旅と暮らしの日々 by sato tetsuya


今日の旅、昔の旅、そして狭間のよしなしごと。
by apolro
カテゴリ
最新の記事
記事ランキング
以前の記事
ブログとサイト
マイナー鉄道とイタリアを愛する駄菓子さんのブログ
いつも旅ごころ

黒くて大きな動物たちと暮らす詩人姐さんのブログ
トチの贈り物

高円寺「清浄」のシェフ・melさんのブログ
melのブログ

高円寺のアートなブックバー「ブラインドブックス」のブログ
BLIND BOOKS

高円寺のヘビーユースな庶民派バー「GOODY」のサイト
Dram shop GOODY

廃墟&脱力系サイト「ポンチハンター」さんのサイト
ポンチハンター

航空フォトグラファーにして文章も達者な阿施光南さんのブログ
風の探検隊

旅と読書とイタリアと鉄道と。ikeさんのブログ
ike blog

*ブログ内の写真、文章の無断転載はお断りします。
最新のコメント
最新のトラックバック
www.whilelim..
from www.whilelimit..
http://while..
from http://whileli..
http://www.v..
from http://www.val..
花の都市という異名を持つ..
from dezire_photo &..
祭壇画の秘宝「神秘の仔羊..
from dezire_photo &..
重要文化財・三重塔のある..
from dezire_photo &..
古代ローマの水道橋と旧市..
from dezire_photo &..
星を継ぐもの ジェイムズ..
from 粋な提案
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
ブログジャンル
ライフログ
画像一覧

<   2018年 11月 ( 29 )   > この月の画像一覧


酒場の佇まい。下北沢の『さかえ』。

f0217617_13431539.jpg
下北沢で友人と待ち合わせ。
もともとそんなに通った街ではなかったが、
駅舎が建て直されて、
土地勘がさらになくなった。
待ち合わせの時間まで小一時間あったので、
その前に軽く引っかけようかと、
南側の細い商店街を歩いてみるが、
どこも若者向けだったり、
グループ向けのチェーン店だったりして、
オジサンがひとりで入るには気が引ける店ばかり。
あー、この街はもう完全に若者の街になちゃったのかなーと、
踵を返そうとしたときに路地に見つけたのがこのお店。
そう。
こういうお店がいいんだよ。
日本語の店名にのれん、そして引き戸。
躊躇なくのれんをくぐるとカウンターに案内される。
意外にもカウンターの向こうにいるのは若い夫婦(たぶん)。
そして客席側では白衣を着た老夫婦が店のお客と楽しそうに話している。
おそらくは彼らが先代で、
今はセミリリタイアしつつ、
忙しくなったときには援軍に入るのかもしれない。
まだ早い時間とあってか、
僕のほかに客は4、5人ほど。
みんな若いカジュアルな格好をしているが、
風貌を見ると僕より年輩っぽいのがまた下北らしさか。
瓶ビールと煮込みを頼む。
メニューを見るとここはモツが自慢らしいが、
残念ながらそこまで辿り着く時間はない。
瓶が空いたところで、
友人との待ち合わせ場所へ向かう。
東京都。2018年。
[PR]

by apolro | 2018-11-30 13:44 | 酒場、食堂の佇まい | Comments(0)

北海道土産『食べていいオソマ』。

f0217617_1130113.jpg
北海道土産をいただいた。
『食べていいオソマ』。
僕が現在読み続けている数少ないコミックのひとつ、
『ゴールデンカムイ』とのコラボ商品ですね。
舞台は日露戦争後の北海道。
大陸帰りの陸軍第七師団や、
生き残っていた土方歳三、
そしてこれまた二百三高地の激戦を生き残った主人公「不死身の杉本」らが、
アイヌがらみの金塊を巡って火花を散らす歴史漫画。
物語の設定もさることながら、
アイヌの生活文化、食文化をていねいに描写しているのが心地よい。
ちなみに『食べていいオソマ』というのは、
もうひとりの主人公、アイヌの少女・アシリパが、
味噌を舐めている杉本を見て、
「この和人、オソマ(ウンコ)を食べてる」と、勘違いするところから。
その後、アシリパも味噌が大好物になるんだけど。
で、いただいた『食べていいオソマ』ですが、

f0217617_11304463.jpg
こちらは山椒がピリリと効いたヒンナな(「美味しい」とか「神様に感謝」みたいな意味らしい)舐め味噌でした。
キュウリに添えていただきます!
東京都。2018年。
[PR]

by apolro | 2018-11-29 11:31 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)

