旅と暮らしの日々 by sato tetsuya


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カテゴリ:飲む日々、酔う旅、美味しい時間( 285 )


今年初の冷やし中華は御嶽にて。

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今年初の冷やし中華は、青梅線御嶽駅前の『東峯園』にて。
一般の冷やし中華のタレの味を「甘くて酸っぱい」と表現するならば、
ここのタレは「酸っぱくて酸っぱくてちょっと甘い」といったところ。
それだけ酸味が強くて、
今日みたいに暑い日にはうれしい。
麺は自家製の卵麺だそうで、
平打ちのそれはコシがしっかりとしている。
ボリュームはさほどでもないので、
餃子か半炒飯も同時に注文すればよかったかな。

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入口に「店舗改修につき5月15日から6月末まで休業」
と書かれた張り紙があったので、
もしかしたら、
この味わい深い店舗ともお別れなのかと思ったが、
聞いてみるとそれほどのことではなく、
改修程度なのだそうでまずはひと安心。
少なくとも白暖簾と入口脇に並ぶ料理サンプルは残して欲しいな。
さあ、今年も冷やし中華の夏が始まった。
東京都。2018年。
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by apolro | 2018-05-15 10:14 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)

民生食堂の灯りはともっているか。

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先月、惜しまれつつ店を閉めた
高円寺のバー『Goody』に続き、
今度は「『天平』が店閉めるらしいよ」
という噂が聞こえてきた。
『天平』といえばいわずと知れた(そうでもないか)、
都内でもわずかになってしまった「民生食堂」の看板を掲げる、
高円寺の定食屋だ。

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民生食堂については以前ブログでも書いたのでくわしい話は省くが、
ようは終戦後の食糧難時代、
廉価な定食を提供することを条件に、
米を優先的供給されることになっていた外食店だ。

以前の記事はこちら。
https://apolro.exblog.jp/25237767/

もちろんそのシステム自体はとうになくなってはいるが、
今でも当時のままの看板をそのまま掲げているのが、
『天平』なのだ。
自宅にいるときは、
昼食は基本自炊を旨としているので、
意外に高円寺で食事をする機会は少ないのだが、
そりゃあ大変だとばかりに翌日の昼間、
慌てて店を訪ねてみる。
もう閉めていたらどうしようという不安は、
遠目に店を眺めたときに、
暖簾が風に揺れているのを確認して霧散した。

f0217617_1057333.jpg
店に入ると先客は女性の二人組。
頼んだビールを運んできてくれたご主人に、
さっそく、くだんの件を切り出してみる。
結論から書くと、
閉めることは決まっているが時期はまだ未定とのこと。
現在店の前の通りの拡張工事が進行中で、
そのスケジュールにもよるらしい。
そういえば来るときに、
道路沿いにやたらに空き地が広がっていた。
「まあ年内一杯、もしかしたらもうあと少しっていうところかな」
意外とさっぱりした表情でご主人はそういった。
こちらとしては、
ひと安心とも残念ともいえない微妙な期間だが、
まだしばらくはこの店に来られることはわかった。
当初はせっかくなので、
まだ注文したことのない定食を注文するつもりだったが、
そうとわかれば話は違う。

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お気に入りであるアジフライ定食を頼むことにした。
ということで、
『天平』に行きたいと思っている人は、
あんまりのんびりしないほうがいいですよ。

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単品メニューも豊富なので、
夜、飲みに来るのもいいかもしれない。
次こそはこの店の看板である(たぶん)鰻を頼んでみようかな。
東京都。2018年。
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by apolro | 2018-04-11 11:00 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)

花嵐の花見会。

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今年初めてにして最後であろう花見へ。
ずいぶんと早く咲いた桜たちも、
あまり雨に降られなかったせいか、
四月の頭までなんとか残っていてくれた。
花見のときには、
散る花びらが酒のグラスにはらりと入ったりすると、
なかなか風流なものだが、
それに関しては今年はもう規格外。
じゃんじゃんと散ってきて、
酒も食べ物も花びらまみれ。
焼き鳥なんて、
新進気鋭の料理人が、
「鶏の照り焼き風 春の儚さを添えて」なんて
名づけそうな状態になっちゃいました。

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さあ、いよいよ春本番だ。
東京都。2018年。
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by apolro | 2018-04-02 11:34 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)

