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タコ糸売り場はどこ?

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タコ糸が必要になり近所のホームセンターへ。
そこではたと考える。
タコ糸は何売り場にあるのだろう。
まず最初に頭に浮かんだのは文房具売り場だ。
子どものころ、
タコ糸は近所の文房具屋兼駄菓子屋みたいなところで買っていたからね。
しかし最近の高性能なペンやらノートが並ぶその棚にはなし。
次に考えたのはDIY関連の売り場。
実際、麻ひもや白いビニール製のひもはいつもそちらで買っている。
だがその並びにもタコ糸は見つからず。
店のスタッフに尋ねればいいものを、
ここまでくるとなんだか意地になって自分の力で探したくなってくる。
そこでさらに考えを絞って、
タコ糸の用途を考えてみたところで思い浮かびましたよ。
向かった先はキッチン用品売り場。
案の定ここで発見。
最近のタコ糸が使われる一番の用途は焼き豚を調理するときらしい。
いやあ、よく気がついたと思ういっぽう、
自分が一度でも焼き豚を作ったことがあればすぐに思いついただろうなと、
ちょっと反省。
実際の商品を見れば用途は明らかだ。

そもそも今どきタコを揚げるのにタコ糸なんて使わないか。
で、タコ糸は何に使うのかって?
まだ本体はたっぷり残っているのに、
芯だけ燃え尽きてしまったロウソクの再生ですよ。
なんだか貧乏臭い使いかたでスイマセン。
東京都。2024年。

# by apolro | 2024-03-27 16:31 | 旅の道具、日々の道具 | Comments(0)

金継ぎとウルシかぶれ。

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欠けた皿やら茶碗やらがたまってきたので久しぶりに金継ぎ部活動。
と思ったら下処理をすませただけの段階でまたウルシにかぶれてしまった。
ゴム手袋してアームカバーをしてフェイスガードもつけてと、
万全の体制で臨んだのになー。
しかし一番かぶれやすそうな指まわりは大丈夫で、
手首とか顔とかがやられているということは、
きっと作業を終えたあと、
手袋を外したりするときの間接接触が原因かもしれないな。
皮膚科の先生に「そろそれ免疫つかないですかね?」と尋ねたところ、
そう簡単にはいかないらしい。
若いころから扱ってた人が歳を経てようやく耐性ができるくらいのもので、
初めて数年じゃムリムリとのことだった。
そうなのかー。
気をつけるしかないのかー。
しかしそのたびごとにかぶれるようじゃ、
接着剤を使ったなんちゃって金継ぎにも逃げたくなろうというものだ。
定例の眼科に加えて皮膚科。
一日で病院をハシゴしたのは生まれて初めてだ。
東京都。2024年。




# by apolro | 2024-03-26 11:21 | 旅の道具、日々の道具 | Comments(0)

『街道をゆく』と僕。

『街道をゆく』と僕。_f0217617_16452326.jpeg

司馬遼太郎の『街道をゆく』シリーズに手をつけ始めたのはこの10年ほどのことだ。
もちろんそれ以前もその存在は知っていたが、
それまでは国外志向というか辺境志向というか、
なかなか国内の街道筋にまでは目が回らなかった。
同様に小説のジャンルでもそれまではSF小説や現代を舞台にしたものを読んでいたのが、
歴史小説や時代小説にシフトしだしたのも同じころだ。
まあ、年を取ったというこのなのだろう。
国内の徒歩旅行に関する本を何冊か書いたことも大きいかもしれない。
しかしこのシリーズに手をつけ始めたといっても、
これまで読み終えたのはたぶん10冊ほど。
シリーズ全体で43巻もあるそうなので三割にも満たない。
やはりどうせなら、
自分も実際に訪ねたことがあるものを読みたいというのが理由のひとつ。
旅したことがあってある程度土地勘もある場所だと、
書かれている内容がすいすい頭に入ってくるし、
自分の記憶を下敷きにしての想像力も膨らむ。
そしてその次に読むのは、
これから自分が行こうとしている旅先に関わる場所のもの。
旅のプランニングにも大いに参考になる。
もっともこのシリーズが書かれたのは今から40年以上も昔なので、
歴史の定説が当時と現在とでは変わってしまっていることもあり、
ときには地元の識者から「司馬遼太郎はああいってはいるが……」と異論を聞くこともたまにあるが、
それはしかたのないことだろう。
そんなこんなで写真の三冊。
どれも今度の旅計画に関わってくるものだ。
一気に三冊となるとうれしくもあるがそれはそれで忙しい。
東京都。2024年。