小石川の夜。

f0217617_16392358.jpg
昨晩は大学時代の学友が、
『東京発 半日徒歩旅行』の出版をお祝いしてくれた。
学生時代にはいろいろあった面々だが、
今ではみんなそれぞれの道でそこそこに偉くなっている。
飲み始めた当初は僕の本の話に花が咲いたが、
やがて映画、芝居、音楽、そして政治と、
あのころと変わらない会話に戻っていく。
なんの遠慮も忖度もなく話ができるのが、
あの時代の友人なのかもしれない。
まあ、最後にはみんなが買ってくれた本に
公衆の面前サインをさせられるという、
ちょっとしたハズカシメもありましたが。
それはともあれ、みんなどうもありがとう。
それにしても写真でまじまじと見ると、
僕の顔って『鼻メガネ』みたいだな。
ヒゲでも生やしてみるか。
文京区小石川『ちょこや』にて。
いいお店でした。
東京都。2018年。
[PR]

by apolro | 2018-11-28 16:41 | 飲む日々、酔う旅、美味しい時間 | Comments(0)

「棚部」活動再開!

f0217617_11294436.jpg
一時、憑かれたように棚をつくっていた時期があった。
市販品と違い自家製の棚は、
部屋の空間にジャストサイズのものを制作できるのが魅力。
さらに市販品の棚は安定性を求めるためか奥行きがありすぎるものが多く、
手前のあまったスペースが気になってしかたがない。
その点自分でつくれば、
本の判型にちょい余裕を持たせた程度のサイズを設計できる。
ジャストサイズにしすぎるとそれはそれで出し入れしづらくなるからね。
しかし、あるときから「棚部」は活動休止。
それは別に飽きたらでも、
入れるべきものがなくなったからでもなく、
棚を吊るべき壁が、
もはや家になくなったからだった。
ところが。
先日突発的に仕事部屋の模様替えをしたところ、
そこに広大な壁が現れたのだよ。
かくして「棚部」は久しぶりに活動再開である。
いきなりその広大な開拓地に入植する前に、
まずは移動した机の足元から。
ここにはそれまで本棚があって、
それをばらして机を置いたわけだから、
そのままだけでは本棚が移動しただけで、
棚を増床したことにはならない。
そこで机の足元奥に幅120センチ、高さ55センチほどの、
文庫、新書専用サイズの本棚をつくってみた。
概算で250冊は収納可能。
窓際なので、
これからの季節に足元から外気を遮断する断熱効果を期待してみた。
久しぶりの棚作り、楽しいぜ!
東京都。2018年。
[PR]

by apolro | 2018-11-27 11:35 | 旅の道具、日々の道具 | Comments(0)

『東京発 半日徒歩旅行』で歩いたところ。奥多摩の日原鍾乳洞。

f0217617_10452513.jpg
『東京発 半日徒歩旅行』で歩いた日原鍾乳洞。
ページ数の都合で、
本編ではふれられなかったが、
鍾乳洞から東日原へ戻る途中、
「巨樹コース」と書かれた山道があったのでそちらを辿ってみた。
舗装路と併走する遊歩道みたいなもんじゃろうと軽い気持ちで踏みいったが、
これががっつりと九十九折りで突き上げる急登コース。
時間的にはたいしたことはなかったけれど、
おかげで鍾乳洞で涼んだ身体がまた汗びっしょりに。
もともとは山仕事のための作業道なんだろうな。
後半は緩やかな下り道だったので、
ここは往路で歩くのが正解かもしれない。
巨樹が現れるのも中盤以降だった。
東京都。2018年。
[PR]

by apolro | 2018-11-26 10:47 | 旅の日々 | Comments(0)

2018年銭湯行脚四十六湯目、要町『山の湯温泉』。

f0217617_1434176.jpg
2018年銭湯行脚四十五湯目は要町の『山の湯温泉』。
池袋から有楽町線でひと駅。
要町駅から路地を入る。
このあたりはまだ再開発があまり入っておらず、
曲がりくねったり、
蜘蛛の巣のように入り組んだ細い道が、
縦横無尽に走っている。
以前、よく仕事をお願いしていた
カメラマンのスタジオがこのエリアにあり、
場所を憶えるのに当初は難儀した記憶がある。
なので今回はしっかり地図で確認してから出発。
案の定、ぐねぐねと回り込む道を辿ってゆくことになり、
ちょっと不安になるが、
そんなとき左手に屹立する煙突を発見。
あとはひたすらそれを目印に近づく。
細い道からさらに人しか通れないような路地が右に分かれ、
そこに「山の湯温泉入口」の看板が。
おお。
過去にも入口が面している道路が細い銭湯はいくつかあったが、
細さだけでいったらここがダントツではないだろうか。
魚眼レンズでも持ってこないかぎり、
真正面からの写真は撮れそうもない。