高円寺『Goody』の看板はもう灯らない。

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バー『Goody』が店をたたむらしいという噂が高円寺の街に流れたのは、
ひと月ほど前だっただろうか。
10日ほど前に訪ねたときにそれが事実であるということを知った。
そしてそのときなにを勘違いしたか、
3月末が閉店日だと思い込んでしまい、
昨晩、お別れにと出向いてみると、
すでに看板には灯りが入っていなかった。
実際の閉店は24日だったらしい。
なんという失態。
間に合わなかった。
この店を初めて訪れたのはもう15年以上昔になるだろうか。
それ以前、同じテナントに入っていた店に一、二度入ったことがあり、
久しぶりにと訪ねてみたら『Goody』というバーに変わっていた。
大阪出身のオーナー夫婦は、
ここに店を出す前の一時期、
僕の浦和の実家至近に住んでいたことがあったそうで、
そんなこともあって通うようになった。
小さいながら気取らないお店で、
誰とでもすぐ仲よくなれる雰囲気が心地よく、
チャージ、お通しなしの明朗会計というのも入りやすかった。
ビールを一杯飲んだら500円ジャスト。
(まあ、一杯では終わらないんだけれど)
財布が淋しいときでも安心して入れるお店だった。
駅から近いということもあって、
会社に勤めていたころは週に三日は寄っていたのではなかろうか。
家で仕事をするようになってからは、
駅まで出るのも億劫になってすっかりご無沙汰してしまっていたが、
人は、街は、知らぬまにいつのまにか変わってゆく。
まずはコージさん、ミホさん、お疲れさまでした。
またどこかで飲みましょう。
東京都。2018年。
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by apolro | 2018-03-29 09:58 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)

羊の串焼きを食べたあとの皿に金魚。

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いつもの酒飯『清浄』で羊の串焼きを頼む。
この串焼き、
大ぶりの羊肉の串を炭火で焼いてくれて、
クミンも効いているので、
羊好き、クミン好きとしてはたまらないものがある。
これにカエンペッパー等の香辛料を自分で振れば、
ちょっと新疆ウイグルあたりの雰囲気も。
赤ワインにも見事に合う。
ハフハフとあっという間に平らげて、
ふとお皿を見ると、
おお。
そこには躍動感あふれる金魚が今にも皿から飛び出しそう。
これはあたかも室町時代の水墨画家、
雪舟の少年時代の話さながらではないか。
お寺に入ったはいいが、
修行もせずに絵ばかり描いていて、
和尚さんに罰として柱に縛りつけられたら、
涙で超リアルなネズミを描いたというアレだ。
まあ、この場合、
金魚を描いたのは僕ではなくシェフでもなく、
すでに僕の胃袋に収まってしまった羊ということになるのだが。
東京都。2018年。
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by apolro | 2018-03-15 11:21 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)

伊平屋島の泡盛。

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伊平屋島で買ってきた泡盛を開けた。
泡盛の原料といえば
タイ産の赤米がよく使われていると聞くが、
この泡盛は島で収穫した米と、
島の水で仕込んでいるそうだ。
田んぼがある島ならではのぜいたくさ。
シークワーサーは帰りに那覇の公設市場で買ってきたもの。
これをしぼってロックで飲むと、
すっきりした味わいで、
くいくいと進んでしまう。
ちなみに絞ったシークワーサーの皮は
そのままグラスに入れっぱなしにして、
次から次へと足していくのが伊平屋流だと教わった。
たしかにこれだと自分がどれだけ飲んだかわかるし、
シークワーサーの香りもよく残るね。
ただこんなに次から次へとシークワーサーを絞るのは、
東京ではなかなかに勇気がいるけれど。
東京都。2018年。
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by apolro | 2018-02-11 11:44 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)

店のオヤジさんが想像でつくったといわれるチャンポン。

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一昨年に刊行されたものだが、
『町中華とはなんだ』という本を読んだ。
「町中華」ということばはあまり聞き覚えがないが、
いわれればすぐにピンとくる。
本格中華料理店でもラーメン屋専門店でもなく、
かといって中華系チェーン店でもない。
昔からたいていはどの町にも一軒はあって、
家族経営が基本。
中華といいながらカレーやカツ丼など、
準和食もメニューに並んでいる。
気がつけば街中で見かけることも、
ずいぶん少なくなってしまった。
そんな準絶滅危惧種となってしまった
「町中華」にフォーカスしたのが本書。
その本を後半まで読んだところで、
興味深い記述のぶつかった。
現物を見たことのない店主が、
自分の想像でつくったチャンポンを出す店があるというのだ。
少し前にそんなテレビ番組がありましたね。
世界各国の料理人に、
和食の名前だけを伝えてそこから想像した料理を作ってみせよ、
というやつ。
『妄想ニホン料理』というタイトルだっけ。
店があるのは西荻窪。
家からそれほど遠くない。
先日、思いきって足を向けてみた。
店の名前は『大宮飯店』。

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佇まいはシンプルで、
看板が出ていないと飲食店かもわからないぐらい。
西荻窪とはいっても駅からは徒歩15分といったところだろうか。
入ってみると、
まだ夜の部が始まったばかりということもあってか、
僕が露払いの客のようだ。
客席は長いカウンターのみで、
それに相対して調理場が延びている。
壁には大きな「御献立表」が。