# by apolro | 2024-03-24 16:45 | 本で映画で旅をする | Comments(0)

アマゾンの誤配。

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パソコンで調べ物をしていると、
アマゾンから配達完了のメールが届いた。
そういえばなにか注文していたなとメールを開いてみる。
コロナ以降のアマゾンって置き配、
つまり対面でサインとかを求めずに玄関先にそのまま置いていくようになった。
誰でも入れるアパートみたいなところだとちょっと不安を感じるシステムだけど、
うちはとりあえず玄関に門扉があるのでそのなかに置いていってくれるぶんには、
これまでとくに不便を感じたことはない。
配送業者も圧倒的に人手不足らしいので、
再配達の手間を考えたらこれが時代に即したやりかたなのかもしれない。
そしてその代わりというわけでもないのだろうが、
玄関先に商品を置いた写真を配達完了メールに添付してくるようになった。
今日届いたメールにもそれがあったのだが、
「……点。この家、どこ?」
明らかに我が家でない。
どこかほかの家に誤配してしまったのだろう。
これが一般の宅配業者なら配達担当者にすぐ電話をかけて間違いを指摘できるのだが、
ご存じの通りアマゾンはなんでもかんでもメールでのやりとりになっている。
そして届いた配達完了メールを確認しても、
「誤配の場合は……」なんていうサポートはない。
いや、メンドクサイことになったな。
届いたメールを眺めながらしばし考える。
そして気づいた。
写真に写っているこの玄関、
なんか見たことある!
慌てて家を出てすぐに正面を見れば、
そうだ!お向かいさんの玄関だ。
そしてそこにはたしかに僕宛ての荷物が置かれている。
とはいっても一応他人様の敷地なので呼び出しチャイムを何度か押してはみたが反応はなく、
どうやら不在のよう。
ちょっと躊躇したものの、
宛先には明らかに僕の名前が書かれているので意を決してピックアップ。
おそらく誰にも一番手間のかからない解決をした気がするのだが、
なんかちょっと後ろめたい気持ちがするのはなぜだろう。
しかし両方の家ともに表札がかかってるのに、
それでも間違えるってよっぽど忙しくてパニック状態だったのだろうか。
ちなみに配送されたのは写真にある駄菓子屋のプラモデル。
お向かいさんに間違って開けられてたら、
ちょっと恥ずかしかったかもしれない。
そして皆さん。
いくら対面なしで買い物できるからといってときにはこんな誤配もありうるので、
あまりにも人に見られたら恥ずかしいあんなものとかこんなものを購入するのは、
考えたほうがいいかもしれませんよ。
自分への戒めもこめて。
東京都。2024年。

# by apolro | 2024-03-22 18:12 | 旅の道具、日々の道具 | Comments(0)

古びた簾とカマキリの卵。_f0217617_18142177.jpeg

冬の間ずっと巻き上げたままになっていた簾。
よく見たらカマキリが卵を産みつけていた。
形状からしてコカマキリのそれかな。
親のコカマキリの姿はひとシーズンに一度くらいしか目にすることはないけれど、
こうして卵を産みつけているということは、
なんとか種は継承されているのだろう。
数年使って簾もちょっと傷んでいたので、
そろそろ買い替えどきかなと思っていたのだが、
子どもたちが孵化するまではこのままにしておこう。
たぶん彼らが誕生するのは4月から5月にかけて。
みんな立派に成長してバッタやらアブラムシやらアオムシといった、
植物にダメージを与える虫たちをモリモリ食べてくださいな。
東京都。2024年。


# by apolro | 2024-03-21 18:14 | 旅の生き物、日々の生き物 | Comments(0)

今日の旅、昔の旅、そして狭間のよしなしごと。

by apolro