f0217617_1435280.jpg
しかたがないので、
手前の広い道から斜めの角度で一枚。
広い道といっても、
クルマ一台がギリギリの広さだけれど。
番台に座るおじさんにお金を払い、
服を脱いで入湯。
浴場は珍しいレイアウトだ。
関東の銭湯はたいてい一番奥の壁に接するように浴槽があるのに対して、
ここは浴場の真ん中にある。
しかも湯船はヒョウタン型をしていて、
二種類のお湯に分かれている。
底から泡が湧き立つ系と、
壁から強力なジェット水流が噴出されるタイプ。
その中間には小さな水瓶を持った裸婦像が据えられており、
その水瓶からちょろちょろとお湯がこぼれている。
ジェット水流のほうが熱めなのに対し、
底から泡で出るほうはぬるめ。
ぼくにはこっちがちょうどよい。
入口をのぞく三辺は洗い場がコの字型に並び、
さらにその一角にはサウナ。
サウナは無料で利用できるようだ。
壁の銭湯絵は、
男湯は七尾湾からのぞむ山々。
なぜ七尾湾だとわかるのかといえば、
下にちゃんとそう書いてあるから。
富山湾ではなく七尾湾というところにこだわりが感じられる。
ちなみに七尾湾は富山湾からさらにえぐるように能登半島に食い込んでる。
富山湾からなら剱・立山連峰が見えるが、
ここからはちょっと無理そうだ。
とするとあの山々は能登半島の山なのだろうか。
そしてここのご主人は能登ご出身なのか。
対する女湯のほうには、
富士山の七合目から上くらいがかろうじて見えた。
銭湯絵の下にはどこかヨーロッパアルプスを思わせるタイル絵。
帰り際に番台のおじさんに聞くと、
創業は昭和30年台半ばとのこと。
とくに温泉が湧いているわけではなさそうだが、
そのわかりにくい立地から、
山中の秘湯に辿り着いたような喜びを感じられる銭湯だった。
東京都。2018年。
[PR]

by apolro | 2018-11-25 14:39 | 銭湯行脚 | Comments(0)

高円寺から要町へ半日徒歩旅行。

f0217617_10413441.jpg
ここ10日ほどデスクワークが続き、
からだがなまっていたのだがようやくひと段落。
家での昼食をすませてから、
半日徒歩旅行に出かける。
今回は久しぶりに玄関からすぐスタート。
高円寺から北上して沼袋方面へ。
途中には刑務所の囚人が作ったものを販売している
専門ショップがあってたまにのぞくのだが、
この日は勤労感謝の日とあってかお休み。
売られている『ブルースティック』という染み抜き材は、
優秀かつ安いのでオススメです。
そこから新井薬師に向かい、
薬師様にお参りしたあとは西武新宿線を渡って、
哲学堂公園へ。
ここは東洋大学の創始者であり、
哲学者でもあった井上円了先生が精神修養の場として造った公園で、
お釈迦様とはじめ、孔子、ソクラテス、カントを祀った四聖堂をはじめ、
いくつもの興味深い建築物が現存している。
もっとも、
個人的にはこの公園の脇に建っている野方給水塔に目を奪われる。
大きいということはそれだけの人の心を揺さぶるという好例だ。
現在は稼動しておらず、
モニュメントのように建っているのみだが、
多摩川からここまで延々と
水道道路の下を水が流れてきたのかと思うと、
感慨深いものがある。
この先には大きな家が連なる古い住宅街があり、
垣根の薔薇や山茶花が美しく咲いていた。

f0217617_10415927.jpg
秋晴れの空に黄色い薔薇の花が映える。
そこからは椎名町駅の商店街を
冷やかしながら西武池袋線を越えていけば、
東京メトロの要町駅まで大した距離ではない。
そして要町の蜘蛛の巣のような路地のなかに、
この日の最終目的地である銭湯があるのだった。
ね。

f0217617_10422025.jpg
グッとくるものがあるでしょう?
その話はまた次の機会に。
のんびり歩いて歩行2時間といったところか。
東京都。2018年。
[PR]

by apolro | 2018-11-24 10:47 | 旅の日々 | Comments(0)