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これだ。
この膨大なメニューの種類も町中華の特徴だ。
材料の仕入れだけでも大変だろうに。
一瞬、豊富なメニューに心が揺らいだが、
今回の目的はあくまでもチャンポン。
初志貫徹して「ちゃんぽん(メニュー表記ママ)ください」と注文する。
「はいー」という返事とともに待つことしばし。
「はい、ちゃんぽんですー」とカウンター越しに
目指すチャンポンはやってきた。
おお、たしかにこれは、
僕らが知る長崎チャンポンとはずいぶん様子が異なる。
長崎チャンポンの白いスープにくらべて、
こちらは醤油っぽいスープ。
そしてあんかけ状にとろみがついていて、
そのなかに溶き卵が見え隠れ。
もやし、ニンジン、キャベツ、なるとと具材は豊富だが、
魚介類は見あたらない。
僕がこれまでに食べたことのある麺類では、
一番近い存在が広東麺かもしれない。
そして一杯のボリュームも多い。
お腹を空かせているときに来てよかった。
とろみのついたスープも、
寒空を歩いてきた身体にはうれしい。
店主のおじさんに話を聞いてみると、
この店を開いたのはかれこれ50年近くも前とのこと。
50年前といえば、
このあたりの様子もずいぶん変わったでしょうと尋ねると、
「いやあ、このあたりは当時から住宅街だから、あんまり変わってないんだよねー」という返事。
たしかに周囲は住宅ばかり。
会社もなく、前述の通り駅からも遠い。
「そうなんだよねー。西荻から15分、荻窪からなら20分かな。久我山、富士見ヶ丘からもそれくらいかなー」
そんな立地でよくも50年も続けられたものだ。
「いやあ、昔は忙しかったんだよ。朝から晩まで働きづめ。出前もやっていたし」
そうだ。昔はこういう店から出前の頼むのが普通だった。
「基本ひとりしかいないんだけど、それでも店を開きながら出前も行っていたからね。でもね、さすがに身体がしんどくなってきて、70歳になったのを機に出前はやめたよ」
えっ、70歳を機にって、親父さん今いくつ?
「もう80になった(!)」
80歳を過ぎていまだに現役。
素晴らしい。
「昔にくらべたらヒマになっちゃったけど、でも食べ物屋がチェーン店ばかりになって、どこにいっても同じ味になちゃったらつまらないでしょう」
おっしゃる通りでございます。
そうそう、店を訪ねた本来の目的であるチャンポン。
「このチャンポン、親父さんが思いつきで勝手につくったの?」とは、
小心者の僕にはさすがに質問できなかったけれど、
自分が勝手に「長崎チャンポン」をイメージしていただけで、
本来の「チャンポン」という意味が、
沖縄の「チャンプルー」と同様に
「さまざまなものをまぜこぜにしたもの」ということならば、
どのようなチャンポンがあってもそれぞれ正解ということなのだろう。
厨房を歩く親父さんはちょっと足を不自由そうにしていて、
それが心配だったが、
それでも元気でいるかぎりは頑張ってお店を続けてくださいねと、
心のなかで願いながら、
お勘定をすませて店をあとにした。
東京都。2018年。
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by apolro | 2018-02-08 10:38 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)

伊平屋島でモズクの天ぷらを頬張る。

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子どものころからモズクは好きな食べもののひとつでしたって、
今から考えると我ながらシブイ子どもですね。
ただそうはいってもそのころのモズク料理といえば、
酢の物一辺倒。
たぶん親もそれ以外の料理法を知らなかったんじゃないだろうか。
なので沖縄に初めて来て、
汁物にたっぷり入ったモズクを食べたときには感動しました。
モズクにこんな満腹感を得られる食べかたがあったのかと。
モズク自体もそれまでに酢の物で食べていたものよりもずっと太くて、
まさに麺類のような食感。
実は沖縄はモズクの一大産地で、
国内のモズク生産量の95%以上を占めているのだとか。
そしてそのなかでも、
先日訪れた伊平屋島はモズクの主要産地なのだそうです。
島でモズクを食べるチャンスがあればいいなと期待していたところ、
いきなりフェリー乗り場を出たところにありましたよ。

