薦められるなか、
なにか不完全燃焼感をぬぐい去れず、
唐突にアメリカ東部を縦断する
アパラチン・トレイル3500キロの踏破を決意する。
しかし妻に見せられた、
トレイル踏破中に起きた過去のさまざまな
悲惨な事故記録を前に大いにびびり、
誰かパートナーを捜すことに。
そして唯一それに声を上げたのが
数十年前に喧嘩別れになったままの悪友だった。
さて二人は無事にこのトレイルを踏破できるのか?
こういったトレイルの旅は
自然および自分自身との邂逅だと思いがちだが、
実は次から次へと現れる
ややこしい旅人とのつきあいも大きな要素になったりする。
自分が大好きで自分以外はみんなバカだと思っている人(いる)。
相手の持っている装備にしか興味のない道具オタク(いるいる)。
ヘロヘロになっている自分たちを
やすやすと追い抜いていく若者たち(むうー)。
変わってはいるけれども愛すべき宿屋の主人(はいはい)。
ときには感じるささやかなロマンスの気配(これはたいてい勘違い)。
もちろん同行者がいれば、
その最少のコミュニティ内での喧嘩もある(……)。
そして、そういったことを一瞬で忘れさせてくれる絶景。
主人公が語る旅の動機、
「世界を知りたい好奇心」というのは、
僕も全面的に同意だ。
2015年のアメリカ映画。
東京。2018年。
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by apolro | 2018-03-13 11:13 | 映画で旅する | Comments(0)

映画『海街diary』を観た。

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舞台は神奈川県鎌倉、極楽寺のあたり。
父も母もいなくなった古い日本家屋で暮らす三姉妹が、
死んだ父の子だったという女の子を山形から引き取って、
一緒に暮らすところから物語は始まる。
えっーと。
このくだりまで映画が始まってからまだ20分と経ってないんですけど、
もう涙目になっている自分がいます。
三姉妹プラス妹のキャスティングが、
綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、そして広瀬すずという、
なんという美人姉妹。
これもカンヌ監督である是枝裕和のなせる求心力か。
一緒に暮らす姉妹といえども、
当然プライベートな事情はあるわけで。
でもそんななか、
極端な悪人も、
絵に描いたような善人も出てこないのが、
この映画の魅力のひとつでしょうか。
あと夏帆は、
先日観た映画『天然コケッコー』とは、
全然違うキャラを演じていてちょっとビックリ。
しっかりもののお姉さん役から、
甘えん坊の末娘役へと見事に演じ分け。
最初は誰だかわからなかった。
僕も三兄弟ではあるのだけれど、
僕だけ突出して歳が離れているので、
子どもの頃は三人一緒に遊んだ記憶があんまりない。
こんな風にいられたらよかったなあと、
ちょっと羨ましい。
あと是枝監督の撮る絵がものすごく丁寧なのもうれしかった。
後半に出てきたワンカットに、
綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずはもちろん、
それに加えてリリー・フランキー、鈴木鈴木亮平という面々が、
なんの違和感もなく収められていたのにはちょっと感動。
とりあえず是枝監督の未見の映画は全部観よう。
原作は吉田秋生のコミックですね。
2006年の日本映画。
2018年。東京都。
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by apolro | 2018-03-05 11:38 | 映画で旅する | Comments(0)