食堂の佇まい。五井の『いしばし食堂』。

f0217617_1371389.jpg
五井駅は小湊鐵道とJR内房線の乗り換え駅。
駅前はこぎれいに再開発されているが、
この規模の駅なら、
チェーン店ではないインデペンデント系の食堂がきっとあるはずと、
歩いてみたところ出くわしたのがこのお店。
なんか暖簾がかかっている店に弱いな。
店内ではおじさんグループがすでにビールの栓を開けている。
メニューには『さばみそ定食』や『ヤリイカ煮定食』など、
魚介類をメインにした定食がずらりと並んでいるなか、
頼んだのは『カキフライ定食』。

f0217617_1373527.jpg
カキフライにも弱いな。
家であんまりつくる料理でもないしね。
食事を終えて、
残ったビールをゆっくり飲んで、
お会計をすませたところで、
次の東京行きの特急の発車時間まであと10分。
ダンドリいいぜ。
千葉県。2018年。
[PR]

by apolro | 2018-11-23 13:08 | 酒場、食堂の佇まい | Comments(0)

2018年銭湯行脚四十五湯目、横浜『松島館』。

f0217617_10342715.jpg
2018年銭湯行脚四十五湯目は横浜の『松島館』。
横浜駅はもちろんのこと、
桜木町界隈だってとうに再開発は終わったと思っていたけれど、
そのどの駅からもちょっと遠い住宅街の一角に『松島館』はあった。
まさに「ひなびた(ホメ言葉です)」ということばが相応しい。
入口の両脇に施されたモザイクがちょっと珍しい。
暖簾をくぐって男湯へ入ると、
番台には誰もいない。
ここの番台はちょっと変わっていて、
通常のものよりずいぶん低い。
番台に人が座って、
その横に来た人が立つと、
顔の高さが同じくらいだろうか。
とりあえず服を脱ぎつつ、
人が戻ってくるのを待とうと思ったのだが、
フリチンになってもまだ誰も来ない。
脱衣所で涼んでいたおじさんに、
「お金払うの、上がってからでも大丈夫ですかね?」
と尋ねると、
「大丈夫。いつもいないんだから」
なんていう話をしているうちに、
「ごめんなさいねー」と、
女湯のほうからおばちゃんが戻ってきた。
470円を払って安心して浴室へ。
洗い場の蛇口は30台くらいか。
浴槽はふたつ。
ひとつは壁からジェット水流が噴出している。
深さが僕の膝のちょっと上までしかない。
銭湯ではなかなか珍しいのではなかろうか。
浴槽の奥に描かれた銭湯絵は定番の富士。
脇に「西伊豆」と書かれていることからもわかるように、
雲見あたりからの風景だろうか。
先客はひとりだけ。
静かな午後。
静かにからだを洗い、
静かに湯船に浸かり、
静かに出る。
牛乳やジュースと並んでビールも冷やされていたので、
もちろん注文。
おばちゃんに話を聞けば、
おばちゃんの代ですでに四代目とのこと。
つまりは80~90年前の創業というところか。
戦争で一度焼けたものの、
戦後に建て直したそうだ。
立派な柱をはじめとする材木は、
わざわざ新潟から運んできたとのこと。
ところが最初に運んだ材木は、
次の材を仕入れに行っている間に盗まれてしまい、
それからは寝ずの番をつけて守ったんだって。
「『○○館』ていう名前、銭湯では珍しいですね」と訪ねると、
「そんなことないよ。このあたりにはたくさんあったわよ」という、
元気な声が返ってきた。
横浜の銭湯、
なんだか奥が深そうだ。
神奈川県。2018年。
[PR]

by apolro | 2018-11-22 10:35 | 銭湯行脚 | Comments(0)

重版決定!

f0217617_11253566.jpg
今月上旬に上梓した拙著『東京発 半日徒歩旅行』ですが、
おかげさまで重版決定でございます!
ご購読いただいたかたはもちろんですが、
それ以外にもSNSや口コミで広めてくださった皆さまのおかげです。
どうもありがとうございます。
重版。
ああ、なんと素敵な響きを持ったことばでしょう。
出版に携わる人ならわかっていただけると思いますが、
このことばは大好物。
ごはんなら三杯、
ワインなら一本は簡単に空けられちゃいますね。
これからもこのことばを耳にできるように、
どうぞよろしくお願いいたします。
そういうわけで、
現在書店の店頭に並んでいる初版本は、
だんだん目にする機会が少なくなることが予想されます。
初版ならではの特典としては、
著者の頭の悪さ丸出しの「誤植」を見つけられるかもしれません。
笑ってやるのなら今のうちですよ。
写真は『東京発 半日徒歩旅行』で歩いた、
「二ヶ領用水」のゴールからもほど近い『たぬきや』でのお疲れビール。
やったー!
東京都。2018年。
[PR]

by apolro | 2018-11-21 11:26 | 今日の昼ごはん | Comments(0)