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乗り場正面にある小さなお店のメニューには
さまざまな天ぷらメニューが掲げられていたのですが、
そのなかに「モズク」の文字が。
さっそくひとつ注文すると、
厨房からは「ジャーッ」という油の爆ぜる音が聞こえてきます。
沖縄でいう天ぷらというのは、
内地のサクサク、ホクホクが身上なのとはちょっと違っていて、
どちらかといとサクサク、ムッチリという、
フリッターに近いタイプが多いのですが、
やがて手渡されたのはかき揚げタイプ。
初めから塩味がついているところは、
いつものかき揚げとはちょっと違いますね。
そして驚くのはその大きさ。
子どもの顔くらいあるのではないでしょうか。
揚げたてアッツアツのこんなのを頬張ったら、
当然アレがほしくなりますよね。
多少慌て気味に「おばちゃん、ビール置いてないの?」と尋ねると、
「うちにはないけど(ガーン!)、フェリー乗り場の漁協売店に売ってるよ(よっしゃあ!)」との答え。
イイ大人が天ぷら頬張りつつ、
漁協売店に走ったのはいうまでもありません。
沖縄県/伊平屋島。2018年。
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by apolro | 2018-01-31 11:43 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)

銭湯上がりの赤提灯。

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お正月に銭湯通いをして、
ひとつ気づいたことがあった。
それは「銭湯を出たところに下がっている赤提灯には抗えない」
ということ。
東京の熱めの銭湯に入り、
多少のぼせ気味の身体を休憩室で休ませ、
いい感じに身体が水分を欲しがっているところに赤提灯。
これはもう圧倒的な破壊力だ。
1月2日に入った沼袋の『一の湯』なんて、
銭湯から出てふと首を右に向けたら、
そこにはあつらえたように赤提灯。
これはもしかしたら銭湯の一部として存在しているのでは。
強力さで知られるネオジム磁石ばりの吸引力で吸い込まれましたよ。
まずはビールを注文し、
一気呵成に飲み干す。
当然、うまい。
銭湯上がりのビールのうまさは、
山からの下山ビールのうまさに匹敵するのではなかろうか。
落ち着いたところでお品書きを確認する。
ポテサラや唐揚げといった居酒屋定番メニューに加えて、
ラーメンや炒飯といった中華メニューも豊富だ。
もしかしたら昼間からやっているのかもしれない。
そして「ラム肉串揚げ」「水餃子6個」という、
ちょっと珍しいメニューを発見。
どちら350円というお手頃価格。
そういえばカウンターに立っている愛想のよいお兄ちゃん、
流暢な日本語を話すが若干中国語の訛りがある。
尋ねてみるとやはり中国のご出身とのこと。
ははーん。
中国でラム肉や水餃子をよく食べるといえば、
ボクの30年前の知識によれば北のほうだ。
北京かハルビンか、あるいは内モンゴルか。
推理に推理を重ねたところで、
自信満々で「さてはお兄さん、あなた北のほうの出身だね?」と
尋ねたところ、
「ワタシは南のほう、福建省の出身デス」
全然違うんかーい!

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それでも出てきたラム肉も水餃子も、
小ぶりのものが小皿にたくさん盛られていて、
酒の肴としては最適な美味しさ。

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楊枝に刺して揚げられてラム肉のお皿には、
日本の七味とは違う材料で構成された
香辛料が添えられていて、
ちょっと新疆っぽい趣きでもある。
ビール1本のつもりがついついもう1本。
常連さんと思しきお客さんが、
「明けましておめでとう〜!」と元気に入ってきたところで、
すれ違うように店を後にした。
見知らぬ銭湯に入って、
偶然見つけた赤提灯で一杯やれば、
それだけでひとつの旅は完結する。
お店の名前は焼き鳥屋でもないのに、なぜか『仙鳥』。
東京都。2018年。
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by apolro | 2018-01-09 11:32 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)

踏切脇、白のれんのラーメン屋さん。

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久我山にて。
高射砲陣地跡地散歩のあとに見かけた一見のラーメン屋さん。
踏切脇という立地といい、
店構えの適度な寂れ感といい、
僕が好きなタイプです。
というか僕のように
昭和に生まれて、
子どものことから添加物たっぷりの食事を摂取し、
好き嫌いも許されず、
なんでも満腹重視で食わされてきたような人間の場合、
極端なことをいえば、
外観とか、店内の雰囲気とか、お店の人の感じとかで、
そのお店の料理の美味しさの半分は決まってしまう、
といえるのではないでしょうか。
いや、あくまでも僕の場合です。
それに加えて旅先でなんの予備知識もなく、
偶然通りかかった店が上記のような自分好みの体裁だったときには、
その「アタリ感」も含めてかなりの好印象になっちゃいますね。
いやいや、このラーメン屋が見かけだけといっているわけではいですよ。

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ここで食べた醤油ラーメンも、
見た目はちょっとこってりしてるのかなという印象がありましたが、
実際に食べてみると意外なほどさっぱりとした醤油味でした。
お昼の営業終了直前で、
空いていたというのもポイント高かった。
久我山なのになぜ甲斐なのかは聞かずじまいだったけど。
東京都。2017年。
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by apolro | 2017-12-14 14:19 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)